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2015.10.01

春の"旬野菜"を堪能!「彼女目線」の店選びが正解です

写真/上田佳代子 ナビゲーション・文/YULI*YULI
2013年6月号より
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春になるとぞくぞく出てくる目にも鮮やかな野菜たち。その野菜を育てた農家や野菜の成分&効用など知的好奇心もくすぐられて、デートの会話も盛り上がります。
春→薄着→痩せなくちゃ→野菜を食べよう→モテる。春こそは、冬にたっぷり蓄えた脂肪をリセットしたくなる時。実は、ニキータだって、同じこと考えてます(笑)なので、"デートで野菜"こそ、春の"モテるキーワード"。

緑あふれる古民家で楽しむ野菜時間

◆ レストラン イートリップ/東京・原宿
原宿の裏道から奥まった場所。個人のお家かしら?と、お庭を入って行くとあらわれる、小さな一軒家が「restaurant eatrip」。フードクリエイトチームeatripを主宰するフードディレクター、野村友里氏が手がける食空間で、木造の古民家を改装した木のぬくもりを感じる場所です。
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花ブロッコリー、チコリ、ラディッシュ、紅芯大根、トレビスなど。農家さんが大事に育てた春の野菜たちをナッツ類とオリーブオイルで作ったソースでどうぞ。
オープンキッチンから漂う美味しそうな香りと、随所に置かれているハーブ、テラスの向こうに見える庭の樹々。そんなダイニングルームに運ばれてくる料理は、季節感のある、大地の恵みを感じるメニューばかりです。
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左●三重の尾鷲港から届いた天然甘鯛に添えてあるのは高知産胡瓜のローストと塩漬けレモン。右●イタリアでは幻の豚と呼ばれるサドルバック種の豚は、桜島産。歯ごたえのある手打ちの“タリアッテレ”でいただきます。

魚、肉、野菜を単に仕入れるのではなく、顔が見える生産者から多くを取り寄せているとのこと。つまりひとつのお皿の上に何人もの生産者の想いが感じられるということですよね。だからここに来ると心身ともに解放された気持ちで食事をいただけます。食を通じて、人と人がつながっていく幸せオーラをいただきましょ♪

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広々としたこちらのオープン・キッチンで次から次へとお料理が作られていく。このカウンターで並んで食べながら、楽しい料理トークに華を咲かせるのもいいかもしれません。
【淑女のトキメキポイント】
原宿にこんな素敵なレストランがあるなんて! ゆるりとしたファッションでお食事デートをすれば、気分もユルユルとリラックスできそう。野村さんは、シェ・パニーズで働いた経験もあるのですって。なーるほど。
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ワインはすべて自然派

右からソノマの「scribe」、シャルドネアルザスの「Marc Tempeロゼ」。ロワールの「Kharakterシュナンブラン」という野村氏と親交のある造り手からのセレクト。

◆ レストラン イートリップ

住所/東京都渋谷区神宮前6-31-10 1F
営業時間/平日 18:00~24:00(L.O.23:00)
     土 11:30〜15:00(L.O.13:00)
     日 11:30〜17:00(L.O.15:00) 
定休日/月曜
☎/03-3409-4002
●季節の野菜とナッツソース1400円、サドルバック豚のパスタ2400円、グラスワイン900円~

