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2025.08.16

世界が注目するバーテンダーが登場! 「ザ・マッカラン」カクテルフェアが大阪で開催

今夏、「THE MACALLAN(ザ・マッカラン)」と「ウォルドーフ・アストリア⼤阪」がタッグを組み、特別カクテルフェアを開催。世界的に注目されている「LAMPBAR」⾦⼦道⼈さんと「CRAFTROOM」藤井隆さんによる「ザ・マッカラン」を使用したオリジナルカクテルが楽しめます。

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文・編集/秋山 都(編集者・ライター)

今、世界の美食家がバーに注目する理由とは?

ASIA 50 BEST BARS
▲ 筆者が取材に行った「Asia’s 50 Best Bars 2025」のアワード。アジアのベスト・バーが一堂に会してすごい熱気でした!
「今、バーが面白いんです」

日頃、国内外の美食シーンを取材していると、しばしば「最近注目の食トレンドは?」と聞かれるのですが、そんな時にまず返すのがこのコメント。「え、バーですか?」と意外そうな顔をされることも多いのですが、そう、バーが今、面白いんです。なぜか? その理由を簡潔にまとめますと、下記の通りです。

多様な空間とサービス
20年ほど前は薄暗い空間で紳士が煙草をくゆらす空間というイメージでしたが、現在のバーは多彩。カフェのように明るかったり、時にラボのようだったり……。バーテンダーが女性である場合も多く、客層もさまざま。特にアジアのバーは若い人々が多く、活気にあふれています。

地域性豊かなカクテル
バーと言えば「マティーニ」や「ジントニック」などクラシックカクテルがまず浮かびますが、ここ10年ほどのミクソロジーブームもあり、カクテルはどんどん進化。地域によってスパイスやハーブ、時には発酵食品を使うことも。1杯のグラスのなかにさまざまな物語が隠されています。

コストパフォーマンス
昨今、レストランの価格も値上がりし、気楽に外食できません。でもバーなら、まあ高くてもタカがしれているというか……。たとえばデートの時、食事にはそれほど力を入れられなかったとしても、食前や食後に素敵なバーでお酒を飲むだけで、1日の印象は大きく変わります。1杯飲んで次の店へホッピングしても楽しいし、経験値に対しての価格がリーズナブルだと感じます。
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「ウォルドーフ・アストリア⼤阪」×「ザ・マッカラン」特別カクテルフェア

ということで、東京はもちろん、旅先でも必ずバーへ行くのを日課としている筆者ですが、今回のデスティネーション、大阪で非常に楽しいバーイベントに出会えたので、そのレポートをば。
「THE MACALLAN(ザ・マッカラン)」と「ウォルドーフ・アストリア⼤阪」がタッグを組み、特別カクテルフェア
▲ U字型のカウンターが印象的な「Canes&Tales」。中央がゲストバーテンダーとしてカクテルフェアに参加していた「LAMP BAR」(奈良)の金子道人さん。
まず舞台となったのは、今年4月に開業したばかりのホテル「ウォルドーフ・アストリア⼤阪」28階のバー、「Canes&Tales(ケーンズ&テイルズ)」。ホテルバーでありながら、天井が低めでこじんまりとした空間は居心地よし。狂騒のジャズ・エイジとも言われる1930年代をテーマにしているインテリアは,どこかヴィンテージ感漂い、スタイリッシュです。
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「ザ・マッカラン」を使ったオリジナルカクテルを3種

「THE MACALLAN(ザ・マッカラン)」と「ウォルドーフ・アストリア⼤阪」がタッグを組み、特別カクテルフェア
▲ カクテルに使用するのは、もっともスタンダードなタイプの「ザ・マッカラン12年」。
この「Canes& ales」では期間限定(~9月30日)で、世界的にも注目されているバーテンダーふたりを招聘して、特別カクテルフェアを開催中。テーマとなっているのは、シングルモルトのロールスロイスと言われる「ザ・マッカラン」です。念のためにご説明しておくと、1824年スコットランドはスペイサイドで創業。シェリー樽熟成からもたらされる華やかで芳醇な香り、上品でリッチな味わいに世界中にファンがいるスコッチ・ウイスキーですよ。

