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2018.03.13

大阪人しか知らないディープグルマンの聖地、ウツボ公園にいらっしゃ~い♪【前編】

いま、大阪地元民の間でひそかに注目を集めているグルメスポットが靭(ウツボ)公園周辺。このあたり、本当に美味しい店が続々集まってきているんです。前後編2回でご紹介!

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文・写真/トライアウト

大阪のエンタメシティといえば、梅田の北新地、なんばの法善寺横丁あたりが有名どころかと。でも、もっと面白い、ツウ向きなところないの? なんて声にお応えしてご紹介するのが、こちら靭(ウツボ)公園。
イタリアンもフレンチも鮨も、なんでもござれのコチラは、どこを歩いてもゴキゲンな店へと辿り着く、まさに食の桃源郷。あえてキタでもミナミでもなく、「今日はウツボで飲まへん?」を激しく推奨いたします!

Spot01【韓味一朴邸】

40年も大阪人を魅了するオモニの味をビル地下の隠れ家で

韓味一朴邸/節のある木材を多用する、韓国の伝統的な建築法を用いた内装。完全予約制ゆえ、韓国でもトップクラスの宮廷料理をゆっくりと楽しめます。
節のある木材を多用する、韓国の伝統的な建築法を用いた内装。完全予約制ゆえ、韓国でもトップクラスの宮廷料理をゆっくりと楽しめます。
なんの変哲もない雑居ビルで、しかも看板もない怪しげな階段から地下へと下ると突如現れる扉。実はコチラ、鶴橋のレジェンド韓国料理店「韓味一」のご子息が営む姉妹店なのです。完全予約制のスタイルも門外不出のオモニの味も、本店からまんま継承。フルコース(7000円)の内容は、高麗人参やナマコの刺身に加えて、水菜のナムルや牛のホホ肉を煮込んだ素肉(スユ)など、約12品もの前菜で幕開け。胸の高鳴りが抑えられません。
韓味一朴邸/1kg超の鶏を使った名物の参鶏湯。鍋の真ん中で圧倒的な存在感を放ち、コチラのテンションもアガりっぱなしです!
1kg超の鶏を使った名物の参鶏湯。鍋の真ん中で圧倒的な存在感を放ち、コチラのテンションもアガりっぱなしです!
続いて佐賀牛の特上ロースや特製の骨付きカルビの焼き肉がテーブルに。オリジナルの辛ダレをまとった肉は、本来の甘みが際立ち、キンキンに冷えたビールとの相性は、もう最高。そしてコースのトドメを刺すかのごとく、真打ちの参鶏湯が登場。もち米をみっちりと詰め込み、高麗人参やナツメグなどと一緒に二日間かけて煮込んだ1kg超の鶏は、身がホロホロと崩れるほど柔らか。余分な脂を小マメに取り除いた黄金色のスープは、澄んだ味わいながらも濃厚な旨みが溢れる至福の宮廷料理なのです。

◆ 韓味一 朴邸

住所/大阪府大阪市西区靱本町1-17-17 ラシーヌ四ツ橋ビル B1F
営業時間/17:00~21:00(最終入店)
定休日/日・祝
予約・問い合わせ/☎06-6448-0355

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自然派チャイニーズの真骨頂は、ワインとのペアリングにあり!

Spot02【中国菜 SHIN-PEI】

自然派チャイニーズの真骨頂は、ワインとのペアリングにあり!

中国菜 SHIN-PEI/2階の床をブチ抜いた店内。ディナータイムには灯りを落として、どこかアンニュイな雰囲気に。
2階の床をブチ抜いた店内。ディナータイムには灯りを落として、どこかアンニュイな雰囲気に。
お次は中華の新境地に遭遇できる店へ。広東ベースの料理を供するこちらは、無化調にこだわっていて、XO醤やトーチー醤などの発酵調味料もオーナーシェフの中田真平さんの自家製。さらに滋賀県にある発酵食の第一人者「徳山鮓」との出合いをきっかけに、自然由来の発酵物のポテンシャルの高さを痛感し、現在のスタイルを確立させたのだそう。
中国菜 SHIN-PEI/北海道産ホタテと黒鮑の自家製XO醤炒め 鮑の肝ソース添え2500円(税込)。辛みと甘みのバランスが絶妙ゆえ、ジョブルックのトミーラフ9500円(税込)など果実味の強いワインとのペアリングが正解!
北海道産ホタテと黒鮑の自家製XO醤炒め 鮑の肝ソース添え2500円(税込)。辛みと甘みのバランスが絶妙ゆえ、ジョブルックのトミーラフ9500円(税込)など果実味の強いワインとのペアリングが正解!
また「中華×ワインの裾野を広げたい」と、3年前のオープンを機にソムリエ資格を取得。うまみ調味料を一切使わない“自然派”中華と合わせるのは、常時100種が揃うナチュールワイン。香味ソースの豊かな香りにはピュアな味わいを、オイスターソースがもつ肝のニュアンスには力強い赤をと、マリアージュの提案も完ペキです。

