2025.06.25
ウェルネスにどっぷり浸かれるホテルで健やかに
巷では大阪・関西万博の話題で持ちきりですが、そんな日本で今もっともアツい街に注目のホテルが今年5月に誕生しました。こちらは、かつて都であった時代を象徴する大阪城公園の目の前に位置していて、世界にラグジュアリーホテルを展開する、カペラホテルグループが手掛けるブランドのひとつであるパティーナ。編集部・堀川がさっそく体験してきました。
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写真/トヨダリョウ 取材・文/大出剛士
今回お邪魔したのは「パティーナ大阪」
ウェルビーイングをサポートするホテルって?

まだ出来立ての建物のはずなのに、植栽のグリーンやウッディなインテリアが大阪城の目の前というロケーションと見事に調和し、ラグジュアリーでありながらどこかホッとするような雰囲気が魅力です。
単なるリラクゼーション目的だけではなく、しっかりと明日からの活力向上に変えて、健康促進を目的としたプログラムで、最高のウェルネス体験が味わえちゃうんです。







次第にリラックスして眠くなったら、ライトを暗くすることもできて、ほんのチョイ寝でも約3倍もの睡眠効果があるとか。ただカプセル内は、水深3.5m沈んでいるほど気圧が高くなり、耳がぐっと押されるような感覚になるので、唾をのんでしっかり耳抜きをすることがポイントです。終わった後は何だか心身ともにスッキリ、エネルギーの充実感が感じられるので、疲れたオヤジにはぜひ体験してほしい一台です。

その効果を全身で受けるためにも、用意されている紙パンツを纏い、なるべく裸に近い状態で入ることをオススメします。近赤外線効果でポカポカとした温かい光なので、心身ともにリラックス効果も抜群、ウトウトすること必至です。

奥に併設されたスタジオスペースでは、上から吊るされたハンモックで行うエアリアルヨガや、マインドフルネスにフォーカスしたさまざまなクラスが開催されています。まさに心身を健やかに整えるためのプログラムが、大充実というワケです。

「まずこの立地は、新しい大阪を体感できる大人スポットだと思いました。どうしても街のセンターにとどまりがちで、離れてしまうと不便だとばかり思っていましたが、パティーナはゆっくり、じっくり時間を楽しむ人にとって、とても魅力的だと思いました。それはやはり大阪城の存在は大きいでしょうし、1階のレストランから中庭へと続く海外のラグジュアリーホテルのような造りも、そう感じさせてくれている要因なのだと思います。
で、本題のウェルネス。忙しいオヤジさんにとてもオススメできますね。今日は2つ、次回はまた別の2つなど、その時の体調やニーズに合わせて時々足を運んで効率よくカラダメンテをするのに良いなと。トータルのインストラクターさんもいらっしゃるので、自分のカラダに何が不足していて、どうしたらもっとパフォーマンスを上げられるかなど、相談しながら取り組めるのも◎。高級ジムに通っていることがステータス化してきちゃっている昨今で、実のあるサービスだと思いました。どれも所要時間が長すぎないのも、多忙なオヤジさん向きですね」
シンプルモダンなインテリアが魅力の221の客室の正面に位置し、お堀からその全景を見下ろすことができる雄大な大阪城の借景は、まさに壮観のひと言ですが、もちろん食も大充実。最高の食材が楽しめる鉄板焼きから薪オーブンで楽しむバスク料理、オープンエアのテラス席で夜の大阪城を眺めながらお酒を楽しめるバーラウンジなど、その魅力は枚挙にいとまがありません。
東京からの旅行客や訪日外国人だけでなく、関西近郊に在住の方もちょい贅沢を堪能したい方はぜひ。

■ パティーナ大阪
住所/大阪府大阪市中央区馬場町3-91
料金/「パティーナ・ウェルネスパック」2万円〜
※パック内容は自由に選べます
営業/10:00〜19:00(最終受付) 不定休
HP/https://patinahotels.com/osaka/ja/wellbeing