2017.09.06
睡眠負債を溜め込まない! 快眠をつくる5つのデータ
毎日少しずつの「寝足りない・・・」が睡眠負債となって、ガンや認知症の原因となる!?
- CREDIT :
文/河合かおる
そこで、今回は、睡眠のスペシャリスト、友野なお先生と睡眠研究の第一人者、西野精治教授に、快適な睡眠のためのメソッドを伝授していただきました。
暑い夏も過ぎ、熱帯夜の寝苦しさから解放されつつある今こそ、睡眠環境を見直してみてはいかがでしょう。
「黄金の90 分」を逃すべからず!
睡眠はレム睡眠(身体は眠っているが脳は活発に活動している)とノンレム睡眠(身体とともに脳も休息している)を繰り返しています。眠り始めの90分とは最初のノンレム睡眠の周期であり、睡眠全体のなかで最も深い眠り。ここをしっかり眠れば、その後の睡眠リズムも整うし、自律神経やホルモンの働きがよくなり、翌日のパフォーマンスも上がります。(西野教授)
「33℃、55%」をキープせよ
そして湿度に関しては、約55%が理想的。湿度が低くて乾燥していると、鼻やノドをいためて睡眠の質が低下してしまいます。(友野先生)
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「18〜20時間」が筋力アップのカギ
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その「20分」で認知症も防げる!?
「30分未満の昼寝をする人」は、「昼寝の習慣がない人」に比べて認知症発症率が約6分の1だと言えば、昼寝=身体に良いと思いがちですが、一方で「1時間以上昼寝する人」は、「昼寝の習慣がない人」より2倍の発症率で認知症を発症するとも言われています。個人差もありますが、仮眠をとるなら20分程度が良さそう。(西野教授)
こんなアイテムをオフィスに常備しておけば、いつでもお昼寝できちゃいますね
「45db」を超えてはいけない!
寝室の物音が45dbを越えると目が覚めてしまう可能性があります。
ちなみに一般的な家庭用エアコンの運転音が大体40〜50dbで、図書館内は40db、普通の会話が60db程度とされています。
労働環境法で定められた騒音の基準値に関しても、夜間の住宅街で45db以下と定められています。(友野先生)
騒音をシャットアウトするなら、やっぱりコレ