しかし、このところ東京ではちょっとしたトリュフブーム。先日、ご紹介したトリュフパスタの専門店「out」などトリュフに特化した店が相次いでオープンしており、専門店でなくてもトリュフをフィーチャーしたメニューを提供する店も増えています。
「黒い(白い)ダイヤモンド」とも称され、珍重されているトリュフには媚薬効果があるとされ、昔から珍重されていました。かのナポレオンや太陽王ルイ14世も好物だったとか。
上質でフレッシュなトリュフの、ほかの何とも似ていないサクサクとコリコリの中間ともいえる噛みごたえ、その芳醇な香りは、恋の媚薬として威力を発揮すること間違いなし!
まさにデート向きのお店を2店舗、ご紹介しましょう。
料理からインテリアまでトリュフ尽くしのパリ発専門店
■「アルティザン ドゥ ラ トリュフ パリ」/六本木


テーブルに置かれたトリュフ塩やトリュフオイル、トリュフ風味のバルサミコを使って味の変化を楽しむのもオツ。パンは東京ミッドタウン内にお店を構える「ル・パン・コティディアン」のものを使用。これがトリュフ入りオリーブオイルによく合うんです。
同店では、その季節ごとに最も美味しいトリュフを提供しているので、「今度は黒トリュフを食べに行こうよ」「そろそろ白トリュフの時期だね」なんて、デートにお誘いするのもいいですね。
なお、トリュフオイルなどのリテール商品は、お店で販売もしているので、芳醇な香りの余韻はお持ち帰り可能。「今日の思い出に」なんて、彼女にプレゼントするのもスマートです。
■「Artisan de la Truffee Paris(アルティザン ドゥ ラ トリュフ パリ)」
住所/東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガーデンテラス1F
営業時間/平日11:00~15:30(L.O. 14:30)、17:30~23:00(L.O.22:00)、土日祝 11:00〜23:00(L.O.22:00)
URL/http://artisandelatruffeparis.jp
予約・問い合わせ/☎03-5413-3830
※季節によりトリュフが異なるため、価格が変動します。
寿司シャン&トリュフという贅沢なコラボを堪能
■「銀座 815」

2016年末にオープンした「銀座 815(ギンザ ハチイチゴ)」は、「ボランジェ」とミシュランガイド東京2010で一つ星に輝いた「銀座 いわ」とがコラボした、“寿司シャン”レストラン。シャンパンと寿司という黄金の組み合わせをさらに完璧なものにすべく、伝統的な江戸前の技法に加え、キャビアやトリュフなど「洋」の食材を用いたメニューを提供しています。


「自家製ローストビーフ サラダ仕立て」はドレッシングにもトリュフオイルを使用。「すみませ~ん、ボランジェ、もう1杯」となるのは必至でしょう。

銀座、寿司、ミシュラン、英国王室御用達、シャンパン、そして、トリュフ──。トリュフのプランが終わった後も、女性をエスコートするのに十分な豪華な組み合わせが揃ったお店なのですよ。
■ 銀座 815(ギンザ ハチイチゴ)
住所/東京都中央区銀座6-3-12数寄屋ビル1F
営業時間/ランチ11:30~14:30(L.O.13:30)、ディナー17:30~23:00(L.O.22:00)
定休日/日、第3土曜、祝
※月曜日はディナーのみの営業
URL/http://www.stillfoods.com/815
予約・問い合わせ/☎03-3573-1815
●夏のお任せトリュフコース
1万3000円、ボランジェフリーフロー 7000円、夏のお任せトリュフコース(フリーフロー付)
2万円(すべて税別・サービス料込)
※〜2017年8月31日(木)まで