ナビゲーション・文/YULI*YULI
2013年9月号より抜粋

ペルー音楽が流れるエキゾチックな空間
◆ 荒井商店 [アライショウテン] / 東京・港区
ふむふむ、フレンチの素養がしっかりありながらも、ペルーという選択をしたあたりに、YULI*YULIのアンテナがビビッと反応したのでございます。ペルーって海あり、山あり、アマゾンあり、さらに移民大国。つまり、食材の宝庫×多種な民族=食文化が豊か、なことに目をつけたのだとか。
今年グローバル・ガストロノミー・アワードを受賞した、今ホットなペルー料理人ガストン・アクリオ氏に師事した経験もあるので、今後の荒井旋風に大注目です。

人気の定番メニューはやっぱりセビーチェ!真鯛と赤玉葱スライス、ジャイアントコーンなどを、たっぷりのレモン汁とアヒ・リモでマリネ。ビールのクスケーニャはなんと海抜約3700mのクスコで造られています。
まずはペルーの代表的な味をチェックしてね


淑女のトキメキポイント
ペルーって言えば、誰しもがマチュピチュばかりを思い浮かべちゃうけど。あの、フジモリ元大統領の国ですものね。日本の移民も多いから日本人の口にも合う料理が多いみたいよ。う〜ん、ペルー料理って興味津々です。
◆ 荒井商店 [アライショウテン]
住所/東京都港区新橋5-32-4 江成ビル 1F
営業時間/11:30~15:00(L.O.14:30)、18:00〜23:00(L.O.22:00)
定休日/日曜日 ※夜は要予約
お問い合わせ/☎03-3432-0368
●セビーチェ 2100円、ロモ・サルタード 4000円、ビール 800円~
東京都港区新橋5-32-4 江成ビル 1F
黄色い一軒屋の本格ペルー料理
◆ Bepocah [ベポカ] / 東京・渋谷区

中に入ると、エキゾチックな床のタイル、吹き抜けに造られた階段で二階に上がると、ワイン色と茶色でまとめられたシックなメインダイニングが。その高感度なセンスに誰もが「ここがペルー料理のお店 ?」と思ってしまうかも。
今や、世界のグルメ界に旋風を巻き起こしているペルービアン(ペルー料理の呼び方)を、お洒落な空間で味わうことができるの。洗練されたインテリア、モダンなお皿の上にフランス料理のように盛りつけられる料理。パーフェクトです♪
彩りも盛りつけもきれいのひと言

シックな空間でペルーデートを

お邪魔するまではお洒落なイタリアンかと思っていました。金、土はなんと明け方の5時まで営業しているのですって。BARカウンターの前にはソファ席もあるから、深夜のペルーBARなんてなかなかいい響きじゃない?
◆ Bepocah [ベポカ]
住所/東京都渋谷区神宮前2-17-6
営業時間/17:00~翌2:00
(L.O.翌1:00)※金曜、土曜は
〜翌5:00(L.O.翌3:00)
定休日/日曜日
お問い合わせ/☎03-6804-1377
●アロス・コン・パト 2400円、
3種のティラディート 1600円、
ムール貝の前菜盛り合わせ
1200円、グラスワイン 650円~
東京都渋谷区神宮前2-17-6
ペルー人オーナーが広めた祖国ペルー料理
◆ Miraflores 恵比寿[ミラフローレス エビス]/ 東京・渋谷区
なんと、ペルー料理を日本に紹介し、広めた功績をたたえられて、本国ペルー政府から勲章も叙勲されているのですって。素晴らしい!! 今や、世界が注目のペルー料理だけど、それもきっと自国の料理を彼女のように広めた人が世界中に散らばっているから、なのでしょうね。これぞ、ペルー旋風です。
さて、場所は恵比寿というより、代官山寄りの坂の途中。カフェのような明るい雰囲気だし、オーナーもシェフもペルー人。サルサの陽気なラテン音楽がBGMだから、ペルービアンの基本のキを味わうのにピッタリ。ペルービギナーの方でも気軽にトライできちゃいます。
アロス コン ポーヨとピスコで乾杯

ペルーの家庭料理ってこんな感じかしら?

一度食べると 病みつき必至

黄色い壁の店内でペルーを初体験

こちらでは代表的なペルー料理を提供するバイキングの日もあるみたい。でも毎日ではないので、必ずチェックしてから行ってね。リピーターのお客さんが多い、人気カジュアルペルービアンよ。
◆ Miraflores 恵比寿 [ミラフローレス エビス]
住所/東京都渋谷区恵比寿1-30-14 エコー代官山 2F
営業時間/11:30~15:00(L.O.14:30)、
18:00~23:00(L.O.22:00)
定休日/月曜日
お問い合わせ/☎03-6416-9898
●アロス コン ポーヨ
2500円、アンティクーチョ
デ コラソン 1500円、
ピスコ 900円~