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自然栽培の野菜をたっぷりと

◆ 火水土[ヒミズツチ]/東京・銀座
陽を浴び、水で潤い、土に力強く根を張って自然に即して成長した野菜。つまり、肥料も農薬もなく育った“自然栽培の野菜”を扱う、ナチュラル・ハーモニーが経営するのがここ「日水土」。
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人参ポタージュ、ひじき、切り干し大根、葉牛蒡、豆4種のカレー煮混み、茄子のソテー、ジャガイモ葱味噌焼き、大根のグラタン!! 羽釜炊きの七分付きササニシキご飯と、具だくさん天然酵母味噌汁。
銀座の中心から5分ほど離れた静かな区域の一角。1階は、野菜をはじめとしたオーガニック関連商品のショップ「結市場」があり、こちらはその2階。
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右●藁付き納豆の爆弾は、納豆の下にある刻んだ6、7種の野菜と帆立、ヒラメ、温泉卵も入れて掻き混ぜ、レタスに紫蘇と海苔と一緒に包んでパクッと食べて。左●鶏のローストには、トマトの香草パン粉焼き、きのこピューレ、大葉のペーストが添えられて見ためフレンチ!
座っていると、なんだか気持ちのいい空気感。聞けば、店内の壁は漆喰、床は無垢の杉板、テーブルも何もかも自然素材で作られているんですって。空気が澄んでいるように感じたりして、大都会の空気がいかに汚れているのかを実感してしまいます。そして美味しいお料理ときれいな盛りつけ。料理長の浅川シェフは、YULI*YULIお気に入りの仏料理・アラジンにいた方だから、素材に頼るだけではない、フレンチ・エッセンスも随所にちりばめられています。
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昭和初期の建物をリノベした店内には、優しい光がほんわり差し込みます。素朴でほっとする安らぎの空間で、スタッフもみんな明るくて親切なの。
【淑女のトキメキポイント】
ナチュラル・ハーモニーの宅配って評判よ。そこの直営店なのね。この手の自然系レストランって、素っ気ないお料理がわりと多いけど、さすがフレンチ出身のシェフが作ると盛りつけがきれいでウレシイな。
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1階のお店も要チェック!

こんな素敵なお店が近所にあったら便利でいいのにな。お食事の帰りにぜひ覗いてみてね。で、ついついお買い物!

◆ 日水土

住所/東京都中央区銀座1-21-13 ナチュラル&ハーモニック銀座 2F
営業時間/11:30〜14:30(L.O.14:00)、18:00〜23:00(L.O.22:00)
定休日/日・月
☎/03-3562-7720
●9種の野菜プレート(ディナー)2000円、自然派ワイン3000円〜

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奥沢の住宅地にあるお野菜フレンチ

◆ ラ フィーユ/東京・奥沢
フランス語で「葉っぱ」の名を持つコチラは、無農薬野菜を使ったメニューが多い、こぢんまりとしたフレンチ・レストラン。奥沢の駅から5分ほど歩いた閑静な住宅街のなかにひっそりと佇んでいます。オープンして早10年経っているそうですが、お客さんは奥沢住民のリピーターがほとんどという知る人ぞ知るお店なのです。
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産地直送の鮮魚、ホウボウの皮目をパリッとポワレして香野菜のフリカッセを。枝ブロッコリー、そら豆、竹の子、蕪、エンドウなどを、春らしく穴子と蛤のレフォールソースでいただきます。
ドアを開けると、1階は厨房。その厨房を横目に階段を上がると、2階には静かなテーブル席が。テーブルの間隔がゆったりしているので、隣を気にせずにおしゃべりが楽しめそうです。
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左●スーパーフルーツトマトを甘エビとアボカドのマリネとともにいただきます。上はセミドライトマト、下はフレッシュトマトを使っているので、食感の違いを味わって。右●ジャガイモのさやあかねを新玉葱とベーコンのクリーム煮と合わせ、隠し味にフォアグラを溶け込ませたパイ。
メニューにいくつかあるコースのなかから、こちらの定番“お野菜のコース”を選べば、旬の野菜をたっぷりといただくことができるの。ランチタイムには女性客のおしゃべりが、ディナータイムには家族の笑い声が聞こえてきそうな、アットホームなレストランです。
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自由が丘からだと歩いて15分の散歩
この辺りは、静かな住宅地なので見過ごしてしまうかも。フランス国旗を目指して探してくださいね。自由が丘へは徒歩15分ほどなので、帰りは自由が丘までお散歩デートなんてのもオススメです。
【淑女のトキメキポイント】
奥沢って普段なかなか行かない場所だけど、知らない地域の探索デートっていうのも案外けっこう楽しいもの。今回紹介した旬のお野菜コースは、数量が限定みたいだから、必ず事前予約しておいてね。
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ゆったりとした2階のテーブル席

ランチタイムには窓のカーテン越しに光が差し込みます。白いテーブルクロス、ワイン色の椅子、花柄の皿など、どこか昔懐かしい落ち着いたフランス料理店の風情が今でも残っています。

◆ ラ フィーユ

住所/東京都世田谷区奥沢2-6-9
営業時間/11:30〜15:30(L.O.14:00)、18:00〜21:00(L.O.) 
定休日/水
☎/03-3725-2189
●「旬のお野菜コース」5800円
※1日6食限定、コース内容は時期により変動します。スパークリングワイン1000円〜

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