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2020.10.16

秋のディナーデートの合言葉は「ホテルdeキノコ」。最強垂涎メニュー4選

デートにメリハリをつけるには季節モノを取り入れるのが吉。そして、秋といえばキノコのシーズンです。キノコは種類、料理法とも実にバリエーション豊か。そして美味しいキノコ料理に出合いたければホテルのシェフにお任せするのが一番。彼女と一緒に「ホテルdeキノコ」デートに出かけましょう。

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文/岩佐史絵

すっかり秋も深まってきた今日このごろ。デートにメリハリをつけるには季節モノを取り入れるのが吉。そして、秋といえばキノコのシーズンです。ちょうど旬を迎える食材とあって、そのおいしさは言わずもがな。味もさることながら、趣向を凝らしたひと皿は間違いなく彼女の心を震わせるはず。

種類、料理法とも実にバリエーション豊かなキノコ料理を美味しくいただくなら、この時季、多くのキノコメニューが揃うホテルのレストランがオススメです。合言葉は「ホテルdeキノコ」。さぁ、一流ホテルのシェフたちの感性豊かな技ありキノコメニューを彼女とご堪能くださいませ!

◆ グランド ハイアット 東京

白×黒トリュフの饗宴! これほどアガるTKGを見たことがあるか

▲ ディナーのみで提供される「白トリュフ×黒トリュフのコース」。プラス6000円ですべてのメニューに白トリュフの追いトッピングが可能。
「グランド ハイアット 東京」4階にある鉄板焼きレストラン「けやき坂」では白トリュフと黒トリュフを心ゆくまで楽しめる「白トリュフ×黒トリュフのコース」(4万円 税サ別)を11月1日から30日まで提供。トリュフ好きを魅了します。

デザート以外すべてのコースに黒または白トリュフが使われており、まさにトリュフづくしのフルコース。目の前の鉄板で調理される食材が放つ芳香もさることながら、最後にシェフがスライスするその瞬間にぶわっと香るトリュフに悶絶すること間違いなし!
▲ フォアグラのソテーにも白トリュフが。第一の皿からしてこの勢い。続いて鮑、伊勢海老、テンダーロインと豪華なコースが続くものの、衰えを知らないトリュフぶり。
きわめつけが、最後のコースとなる“TKG”こと卵かけごはん、その名も「けやき坂卵かけご飯 黒トリュフ添え オニオンとトリュフビネガーのソース」。鉄板で炒めたガーリックライスに烏骨鶏の生卵、ソースをかけてその上にこれでもかとトリュフスライスを……という非常識な逸品です。
▲ 写真だけでも香りだしそうなほどトリュフびっしりのTKG。黒トリュフスライスのシャキシャキ感もお楽しみどころ。
香ばしいガーリックライスに卵のコクとトリュフの香りが合わさり、得も言われぬ味わい。思わず目を閉じてじっと余韻を味わってしまいます。世界広しといえども日本でしかいただけない最高のトリュフの食べ方といっても過言ではないでしょう。

■ けやき坂

住所/東京都港区六本木6-10-3 グランド ハイアット 東京 4階 (6階経由)
営業時間:ランチ11:30~14:30(土・日・祝 ~15:00)
ディナー 18:00~21:00
HP/https://www.tokyo.grand.hyatt.co.jp/restaurants/keyakizaka-restaurant/
予約・お問い合わせ/TEL 03-4333-8782(直通)

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◆ 帝国ホテル 東京

秋の味覚を追求! そこまでやっちゃう感満載の究極のコース

▲ フランスから輸入されるセープ茸をふんだんに。仔鳩のクセを感じさせないのは詰め物もさることながら、やはりフレッシュで薫り高いきのこのおかげ。
キノコはヨーロッパでも秋の味覚として人気の食材。特に薫り高い「セープ茸」は、この季節にフランスでは頻繁に食卓にのぼります。「帝国ホテル 東京」の「レ セゾン」シェフ ティエリー・ヴォワザン氏にとっても秋といえばセープ茸! 今年も季節のコース(現在のメニューは10月20日まで(予定) 4万3000円 税込・サ別)に採用。
▲ カシスのソースの中に鎮座する真っ黒な卵。切ってみるととろりと鮮やかな黄身が流れ出し、それをスプーンで余さずいただく。
メインコース「仔鳩のファルシを1羽丸ごとローストして」にたくさん使われています。乾燥ではなく、今が一番美味しいフレッシュで薫り高いキノコを使うため提供期間も短いものの、香りと食感を存分に楽しむことができるひと皿です。

これに加え、レ セゾンのシグネチャーメニューもセットされているのがうれしいところ。トリュフのピュレと金箔をまとったインパクトの強いルックスの「トリュフとカシスの香るウフムーレット」は、半熟卵なのにまるでお肉のように濃厚。これだけでもメインになりそうなパンチがあります。
▲ 黒トリュフの塊がごろんとそのまま入った「パイ包み焼き」はヴォワザン氏のシグネチャーメニュー。リッチなフォワグラがトリュフの引き立て役に。
また、「黒トリュフのパイ包み焼き」はナイフを入れた瞬間にトリュフの香りと驚嘆の声が漏れること必至。トリュフを自ら真っ二つにする体験ができます。いったいどのくらいトリュフが使われているのか、想像を絶する贅沢ぶりに魂が抜けることは請け合いです。