◆ 中国菜 SHIN-PEI

住所/大阪府大阪市西区靱本町1-1-18 NIPPO CUBE UTSUBOHONMACHI
営業時間/11:30~14:00(L.O.)、17:30~21:30(L.O.)
定休日/日曜
予約・問い合わせ/☎06-6447-7726

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江戸前×関西鮨のゴキゲンな握りを堪能

Spot03【鮨 む田】

江戸前×関西鮨のゴキゲンな握りを堪能

鮨 む田/鯛の昆布締め、光り物のコハダや春子、煮ハマグリに蒸し穴子とクリエイティビティほとばしる江戸前×関西鮨の握り9貫(取材時6000円)。
鯛の昆布締め、光り物のコハダや春子、煮ハマグリに蒸し穴子とクリエイティビティほとばしる江戸前×関西鮨の握り9貫(取材時6000円)。
ウツボで鮨といえばココという、パークサイドの知る人ぞ知る名店。江戸前をベースに、関西鮨を組み合わせた握りがウリです。コハダや春子、マグロの漬けなどのスタンダードを抑えつつ、玉子にはマスカルポーネを混ぜるといったアレンジもお見事。さらに、瀬戸内海の荒波に揉まれて身の締まった鯛や車エビの白蒸しといった、関西のうまい魚も織り交ぜる折衷鮨も登場と、ディテールにもヌカリありません。
鮨 む田/今年で創業13年目を迎えたとは思えない美しい店内。牟田さんの所作を間近で眺められる入り口付近のカウンターがオススメです。
今年で創業13年目を迎えたとは思えない美しい店内。牟田さんの所作を間近で眺められる入り口付近のカウンターがオススメです。
また常連だけが知るもうひとつのキラーメニュー、おもたせのカレー3500円(税込)にもご注目。店主の牟田宗隆さんがステーキハウスでの修行時代に教わったレシピがベースで、9種の野菜や果物を形がなくなるまで煮込み、優しい甘みの後から舌を刺激するスパイシーな味が追いかけてきます。

本来は半年ほどの予約待ちを要するこのカレー。LEON4月号特典の50個はすでになくなりましたが、なんとLEON.JP特典として新たに50個を用意してもらいました。GW明けの受け渡しになりますが、早いもの勝ちでどうぞ!
タマネギやニンジンなどの野菜はもちろん、リンゴにバナナといったフルーツ、ニンニクやショウガなどの薬味をじっくり煮込んだ重層的な味わい。おもたせのカレー3500円(税込)。

◆ 鮨 む田

住所/大阪府大阪市西区京町堀1-8-22 パークサイドビル B1F
営業時間/17:00~23:00(L.O.)
定休日/日曜
予約・問い合わせ/☎06-6447-7002

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料理もワインも空間も、すべてがマルケそのもの!

Spot04【Osteria La Cicerchia(オステリア ラ チチェルキア)】

料理もワインも空間も、すべてがマルケそのもの!

Osteria La Cicerchia(オステリア ラチュルキア)/ステンドグラス風の扉を開くと、イタリアの陽気な風土を感じるビビッドカラーを随所に散りばめた空間が広がっています。
ステンドグラス風の扉を開くと、イタリアの陽気な風土を感じるビビッドカラーを随所に散りばめた空間が広がっています。
続いてイタリアでも珍しいマルケ地方へご案内。コチラの女性店主、連久美子さんはイタリアンの巨匠である落合務シェフに教えを請い、現地へ修業に赴いた際にマルケ料理にひと目惚れ。トウモロコシ粉を使った“ポレンタ”と呼ばれる粥や、そら豆を練りこんだパスタに代表されるように、素朴ながらも上品な郷土料理を味わわせてくれるのです。

今でも定期的にマルケを訪れては知人のツテで家庭の味を探求し、現地のリアルな味を吸収。ワインもすべてマルケ産を揃え、イタリア中部の空気感をここウツボで再現しているのです。
Osteria La Cicerchia(オステリア ラチュルキア)/トマトと一緒に煮込んだウサギのポタッキオ2200円(税込)は程良い酸みが魅力。特に肝が濃厚な味わいで、サン・ロレンツォのブレッロ ロッソ・ピチュール 5000円(税込)が持つタンニンの余韻と相性抜群。
トマトと一緒に煮込んだウサギのポタッキオ2200円(税込)は程良い酸みが魅力。特に肝が濃厚な味わいで、サン・ロレンツォのブレッロ ロッソ・ピチェーノ 5000円(税込)が持つタンニンの余韻と相性抜群。
店主、連さんのオススメは、昨年末の渡航で知人の母親に教わったという「ウサギのポッタキオ」2200円(税込)。うさぎをローズマリーや白ワインなどで煮込むシンプルなひと皿ですが、なんとクラシックを聴き、ストレスなく育った個体を使用するというこだわりよう。さらにトマトやオリーブ、唐辛子も一緒に煮込むことで、さわやかな酸みが肉の甘みを引き立て赤、白を問わずワインがグイグイ進むのです。

◆ Osteria La Cicerchia

住所/大阪府大阪市西区京町堀2-3-4 Sun-Yamato BLD.303
営業時間/18:00~24:00(L.O.)、日14:00~23:00(L.O.)
定休日/火曜(その他不定休あり)
予約・問い合わせ/☎06-6441-0731

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