2017.07.29
vol.11「センツァ クラバッタ」/六本木
プロのバーテンも通うオーセンティックバー
そこで、本誌LEONでYULI*YULIとして14年間にわたり、あらゆるジャンルのレストラン&バーを取材してまいりました“デート・コンシェルジュ”(略してデーコン)こと、渡辺ゆり子が、本当にデートで使えるお店の選び方をわかりやすく御指南いたしましょう。
「勝負時に使いたい暗闇バー vol.1」

最初は薄暗がりの店内に、ダウンライトのわずかな光に照らされたカウンターだけがボォッと浮かんで見えるの。でも、なんだか怪しい場所に来ちゃった、なんて思わないでね。
オーナー兼バーテンダー小宮氏は、お酒好きの夜遊び上手な大人たちが通う西麻布のバー「ウォッカ トニック」で長年修行を積んだ方。明け方近くになるとプロのバーテンダーさん達も飲みにくるほどのオーセンティックなバーなんです。


コチラにはラリックやドームなどが100脚くらいあるの。眺めているだけでも素敵だから、「どのグラスが好き?」なんて聞いて、彼女が選んだグラスに合わせてカクテルをオーダーするのも楽しいから。
洒脱な大人のオトコにこそ、ふさわしい店である理由


ところで、店名の「センツァ クラバッタ」の意味、ご存知かしら? イタリア語でタイなしのスーツスタイル、つまりは仕事を終えてタイを外してもサマになるクラシコ系スーツスタイルのことを指すの。日本で言うところの“ノータイ”とは違うのよ。
洒脱な大人のオトコこそ、こんなバーを行きつけリストに入れておきたいですね。

■「センツァ クラバッタ」
住所/東京都港区六本木4-4-4 メゾン六本木 B1F
営業時間/20:00〜翌6:00 定休日/月曜
席数/20席(カウンター8席)
予約・お問い合わせ/☎03-3408-2929
●席料/1000円
食、シャンパーニュ、花、インテリアと多岐のジャンルが活動のフィールド。2003年、国際アートフラワーコンクール優勝。2010年、シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。本誌LEONの「オヤジのトキメキダイニング」でも長期連載中。2017年7月7日に、自身のバー「Champagne Bar LILI-LA-YULI」が10周年を迎えた。