【鉄板】コンバース・オールスターからジャックパーセルまで、大人の名品５選

若者から大人まで、誰もが１度は足を入れたことがあるであろう「コンバース」。2017年に「オールスター」が生誕100周年を迎えたこともあり、ますます深みを増してきた感じがしますよね。
 
そもそも「コンバース」は、1908年にラバーシューズのファクトリーとして創業。その後バスケットボールの発展と共に成長してきたワケですが、スニーカーの黎明期から、独自のスタイルを貫いてきたことこそが最大の功績と言えるでしょう。
 
定番スニーカーとされる名作は世の中に多々ありますが、流行や世代、そして着こなしを選ばない普遍性をここまで確立したブランドというのも珍しいもの。いつの時代もスタンダードを示してくれる「コンバース」は、常に北を差すコンパス（コンバースだけに）のよう。だからこそ、老若男女に愛される存在であるのです。
 
さて、そんな「コンバース」には沢山のモデルが存在していますが、我々大人を導いてくれる名作といえば、「オールスター（チャックテイラー）」「ジャックパーセル」「ワンスター」でしょう。ここから先は、改めてその歴史と共に3モデルを見ていきましょう。

1917年にバスケットボール専用のシューズとして登場し、アメリカのプロバスケットプレイヤー「チャールズ・H・テイラー」が着用したことで広まったオールスター。通称チャックテイラーとも呼ばれ、アメリカ文化とともに世界中に広まったコンバースのマスターピースです。ちなみに、オックスフォードと呼ばれるローカットタイプは1957年から発売開始されたモデル。

誕生から100周年を記念して生まれた「オールスター 100」の素材アレンジモデル。アッパーの全面をメッシュ素材でアレンジしたこちらは、トリコロールカラーを意識したことで爽やかな雰囲気に。テープラインの色やアンクルパッチのアウトラインなど、オリジナルとのちょっとの差でこんなに新鮮。

トウの“スマイル”やヒールラベルの“ヒゲ”など、独特なディテールが愛されている「ジャックパーセル」。同名のバドミントンプレイヤーが開発に携わって誕生した同モデルは、シグネチャーモデルの先駆けとも言われます。人気の高いソフトレザーも捨てがたいですが、春に向けて軽快な足下を演出するなら、左の今季登場したスエードバージョンを推薦。

オリジナルは、キャンバス地のオールスターに続くレザー仕様のバスケットシューズとして誕生した「スムースレザー オールスター」（通称ジャックスター）。1969年の発売当時は星マークに2本のラインが入ったデザインでした。ラインを廃してシンプルになった「ワンスター」は1974年から。わずか2年で生産終了するも、84年に日本製で復刻。“オールスター”と刻まれたヒールラベルが歴史を物語ります。

定番もいいけれど、もう少し個性が欲しいという諸兄にぜひ訪れて貰いたいのが、ホワイトアウトしたオールスターに自分だけのデザインを施せる「ホワイトアトリエ バイ コンバース」。用意されたデザインやタイポグラフィを見本帳から選んで組み合わせるだけで、オリジナルな1足に。純白のオールスターはそのまま履いてもアリ。ショップは原宿と吉祥寺の2店舗。