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2018.03.21

エスニック好き女子が注目するインド料理、 「ビリヤニ」をご存知ですか? 

最近のエスニック料理ブームのなかで、インドの炊き込みごはん「ビリヤニ」が、にわかに注目を集めています。六本木の「サイーファ ケバブ ビリヤニ」を訪れてみました。

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文/柏木智帆

「ビリヤニ」。それはインドやパキスタン周辺国で食べられるお米料理。見た目はピラフのようでもありますが、お米とカレーを鍋の中で層状に重ねて炊き上げるという独特の調理法です。このところのエスニック料理ブームのなかで、にわかに注目を集めている「ビリヤニ」ですが、インド料理店「サイーファ ケバブ ビリヤニ」では、約20種ものスパイス類を使った香り高いビリヤニが楽しめます。
ベジタブルビリヤニ。

お米の中にホールスパイスがごろり

東京ミッドタウンから徒歩2分。複数の飲食店が入るビルの1階にあるのがハラルフードインド料理店「サイーファ ケバブ ビリヤニ」。クルマや人が多く行き交う大通り沿いにありますが、入口が少し奥まっているので、店に入ると外の喧噪がまったく気になりません。お皿の上には、ナフキンとカトラリーのテーブルセット。程よい高級感と落ち着いた雰囲気の店内はデート使いでも十分に楽しめそう。
この店のビリヤニは、インド産の高級米「バスマティライス」。そして、シナモンスティックやクローブ、アニス、コリアンダー、クミン、カルダモンなど、約20種のスパイス類を使っています。
ビリヤニがテーブルに運ばれてくると、さまざまなスパイスが合わさった奥行きのある香りが広がります。黄色とオレンジ色のひょろりと長細いお米の上には、生のタマネギやトマト、オレンジ、パクチーと色鮮やか。ボリュームがありますが、これで1人前?
「ほとんどの人が全部食べます。女性でも食べてしまいますよ」と話すのは、スタッフのビサン・シンさん。この店のスタッフは料理人を含め全員がインド人です。
お米の中には、クローブやシナモンスティックなどのスパイスがごろりと丸ごと入っています。ビサンさんは「これは食べないほうがいいですけど、食べても問題ありません」と笑いますが、ガリッと硬い上に少し刺激が強すぎるので避けたほうが無難でしょう。

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インドビールとビリヤニの抜群すぎる相性

インドビールとビリヤニの抜群すぎる相性

ビリヤニは、チキン、ラム、ベジタリアン、シュリンプの計4種。断トツに辛いのはラム。次いでベジタリアン。若干辛さを抑えたのは、チキンとシュリンプ。ということで、「ベジタリアンビリヤニ」と「シュリンプビリヤニ」をオーダーしました。
ベジタブルビリヤニには、お米の中に大きなダイス型のカッテージチーズの他、グリンピース、いんげん、マッシュルーム、にんじんなどの野菜が入っています。たしかに、辛い。だからこそ、じわりと野菜の甘みを感じます。
シュリンプビリヤニ。
シュリンプビリヤニは、大きな車海老3本がど~んと乗っている“インスタ映え”する一品。身がぷりっとして食べ応えも抜群です。
辛いといっても優しい辛さ。食べにくいほどではありません。それでも、辛いと感じる方は、別皿で添えられている「ライタ」というヨーグルトサラダをかけると、酸味とコクでマイルドになります。
アルコールは、インド料理店なのに焼酎やウイスキーまである充実ぶりですが、オススメはインドビールやインドワイン。中でもビサンさんのイチオシは「タージマハル」というインドビール。スパイスが広がった口の中に冷えたビールを含むと、アジアンビール特有のさっぱり感と炭酸で後味すっきり。まったく苦みがなく、麦芽の甘さを感じられます。スパイスとビールのあまりの相性の良さに、ビリヤニもビールも進むこと間違いなしです。

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食べる場所によって香味が変わる魅力

食べる場所によって香味が変わる魅力

ところで、どうして黄色いお米の中にオレンジ色のお米が混在しているのでしょうか。ビシャンさんに聞いてみると、「オレンジ色のお米はサフランの色です」。たしかに複数のスパイスの中にサフランも香っているような…。
お米の色の違いだけでなく、ひと口食べるたびに場所によってどことなく香味が違うのは層状に炊くからこそ。シナモン、クローブ、カルダモンなどの香味が瞬時にやってきては余韻を残しながら通り過ぎていきます。こうした食べ進める楽しみと驚きがあるのもビリヤニならでは。テーブルに運ばれてきた時は「こんなにたくさん食べられるかなあ…」と感じますが、もうひと口、もうひと口とクセになるのが、この料理の不思議なところです。
この店では一番搾りの菜種油のみを使っているせいか、食べ心地も食べた後も重たくならないのが、女性にとってはうれしいところ。お米に粘りがなくパラパラと軽やかなので、するするとお腹におさまっていきます。
アペタイザーやタンドリー料理を食べる場合は、1種類のビリヤニをシェアしたほうが無難ですが、2種類のビリヤニを食べ比べるのもオススメ。食べきれない場合は、テイクアウトもできるのでご安心を。

食べ終わる頃にはスパイスたっぷりの刺激的なビリヤニの虜になっているはず。彼女とふたりで訪れれば、いつもとは違った新鮮なグルメデートが楽しめますよ。

◆ SAHIFA KEBAB BIRYANI(サイーファ ケバブ ビリヤニ)

住所/東京都港区六本木4-11-8フランセビル1F
営業時間/11:00〜23:00(L.O22:30)
定休日/年中無休
予約・問い合わせ/☎︎03-3497-8104

● 柏木智帆

元神奈川新聞記者。取材を通じてお米とお米文化に興味をもち、「お米を中心とした日本の食文化の再興」と「お米の消費アップ」をライフワークに執筆活動を続けている。ちなみにお米でできた日本酒も大好き。

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