華やかな午後のブルゴーニュを
場所はテレ朝通り。六本木ヒルズにほど近い、どこか商業的な臭いのするこの通りに似つかわしくない、草木が茂った小さなテラスの先に、“コージー(居心地の良い)”という言葉がピッタリの「ル・ブルギニオン」はあります。
言ってみればフレンチのバブル期を過ごしてきたはずなのだけど、ほかのフレンチのように支店を出したり、プロデュース業をしたりということには一切見向きもせず、ずっとひたむきにコツコツとお店と「ル・ブルギニオン」の味を守ってきた菊地シェフ。
その人間味溢れる人柄が、今も変わらぬ安定した美味しさの理由なんですね。東京・愛されフレンチレストランに任命します。
帆立貝のエフィロシェ 牛蒡と石川芋の大根ファルシー × シャブリ プレミア クル モン・ド・ミリュ 2011
函館 小国牧場の黒毛和牛のブッフ ブルギニオン × ジュヴレ・シャンベルタン 2011 ドルーアン・ラローズ
淑女のトキメキポイント
ブルゴーニュ大好き、と言ってもワインオタク女に思われちゃうから気をつけてます(笑)。華やかな香りで癒されるし、もっと知りたいワインです。ブルギニオンで料理を楽しみながら、ワインも勉強中。
席に溢れる乾杯と笑顔
席に溢れる乾杯と笑顔
重厚で、格式を感じる内装に気後れしちゃう?いえいえ、この非日常の緊張感をふたりでお洒落して出かけて行って楽しんじゃうのが大人というものですよ。
ル・ブルギニオン
東京都港区西麻布3-3-1
☎03-5772-6244
営業/11:30~13:00、18:00~21:00 水休
●函館 小国牧場の黒毛和牛のブッフ ブルギニオン3400円、ジュヴレ・シャンベルタン 2011 ドルーアン・ラローズ1万円
東京都港区西麻布3-3-1
ナビゲーション・文/YULI*YULI
2015年02月号より抜粋