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2018.08.06

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噂の「The SG Club」で驚きのアメリカン・ウイスキー・カクテルを体験!

いま、日本でもっとも注目されているバーテンダーのひとり、後閑信吾さんが渋谷に開いたバー「The SG Club」で、美味しいと評判のアメリカン・ウイスキーを使ったカクテルセミナーが開かれたので参加してきました。

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文/木原美芽 写真/椙本裕子

人生において、業務机前の滞在時間より、酒場滞留時間の方が遙かに長いワタクシ。噂には聞いていたのです。世界で認められた凄腕バーテンダーさんが、渋谷にお店を開いたということを……。

「渋谷の『The SG Club』で後閑信吾さんが作る、アメリカン・ウイスキー・カクテルを飲みにいらっしゃいませんか?」

それってそれって、噂の方ですよね??? もう絶対!這ってでも……というわけで、生命の危険さえあると気象庁が連呼するほどの猛暑の中、アサヒビールさんが主催するセミナーに伺って参りました。

世界のトップバーデンダーが作るアメリカン・ウイスキー・カクテルを体験!

この数年、日本を飛び出しアジアやアメリカ、ヨーロッパなどで頑張るバーテンダーさんが少しずつですが増えています。後閑さんは、言わばその最高峰のおひとり。バー業界のアカデミー賞「テイルズ・オブ・ザ・カクテル」で2017年の最高賞であるインターナショナル・バーテンダー・オブ・ザ・イヤーを受賞されています。12年前に23歳で渡米以来、NYで修業。2012年に第2回バカルディ・グローバル・レガシー・カクテルコンペティションで優勝した辺りから、グングンとその筋の間では話題の人となっていたのです。そして今年2018年には、ついに東京・渋谷で『The SG Club』を開業されました。

さて、そんな後閑さんについての基本情報はひとまずここまで。やっぱり、どんなカクテルを作ってくださるのか、それが一番気になります!
今回いただいたのは、バーボンウイスキーであるウッドフォードリザーブと、テネシーウイスキーのジェントルマンジャックを使ったカクテル。
今回振る舞っていただいたのは、アメリカン・ウイスキー・カクテル3種。いずれもスタンダードカクテルのツイスト、つまり変形です。

「海外と日本のバーの違いをよく訊かれるのですが、実は共通点が見つけられないぐらい、違いますね」と後閑さん。

アメリカで修業し、2012年にイギリス・ロンドン「ザ・サボイ・ホテル」内の『ジ・アメリカン・バー』に創業以来初めてのゲストバーテンダーとして招かれるなど、各地で研鑽を積み、2014年には中国・上海でバー『スピーク・ロウ』を開業するなど、世界中のバー事情にもとっても詳しい後閑さん。ソトから見た日本は、やっぱりちょっと違うみたいです。
今や、世界のトップ・バーテンダーのおひとり、後閑信吾さん。アメリカ修業中は「英語には苦労しました(苦笑)」。
「日本の場合は、バーとは特定の『バーが好きな人』しか行かない場所というイメージ。居酒屋やスナックなど、日本独自の酒文化が発展している一方で、バーは残念ながらまだ、『みんなのもの』じゃないんですよね」

むむむ、確かに。バー、特にオーセンティックバーと言われる類は、ルールを知らない身にとっては心のハードルがめちゃめちゃ高いです。

「アメリカのお客さんの多くは、日常的にバーへ通います。そして『自分の定番』がある。例えば、“オールドファッションドで、ベースはウッドフォード”なんて指定をされます」

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最初のひと口で清涼感が魔法のように拡がるウイスキー・サワー

上質なウイスキーと最高のレシピが出合うと、既成概念が打ち砕かれます

最初のカクテルは、そんなアメリカ的超定番のひとつ、ウイスキー・サワーのツイスト「ジェントルマンズ・ウイスキー・サワー」です。
「ウイスキー・サワーはアメリカで非常によく呑まれているカクテル。日本で言えば、ウーロンハイやレモンサワーみたいな存在です。基本レシピはウイスキー、レモンジュース、卵白、砂糖。今回はベースに使うジェントルマンジャックのウッディな感じに合わせて、砂糖ではなくメープルシロップを使い、爽やかさがより出るオレンジジュースを加えます」

