2017.08.09
夏の夜を涼しく眠るベストアンサーです
- CREDIT :
写真/林 敏一郎(FOREST) スタイリング/稲田一生 文/吉田 巌(十万馬力)
LEON.jpの一押しは“リネン”を用いたシーツやパジャマなどの寝具。リネンは言わずと知れた夏服地の定番ですが、じつは快眠を誘う効果も絶大なのですよ。
リネンが夏にベストなワケ

その理由はもちろん、リネンが寝具に適したさまざまな性質を備えているから。とくに嬉しいのが吸水性、放湿性、発散性に優れるところ。つまり寝汗をかいても常にサラサラ感をキープできるわけです。
加えて抗菌・防臭・防虫効果も高く、静電気が起きにくいという特性も。まさに夏の寝具として最強のポテンシャルといえるでしょう。
蒸し暑い夏の夜を涼しく、そしてリッチな気分で眠りたかったら、リネンに是非とも注目です!
ベッドで涼しく眠りに落ちるなら、リネンのシーツ&ピローケースで

こちらは世界の一流ホテルで使用されるファブリック製品の企画デザインを手がけてきた笹木美保子氏が、2015年に立ち上げたホームライフスタイルブランド。
彼女は世界のリネンに造詣が深く、使用する素材は最高品質のもののみ。もちろんデザインや縫製面も極上です。高級ホテルのベッドそのままの寝心地を味わいたかったらこれです。


上質リネンゆえゴワゴワ感は一切なし
麻といえばゴワゴワした肌触りを想像するかもしれませんが、グラン フォン ブランのベッドリネンは麻類の中でも一番柔らかな繊維となる最上級のリネン糸で織られています。そのため麻とは思えないほど滑らか。洗うほどにもっと柔らかく肌に優しいタッチへと変化していきます。
Tシャツのまま寝ている? いますぐリネン混のパジャマにすべし

エアコンで適切な温度環境を保っているのなら、パジャマを着た方がよほど涼しくしのげます。パジャマは縫製の縫い目も小さく、肌にできるだけ摩擦がないよう設計されていますから。
そしてさらに真夏でもぐっすり眠り落ちたいなら、やはりリネンの力に頼るのが正解。そこでおすすめなのが、かの名門アクアスキュータムが手がけるご覧のパジャマ。
コットン90%+リネン10%ですが、コットン100%のものより格段とサラサラしたタッチ。加えて各縫製箇所のステッチ部分もゴロツキ感皆無の繊細な仕上がりゆえ、より心地よく眠られるという寸法なのです。


夏だけではなく、一年中気持ちよく着用できます
コットンやシルクのパジャマもいいものですが、汗をかく夏場は吸水速乾性により優れるリネン使いのパジャマに分があります。またリネンは糸の中に空気の層を溜め込む性質もあり、夏は涼しく冬は暖かいと、年間を通じて心地よく着用できるのです。
眠る前、シャワー後に体温を下げるならこの手もあり

こちらのブランドは見るからにラグジュアリーな着心地が伝わってくるリネン混のバスローブを展開。バスローブの多くはコットン100%のものですが、こちらはリネンを混紡し、素早く身体の火照りをとってくれます。こういうのを湯上りにさらりと羽織れば、汗を吸ってくれて体温が下がり深い眠りに誘われるのは必定でしょう。


思わす触りたくなる優しい風合い
肌に当たる裏面はオーガニックコットン、表面はリネンコットンを使用したダブルガーゼ仕立て。縫い目を折り伏せしているため、縫製部分がゴロつくこともありません。