2016.04.23
仕事なんて最高だ!
金曜の夜から日曜まで予定がびっしり、なんて聞くと人生楽しんでるな〜と思いますよね。もちろん、ある意味そうなんですが男にとって人生でもっとも長い時間を過ごすのは「仕事」の時間。
ならばそこを楽しんでこそ、本当に人生を楽しんでいると言えましょう。と言うかどこまでが仕事でどこまでが遊びなのか、わけがわからないくらいアグレッシブに生きている男こそが格好いい、とLEONは考えます。
そして、ここが重要なんですが、そういうオヤジさんというのは間違いなく仕事がデキますから、当然モテます。というわけで、余暇の時代と言われる今、あえて言わせていただきます。そう、モテるオヤジは、仕事を遊ぶのです!
どちらもデキそに見えませんか?
ただし仕事のデキるオヤジというのは着ている服がスーツであれTシャツであれ、明らかにデキそなオーラが漂っている。じゃ、その "デキそ" っていったいな何なのよ?というのが、本特集を通してお伝えしたい趣旨なのです。
例えば、件の服装で言うと何を着ているかではなくどういう意識で着ているかが肝要だとLEONは考えます。つまり、仕事服を意図的に選び能動的に自己演出をしているかどうかがデキそに見えるか見えないかの分かれ目じゃないか、と。そしてそういう積極的な態度こそが仕事を楽しむってことだと思うのです。
もちろん、意図的であれば何でもいいわけじゃありません。そこにはやっぱり仕事の場にふさわしい節度や "デキそ" に見えるポイントというものがありましてパーティーシーンのドレスアップスタイルともプライベートタイムを寛ぐためのTシャツ姿とも違う装い方があるのです。
で、そのあたりの違いをも意識的に楽しみつつ周りの人まで前向きな気分にしてあげるのが真に仕事のデキるオヤジというもの。
当然、そういうオヤジさんの周りには人も情報も集まってきますから、ますます仕事が面白くなり、ますますモテるというわけです。 "デキそ" を装い仕事を "遊ぶ" 。そんなオヤジさんってやっぱりモテると思うのですね。
「スーツがド・クラシック」
仕事服のカジュアル化が進む今だからこそキメるのです
でも、ですよ、そんな時代だからこそ、あえてのドレスアップが面白い、とも思うのです。で、どうせやるならダークカラーの3ピーススーツで徹頭徹尾クラシックにキメるのがオヤジの余裕。
さらにタブカラーシャツやタイバー、カフリンクスといった小物を駆使して“盛装”を極めるというのも手。少々コスプレに見えてもいいんです。それこそ仕事服を遊ぶわけですから。しかも、どんなに盛っても品位を失わないところがクラシックの本領。
ですので、心置きなくスーツを遊んでくだされば、と思う次第。もちろん、スーツ姿のキマった男を嫌いな女性はいませんしね。
「なんならオフィスでデニム」
こなれたデニムだからこそなにしろ節度が肝要です
でも、だからこそ、そこには節度が必要なのです。だって、いかにクリエイティブな仕事とはいえ、誰にも会わないわけじゃない。その時、ヨレヨレのTシャツにズタボロのクラッシュデニムでは、仮にそれがファッションであっても、なかなかデキるオヤジには見えませんよね。
ところが、上質で清潔感ある白Tと、ステッチも控えめなリジッドカラーのテーパードデニムならどうでしょう。一転、楽しみながら仕事に集中しているクリエイティブ系“デキそなオヤジ”と映るはず。これがLEONの考える節度の重要性という意味です。
さらに、このあたりの考えをもう一歩進めてみると、デニム素材のスーツというアイテムも浮上してくる。なにしろスーツですから節度の確保は間違いなし。
タイドアップでキリッと装えば、たいていの仕事は難なくこなせてしまうでしょう。それでいて素材はデニムですから、普通のネイビースーツとは、こなれ感が全然違う。
結果的に、仕事をとことん楽しんでいるデキそなオヤジが完成する、というわけです。
「ペンに意外性アリ」
デキるオヤジは、いつ何時も話題の提供者なのです
そして、仕事を遊べるオヤジ=デキるオヤジというのは、その選びにとっても気が利いているのです。
なにしろ彼らはファーストインプレッションの大切さをよ〜く知っています。当然、天気の話で始まる出会いほど、印象に残らないものはないことも心得ています。
だから、おもむろにシガーかと見まがうような極太のペンを取り出し、アイデアを熱っぽく書き出したりする。しかも、それがモンブランの、あえてのスケッチペンだったりしますから、そりゃもう、その時点で掴みは完璧、となるのです。
ま、要するに、デキるオヤジはどんな場面でも常に話題の提供者であるということ。我々もぜひ、そうありたいですよね。
「通勤がシャカシャカ」
とにもかくにも楽チンだから仕事に集中できるのです
とにかく軽くて楽チンですし、シワを気にする必要もなし。ですので、ストレスフリーの状態で仕事に集中したいオヤジさんにはうってつけというわけ。
一方、見た目に関しては、なにしろ新鮮。ビジネスシーンにふさわしい節度と、カットソー1枚でキマるスポーティさを兼ね備えたスタイルは、まさに現代社会に最適の一着と言えましょう。
実際、仕事はもちろん、徹夜もできるし、パーティーにも行けるなんて服、これまでありませんでしたからね。
しかも、現在のシャカシャカスーツの大躍進には、実は日本の繊維テクノロジーが大いに関係しているって知ってました?そういう意外な“ニッポンの素敵”を含んでいる点もLEONが大推奨するひとつの理由なんですね。
「出張の時間が極上」
デキるオヤジの移動時間は大切なチャージの時間
もちろんここで、仕事を楽しむことのできるオヤジは、充電だからと眠りこけたりはしません。睡眠と充電を別ものととらえ、ともに大切に考える彼らは、ただの移動にも手を抜かず、積極的にリラックスします。
そして、ちゃんとチャージを済ませた頭は、現場に着いた時にはすぐに100%のパフォーマンスを発揮できるというわけです。
さらに、その発想は出張時にも有効です。お気に入りの香りやとっておきのスリッパなど、意図的にリラックスできる道具を持ち込めば、どんなにハードなアウェイゲームもワクワクしながら迎えられる。
そう思いませんか?
写真/人物・谷田政史(CaNN)、静物・林 敏一郎、柳川夏子(ともにFOREST)
スタイリング/四方章敬 (code)、ヘア/松本和也(W)メイク/Aiko Ono(angle)
文/竹内虎之介(シティライツ)、池田保行、長谷川 剛(ともにzeroyonlab)
写真提供/アフロ 撮影協力/the SOHO、Props Now Tokyo