実はワタクシ、バーでウイスキーベースのカクテルをあまり飲んだことがありません。ウイスキーを飲むならハイボールか、さもなきゃ一気にストレート。これまで、ウイスキーには、なんとも融通が利かないお酒という印象をもっていました。

「日本でカクテル文化が始まったのは戦後なんです。『カクテル・ブック』が出版され、みんながそれで勉強したわけですが、それにあまりウイスキーを使ったカクテルが載ってなかったんですよね。だから、今でもウイスキーベースカクテルのレシピをたくさんご存知のお店は少ないのでしょう。そうそう、日本と海外の違いで言えば、カクテルに対して極端にドライ志向。これも戦後の流れから来ているのです」
トップに落としたシナモンシュガーを炙り、甘やかさをさらにプラス。
そんな流れるようなトークの合間に、魔法のようにできあがった、「ジェントルマンズ・ウイスキー・サワー」。クリーミーな卵白の雲をかき分けるようにして最初のひと口を飲めばすぐにサーッと清涼感が拡がり、少し遅れて甘みが、そして最後にバーボンのウッディさがじっくりと漂ってきます。これはちょっと素敵すぎる。ウイスキーベースというと重だるいイメージがあるのですが、これはもう無重力! 軽やかすぎて、暑さ負けを癒やしたくて危うく一気してしまいそうに……NO……。

「世界で最初の『カクテル・ブック』はアメリカで出版されました。1920年代から50年代のものを見ると、アメリカン・ウイスキー・カクテルだらけ。ですから今も、本当にみな、よく飲みますね」

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リンゴを効かせた「ヨンカーズ・ジュレップ」

最初の一杯で既にノックアウト気味ですが、まだ次があるんですよね。2番目はミントジュレップのツイスト、「ヨンカーズ・ジュレップ」。ミントジュレップはケンタッキーダービーの公式カクテルで、バーボンと砂糖、ミントに水と、基本材料は極めてシンプル。日本人にはちょっと飲みづらいと感じる人が多いカクテルなのだとか。
「ヨンカーズはニューヨーク州ウエストチェスター郡にある、競馬で有名なところです。僕がカクテルを創作する際に大切にしているのは、ストーリー。日本だと馬といえばニンジンですが、実はリンゴも大好物なんです。そしてヨンカーズはリンゴの名産地。リンゴジュースを使うことで競馬や馬とのつながりを感じさせつつ、口あたりの良さをもたせたのが、この『ヨンカーズ・ジュレップ』です」

使ったバーボンは、非常に丁寧に少量生産されたウッドフォードリザーブ。強いバニラ香や濃厚な熟したフルーツの香りをもつ華やかなお酒ゆえ、一緒に合わせる材料にも特にそれに対抗できるだけのパワーが求められます。

「シンプルなカクテルを変化させる際に大切なのが、材料の選定。ウッドフォードに負けないものと考え、友人の養蜂家が青梅で作っている桜のはちみつを使いました。オーガニックで非加熱、少し生感があるはちみつ、フレッシュ感あるリンゴジュース、そしてウッドフォード。これがまた合うんです! そうそう、アンゴスチュラ・ビターズもちょっぴり入れましたよ。最後にミントとディルをたっぷり添えてできあがりです、さあ、どうぞ」
コンセプトや自然なストーリーを大切にする後閑さん。『The SG Club』そのものがもつ物語は、ぜひお店に足を運んで体験してみて。
モリモリのクラッシュアイスに注がれた、「ヨンカーズ・ジュレップ」。ボンビージャ・ストロー(フィルター付きストロー)で威勢良くハーブを潰しながらいただけば、華やかな香りを伴ったちょっぴり強めの甘味と酸味がふわっと口中に拡がります。

材料それぞれはきっと個性強めの味と香りのはずなのに、こうやってひとつになると驚くほどに柔らかく、またしなやかなカクテルに早変わり。ごめんなさい! 正直言って、ウイスキーベースカクテルを舐めてました。いや、偏見ありありでした。こんなに後引く味わいなら、何杯だって、飲んでしまいそうです。

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カクテルの中に神戸牛が鎮座する奇想天外

今なら、後閑さん当人自身が作るカクテルが楽しめる……はず!