■ レ セゾン

住所/東京都千代田区内幸町1-1-1 本館中2階
営業時間/ランチ 11:30~14:30(ラストオーダー13:30)
ディナー 17:30~22:00(ラストオーダー20:30)
定休日/毎週月曜日(祝日の際は営業)※当面の間
HP/https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/restaurant/les_saisons/
予約・お問い合わせ/TEL 03-3539-8087

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◆ マンダリン オリエンタル 東京

五臓六腑にしみわたる! 滋味あふれる癒しの一杯

▲ 彩りも美しいキノコのスープ。秋の限定メニューというわけではないけれど、キノコ好きにはぜひ味わっていただきたい逸品。ちなみに、秋には松茸も具材に入る。
中国料理となると高級キノコのイメージはあまりない? と思いきや、「マンダリン オリエンタル 東京」の広東料理「センス」ですごいスープを発見! ディナーのテイスティングコース「CORAL」(1万5000円 税サ別)の中の一品で、「乾燥茸と広東ドライフルーツの佛跳牆 (ファッティウチョン) 黄茸 楡茸 衣笠茸 茶樹茸と椎茸の蒸しスープ」(単品でも注文可 6800円 税・サ別)です。 
▲ 使われている食材ずらり。茶樹茸、花シイタケがスープのベースで、生姜やナツメ、エシャロットなどと一緒に3時間かけてスープを取る。味付けは塩のみなので、まさに素材の味が楽しめる。 
「佛跳牆」は貝柱などが入ったものが一般的ですが、こちらは動物性の材料を一切使っておらず、キノコや木の実、フルーツのみを使用。火加減に気を付けつつ3時間かけてとったスープに、これまたキノコ類のみの具材がぎっしり。一口すすってみれば、キノコの芳香と甘み、かすかな苦みが合いまった滋味がじんわりと身体にめぐるのが感じられます。
▲ 具材に使われる衣笠茸、黄色きくらげ、楡茸。質のいいものは手に入りにくく、非常に高級な食材とされている。 
具には乾燥キノコのほか、シェフが自ら惚れこんで農家から直接購入しているという生のしいたけも使用。肉厚でぷりぷりの歯ごたえのほか、じゅわっとした衣笠茸、こりこりつるんとした黄色きくらげなどそれぞれ異なる食感も楽しく、なかなかの食べ応えです。夏の暑さに疲れた身体を癒してくれること間違いなし。キノコのやさしさここに極まれり、な至高のスープです。 

■ 広東料理「センス」

住所/東京都中央区日本橋室町2-1-1 
営業時間/ランチ月曜~金曜日11:30〜14:30(ラストオーダー 14:00)
土曜・日曜・祝日11:30〜13:30(ラストオーダー 13:00)
土曜・日曜・祝日14:00〜16:00(ラストオーダー 15:30)
※土日祝日ランチは2回転制
ディナー17:30〜22:00(ラストオーダー 21:00)
予約・お問い合わせ/TEL 0120-806-823 (レストラン総合予約 / 9:00~21:00) 
HP/https://www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/nihonbashi/fine-dining/restaurants/cantonese-cuisine/sense
予約・お問合せ/TEL  03-3270 8188

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◆ ストリングスホテル東京 インターコンチネンタル

カクテルまできのこ! どこまでも秋を追求するペアリングメニュー

▲ イタリアングリルゆえ、パスタは前菜扱い。タリアテッレにはポルチーニ茸も入っているうえトリュフスライスもトッピング、という濃厚な味わい。
年に数回、シーズンに合わせたカクテルとのペアリングが楽しめる「ストリングスホテル東京インターコンチネンタル」内、イタリアングリル「メロディア」のディナーコース「アルペジオ」(~11月15日まで 1万3000円 税サ別)。今秋も秋らしい素材を用いたカクテルとともにお目見えです。
▲ タリアテッレのペアリングはとにかくいい香りのトリュフウォッカのカクテル。トリュフにトリュフをかけてもくどくならないのは、鰹出汁やマスカットの働き。
ヘッドバーマンの高橋司氏がメロディア料理長の山本健太郎氏とともに考えぬいたカクテルは、とにかく凝っているのが特徴。特に「これは……!」と思わせるのは、コース2皿めの「フレッシュタリアテッレパスタ 秋トリュフ&ワイルドマッシュルームのフリカッセ」のペアリング。「自家製トリュフウォッカのカクテル マスカット&鰹出汁」は、トリュフに合わせてトリュフもお酒にしてしまおうという大胆不敵な濃トリュフタッグ。
▲ 3皿目「タスマニアサーモンのグリル クミン風味 キャロットソテー&カシスマスタード」。合わせるカクテルにはフレッシュディルが使われていて、やはり料理との相性は抜群。
ウォッカにトリュフを漬け込んで風味をつけ、さらに桜のチップでスモークしたローズマリーで薫りを楽しむカクテルとなっています。マスカットのさわやかさと鰹出汁のうまみも絶妙に織り交ざっていますが、単品で飲むと本来の美味しさが発揮されないとか。このパスタと一緒にいただくために生まれた、ペアリングメニューならではのユニークな一杯です。

■ メロディア

住所/東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー26F
営業時間/朝食6:30〜11:00 (ラストオーダー 10:30a.m.)
ランチ月~金11:30〜15:00 (ラストオーダー 14:30)
土日祝11:00~15:00 (ラストオーダー14:30)
ディナー18:00〜22:00 (ラストオーダー 21:00)
HP/https://intercontinental-strings.jp/jp/dine/melodia
予約・お問い合わせ/TEL 03-5783-1258(10:00~20:00)

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