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2021.01.07

倉本康子さんが教える酒場のセブンルール

モデルの倉本康子さんと、渋谷「のんべえ横丁」を飲み歩きながら、酒場で守るべきルールについて考えました。

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文/秋山 都 写真/平郡政宏、松井康一郎(立石) 

▲渋谷「のんべえ横丁」にて、倉本康子さん
渋谷の「のんべえ横丁」を気分よくハシゴ酒していたヤッコさんこと、倉本康子さん。
夜が更けるにつれ、盛り上がったのは、酒場での粋なふるまいやルールの話。
かといって、星付きレストランで求められるような、四角四面なマナーの話ではありません。

酔って気が大きくなるのか、酒場ではついハメを外しがちですが、ちょっとの気遣いでみんなが気持ちよく楽しめるよね? という、ささいな心遣いについて、です。

なにしろ、1週間のうち少なくとも7日は飲むというヤッコさんの考えるマナーは、すべて酒場から生まれた経験則。
ぜひ実践してみてください。飲み仲間のアナタを見る目が変わるかも⁉

1.リスペクトをもって「こんばんは!」

▲「二毛作」(立石)を訪れた際のヤッコさん。「こんばんは」より「こんにちは」の時間帯でしたが(笑)
「馴染みのお店であれ、初めていくお店であれ、最初のあいさつは大切。私はきちんとお店の方の顔を見て『こんばんは』(あるいは『こんにちは』)と言います。これ、意外にできていない人も多く、ただ入り口に立って声をかけられるのを待つ人もいますよね。言葉にしなくても、笑顔を見せるだけでもいいんです。

お店は、働いている方にとっては自宅と同じですから、リスペクトをもってお邪魔する、という気持ちで伺いたいものです」
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2.おしぼりコースター

▲おしぼりの居場所はここだったのか!
「手をふいたあとのおしぼり、置き場に困りませんか? とくに狭いカウンターの店だと、あっちへ置いたり、こっちへ置いたり、処遇に困ることが多いんです。そんなときは、グラスやジョッキの下へ。

ビールや冷酒など冷たい飲み物の際にはグラスに水滴がついて、テーブルに垂れますよね。あの水滴が輪染みになることが多いんですが、この『おしぼりコースター』なら、おしぼりの置き場に困らず、グラスの水滴も拭けて一挙両得。え、顔が拭けない? それ、マナー以前の問題ね(笑)」

3.串を箸置きに

▲こちらは「江戸っ子」(立石)にて
「同じように困るのが、箸の置きどころ。居酒屋は箸袋や取り皿がないケースも多いんですが、テーブルに直置きするのもなんだし……というとき、酒飲みの師匠である吉田類さんに教えてもらったのがこれ。まず焼き鳥とか串揚げとか串ものを一品頼んだら、その食べ終わった後の串を箸置き代わりに活用します。

ミニマムで美しいでしょ? これぞ酒飲みの美学です(笑)」

4.スイっと飲み干そう!

▲ヤッコさんはまずは生ビール。きれいに飲んでから「おかわり!」
「誰しも、その人にあった酒量やペースがあるものです。とはいえ、グラスや酒器の底に少しだけお酒を残したまま、グダグダするのはやっぱり無粋かな。スッと飲んでおかわりする、またはお会計する。その見極めができているひとはカッコいいなと思います」
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5.混んでる立ち飲みは「ダークダックス」で

▲2019年「江戸っ子」(立石)でのひとこま
「これは新型コロナウイルスの影響を受ける前の話です。混んでいる店内、とくにカウンターの立ち飲みの店などでは、カウンターに向けて平行に立たないのがマナー。つまり、カウンターに向けて正面に立つと、場所を取るじゃないですか? そういうときは、カウンターに向かってハス(ななめ)に立つと場所をとらず、他のお客さんにも迷惑をかけません。

イメージは『ダークダックス』ね。みんなでななめになれば腕が触れ合ったりすることなく、気持ちよく飲めますよね。もちろん、いまはソーシャルディスタンスをとりながら飲む、これが鉄則です」

6.お支払いは計画的に

▲ヤッコさんのお財布には千円札がたっぷり
今夜も気持ちよく飲んだ。さあ、お会計というシーンで。

「私が大好きな酒場はそれほど高くないので、せいぜい数千円というお会計なんですが、ここで1万円札しか持ってないのは無粋かと。飲みにいくならお金をくずして千円札や小銭を用意しておくこと。できるだけお釣りをもらわなくてよいようにしておくのも、お店の方へのさりげない心遣いかなと思います」

7.楽しくほろ酔いでハシゴしよう

「最後のルールは私もなかなか守れないんです。お酒は適量で、ほろ酔いくらいがいちばんいいよねって、アタマでは理解しているのですが、つい飲みすぎちゃう。『のんべえ横丁』や立石、浅草、赤羽など‟酔い”酒場がたくさんあるエリアならハシゴ酒が楽しいですもんね。自戒も込めて、『お酒は適量で』とルールに挙げておきますね(笑)」

倉本康子

東京生まれ。学生時代からファッションモデルとして活躍。2012年~BS-TBS「おんな酒場放浪記」にレギュラー出演し、ファッション業界でNo.1の酒豪として知られる。大のカーブファンとしても有名。

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