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2021.03.07

VOL.10「『クラフト』酒のオハナシ」

女性にウザいと思われない美味しい酒のオハナシ

「ぐるなび」のエディトリアル・プロデューサーとして超高級から庶民派まで全方位にわたる豊富な食体験を誇る業界の“グルメ番長”松尾 大さんが、食のトレンドを押さえつつ、新たなグルメの楽しみ方をご提案する連載です。

CREDIT :

文/松尾 大 イラスト/チカツタケオ、林田秀一

「ぐるなび」のエディトリアル・プロデューサー松尾 大さんが、食のトレンドを押さえつつ、新たなグルメの楽しみ方をご提案する連載。今回のテーマは……。

■ Theme10「『クラフト』酒のオハナシ」

酒のことを知っているとモテるなんてオトコの幻想で、コロがすのが上手い女子はスゴ〜イと言ってくれても、「美味しいお酒をご馳走してくれるならそれでいい」と思っているのも悲しめな現実。
そうは言っても、最近誰かに伝えたくなる美味しい酒が「クラフト」もの。例えばビール。以前のクラフトビールは粗さが目立ったけれど、最近はワインのような奥深さも。以前紹介したフォーシーズンズホテル東京大手町のバー『VIRTÙ』でいただける「セゾン デ 東京」というビールは、もはや“とりあえずビール”の遥か彼方で、新宿の『Y.Y.G. Brewery』で造られたもの。

クラフトビールのブームが過ぎた今だからこそ残っている店はホンモノ。浅草『カンピオンエール』のウィリアムスさんから醸造法を習得したとのことですが、こういう酒を飲むたびに日本人の再現性の高さに驚嘆します。
 
同じことはジンにも言えて、千葉に蒸留所のある『mitosaya』は今はなき南ドイツの蒸留所『スティーレミューレ』のクリストフ・ケラーさんに醸造技術を習い造られたもの。ちなみにクリストフさんは世界的クラフトジンブームを生んだ「Monkey47」の生みの親。もはや、気軽にビールとかジンだと呼べないレベル。

酒の話はウザがられるかなと思っても、彼女にちょっとストーリーを語ってみてください。あまりの美味しさに、本当に感動してくれますよ。

松尾 大

雑誌編集者を経て2015年にぐるなび入社。グルメウェブサイト『dressing』を立ち上げ、編集長、2017年よりエディトリアルプロデューサーに就任。のべ2万軒以上の店に足を運んできた“グルメ”番長。

2021年2月号より

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