最後にいただいた、こちらのお店の名物カクテル「ワギュウ・マフィア・ファション」(オールドファッションドのツイストで、ウッドフォードリザーブに神戸牛の脂、国産生はちみつを使ったカクテル)を含め、これら“後閑スタイル”のカクテルは、いい意味で色んなものをパーンと弾け飛ばしてくれるおいしさと馴染みやすさが満載。クラシックで格好はいいけど広がりが少なくて……なんていう、アメリカン・ウイスキー・カクテルのイメージはどこへやら……になってしまいました。
「これだけハイボールが認知されたということは、みなさん、ウイスキーカクテルの入り口には立ってくださっていると思うんです。やはり、最初が肝心。ぜひ、これらを多くの方に体験していただきたいですね」

渋谷『The SG Club』は、ゴクゴク飲むを意味する「Guzzle(ガズル)」 (1階)と、ちびちび飲むを指す「Sip(シップ)」(地下1階)の二部構成。今回体験してきたカクテルは、「Sip(シップ)」でいただくことが可能です(「ワギュウ・マフィア・ファション」は通年、他2種類は2018年9月末まで提供予定)。
1階の「Guzzle(ガズル)」。午後2時から営業し、カクテルはもとより、コーヒーやノンアルコールカクテルも充実。
いつだって新しくて、おいしいものに目がない私達。アメリカン・ウイスキー・カクテル自体はクラシックなものだけど、上質のウイスキーと凄腕バーテンダーが作ったレシピがあれば、こんなにも新鮮でモダンな味わいが生まれるだなんて。通常営業日は基本、毎日18時から後閑さん自身がカウンターに立つという『The SG Club』で、ぜひぜひこれらのカクテルを誰よりも早く体験なさって、自分の中の価値観を180度変えてください! だってきっとこれが、「次なる当たり前」になりそうなのですから。

◆ The SG club

住所/東京都渋谷区神南1-7-8
営業時間/14:00-翌2:00(日~木曜)、~翌3:00(金・土曜)
定休日/不定休
URL/http://sg-management.jp/
問い合わせ/☎03-6427-0204

● 今回使用したウイスキーはこちら

ウッドフォードリザーブ(左)

ケンタッキー州最古の蒸溜所である、ウッドフォードリザーブ蒸溜所のマスターディスティラーが創り出す、アルコール度数43度のスーパープレミアム スモールバッチ(少量生産)バーボン。石灰岩のブロックで建てられた独特の貯蔵庫を使用し、オーセンティックでゆっくりとした均一の熟成を重ねることで生まれる、並外れてなめらかな味わいが特長。750ml/5210円(税別・参考小売価格)

ジェントルマンジャック(右)

テネシー・ウイスキーの代表銘柄である「ジャック ダニエル」のファミリー・オブ・ブランド。サトウカエデの木炭で原酒を濾過する「チャコール・メローイング」を2回行うことでスムースで飲みやすい味わいを実現。アルコール度数は40%。750ml/3350円(税別・参考小売価格)

URL/https://www.asahibeer.co.jp/whisky_brandy/
● 木原美芽(きはら・みめ)

「LEON」「料理王国」を経て、食・酒・旅中心のフリーランスライター、編集者。時々飲食業界の中のヒト。趣味は酒と猫。ウォッカの産湯につかり、日本酒で肌を磨くも、積年のツケが祟り酒量ががた減り。往年の自分を取り戻すべく、沖縄で酒の再修業中。

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