腸内環境改善、"菌力"をあげることで心身ともに健康になれる!?

ジムで鍛えているはずなのに、ぽっこりお腹は遅々として凹まず、職場ではイライラ、疲れも抜けにくくなってきた……とお嘆きの方いませんか？　年齢に加えて、過去の暴飲暴食、不眠不休が祟り、腸内環境がいつの間にか悪化しているのが原因のひとつかもしれません。

ここにも腸内環境の乱れたオトコがひとり。腸内を整えるとどんな良いコトが起こるのかを、イラストでご紹介します。

腸内環境が乱れるとまず腸内の細菌たちの分布バランス（通称・腸内フローラ）が崩れ、人間のエネルギー源となる栄養を吸収、免疫をつけ、毒素を排出する腸の働きも鈍くなります。そして消化しきれなかった食物が腐敗したまま残るなど、さまざまな毒素でできたガスとたっぷり溜め込んだ内臓脂肪でぽっこりお腹が作られてしまうのだそう。それに加えて、不快な体臭、精力減退、自律神経の乱れで日常的にストレスフルになってしまう一因にも……。

そんな想像するだに恐ろしい事態をくい止めるためにも、まず何からすべきなのでしょうか？ 「一流のエグゼクティブこそ、仕事にもプライベートの質が大きく関わるため、腸内のインナーケアは念入りに管理している方が多いですね」と答えるのは、“健美腸ルール”を提唱する小林メディカルクリニック東京の小林先生。

「まずは腸をキレイにするため、水分を多く含んだ食物繊維を積極的に摂取すること。それとカラダに良い影響をあたえる善玉菌を持っている食品や、菌を増やすための食事バランスも大切です」

また、腸の動きを活発にさせるための朝食を習慣づけることやウォーキングなどの適度な運動、睡眠も菌力アップに好影響があるとアドバイスが。

さらには「実は我々を安らぎ気分にさせてくれる“幸せホルモン”成分のセロトニンも9割は脳からではなく、腸から分泌。つまり腸内細菌が正常なバランスを保たない限り、カラダとココロの健康も維持できないということなのです」と目ウロコな情報も！

 大人のオトコたる皆さんの心身双方がより魅力的になるためにも “菌力アップ”をそろそろ意識してみてはいかがでしょう。

①朝食を毎日とる
「何でもいいから必ずとって！」と先生。体内時計が動き出し、腸の活動も開始する。軽い運動も毎日できるとベスト。腸の働きを促進し、排便もスムーズになりやすい。

②水溶性の食物繊維をとる
腸内をキレイにしてくれて、いい菌を育てる良質なエサになるのが、りんご、バナナ、キウイなどが多く含む“水溶性”食物繊維。発酵食品もいい菌を増やす手助けに！

③ストイックになりすぎない
腸内改善は続けるコトで初めて効果が出るもの。そのためには抜きドコロも大切。食べすぎ、飲みすぎても深刻にならず、明日からまた頑張ろ！くらいでOKです。

STEP 01　腸菌を調べる
【自宅でカンタン！ 菌力検査キット】
腸内菌の検査サービス。方法は実に簡単で、検便を封筒に入れて郵送するだけ。6週間ほどで結果をWEBで確認でき、細菌分布、太りやすさなどが一目瞭然！

STEP 02　腸菌を育てる
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生活が不規則になるのが否めない人の救世主、生菌配合サプリ「BIBIO」と食物繊維サプリ「Fiberpro」。ともに小林先生が監修しており、www.doctors-design.jpで購入できます。