「THE MACALLAN(ザ・マッカラン)」と「ウォルドーフ・アストリア⼤阪」がタッグを組み、特別カクテルフェア
▲ こちらは「ザ・マッカラン」の200周年を記念してリリースしたボトル「TIME : SPACE Mastery」。200 年の歴史を受け継いだインベントリーから選びぬいた14種類の卓越した樽を使用し、複雑なレイヤーと香り、そして驚異的な深みを実現させたユニークなシングルモルトです。
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特別カクテルフェアは2期に分かれており、8月26日まで開催されている前期には、冒頭の写真でご紹介した「Asia’s 50 Best Bars 2025」でも46位にランクインしている「Lamp Bar」(奈良)より金子道人さんが登場! 金子さんは権威あるカクテルコンペ「WORLD CLASS」世界大会で優勝した経験のある凄腕バーテンダー。「Lamp Bar」も日本ならではの美意識を感じさせる革新的なカクテルと美しい空間で、それはそれは素敵なバーなんですが、それはまたいつかご紹介するとして。
「ザ・マッカラン」を使用した3種のカクテルも、それぞれテクスチャーが違い、ユニークな香りや味わいが楽しめる素晴らしいものでした。これは3杯とも飲んでいただきたいけど、私のイチ推しは食べられるシガーを添えた「Amber Time」。ぜひお試しください。
「THE MACALLAN(ザ・マッカラン)」と「ウォルドーフ・アストリア⼤阪」がタッグを組み、特別カクテルフェア
▲ 私がうかがったのはカクテルフェア初日でしたが、この1日で数百杯のカクテルを作ったであろう金子さん。クールな面持ち、かっこいい。
この「特別カクテルフェア」後期(8月27日~9月30日)には、やはり「Asia’s 50 Best Bars 2025」で58位にランクインしている大阪の隠れ家バー「CRAFT ROOM」より、藤井隆さんが登場予定だとか。こりゃ、もう一度飲みにいかないと!
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話題のホテル「ウォルドーフ・アストリア⼤阪」でステイ

さて、せっかく大阪まで来たし、カクテルしこたま飲んじゃったし……というわけで、この夜は「ウォルドーフ・アストリア⼤阪」へそのままステイ。ヒルトンの最上級ラグジュアリーブランド「ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ&リゾーツ」の日本初進出として話題を呼んでいますね。
ゲストルームはもちろん快適でしたが、私としては広々としたフィットネスと、外光がさんさんと入るスイミング・プール、そしてサウナがとてもよかった。摂取したアルコールとカロリーは遅くとも翌朝には消化させないとね。まず、健康でいることが日々のレストラン&バーパトロールを楽しむための第一条件ですから。

「ザ・マッカラン」×「ウォルドーフ・アストリア⼤阪」
特別カクテルフェア

会期/2025年7⽉30⽇(⽔)〜9⽉30⽇(⽕)
第1弾:7⽉30⽇(⽔)〜8⽉26⽇(⽕)
第2弾:8⽉27⽇(⽔)〜9⽉30⽇(⽕)
会場/「Canes & Tales(ケーンズ&テイルズ)」
住所/⼤阪府⼤阪市北区⼤深町5-54 「ウォルドーフ・アストリア⼤阪」28階
予約/06-7655-7111 (代表)

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秋山 都(編集者・ライター)
東京生まれ。 富裕層向けライフスタイル誌「セブンシーズ」、「Harper’s BAZAAR日本版」、「東京カレンダー」誌で編集長を歴任。 アマゾン・ジャパンでファッション・エディトリアル・ディレクターを務めたのちに独立。「WebLEON」では食いしん坊担当として、食・酒・旅など人生の快楽的側面を追求しております。好物はハイボールとタルタルステーキ。趣味はハシゴ酒。

今宵はどこへ飲みに行きましょう?

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