2024.11.02
「シたら、すぐ帰ってほしい!? 恋愛にクールな美女がムラムラする男性とは」ほか傑作選
人気バーのマスターにして作家の林 伸次さんが巷の美人たちのプライベートに迫る連載「美人はスーパーカーである」【恋愛編】から、人気記事をプレイバックします。
美人とは「美」という高スペックを備えたスーパーカーのような存在ですが、果たしてそのスペックは彼女たちに何をもたらすのでしょうか? 美人たちのお仕事や恋愛談をこっそりお見せします。
シたら、すぐ帰ってほしい!? 恋愛にクールな美女がムラムラする男性とは

「クラブのパーティーで知り合った、一級建築士の勉強をしながらゼネコンに勤めるハイスペでした。でも彼、すっごく結婚をしたがる人だったんですよ」
── いいじゃないですか〜(笑)。しましょうよ。
「嫌ですよ(笑)! 結婚願望ないですもん。子供はいらないし、私にとって大事なのは私だけ。自分のお金も時間も私だけのものにしたいです」
── おお、はっきりした意思があるんですね。
「はい、そう伝えているのに家族や友人に会わせて周りから固めようとしてくるから……。一度は騙し打ちで実家に連れて行かれたこともあります」
「親に嘘をついて初めてラブホに泊まって……」男性に依存気味だった美魔女の過去

「そうですね、初体験は彼でした。夏休みに旅行しようって話をして、でもまだ高校生ですから遠くまでは行けなくて、確か一泊で渋谷に行ったんだと思います。アリバイ作りで協力しあっている女友達と口裏を合わせて、親に嘘ついて初めてラブホに泊まりました」
── そうか、親に対してアリバイ工作をしないと泊まりでは出掛けられないですよね。
「うちは厳しかったので特にそうでした。どんなケアをするのが正解かわからなくて、全身の体毛を剃って臨んだことは記憶にあります(笑)」
── へえ〜、女子ってそんなことを気にするんですね。初めての時ってどうでした?
「ただただ幸せって感じだったんじゃないかな。ずっと一緒にいられるってことがうれしくて、痛いとか痛くないとかは忘れてしまいましたね。私はセックスの内容よりも、くっついていることに幸せを感じることが多いかな。
その後は、短大に進学して先輩から誘われてパーティーサークルみたいなのに入りまして……」
付き合うオトコを次々とダメにした美女の恋愛遍歴

「それはですね〜。大学とはまったく縁もゆかりもない、すご〜く年上の男性と……」
── あああ〜、凄くダメな感じしかしない〜(笑)。
「でしょう(笑)。そこから私の恋愛人生が狂ったと思う」
── なんでそんな男性と知り合っちゃったんですか。
「よくある食事会みたいなところです。今は会社員ですが、以前はモデルの仕事をしていて、その関係で20歳の頃から六本木界隈で朝まで遊んで、家で身支度を整えて学校に向かう、みたいな生活になっちゃって(笑)」
── それでよくちゃんと学校に通えましたね!
「頑張りましたね。クラブに行くような派手な遊びをしていたわけでもないんですが、彼の影響で高級な美味しいご飯屋さんとかには行きまくってました。でも彼、亭主関白な感じで束縛も凄くて。在学中から同棲し始めたんですが、そこからは友達と遊んでいても、17時半頃には『夕飯作らなきゃ!』って帰るような生活をしていました」
── その人はお金持ちで自信満々な人だったんですか。