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2020.04.08

簡単で超ウマイ! 最高な「のり弁」の作り方

“週末鮨屋”の料理研究家として知られる野本やすゆきさんが、料理初心者の男性向けに「モテる」「デキる」レシピをご指南!

CREDIT :

レシピ&調理/野本やすゆき 文/秋山 都 写真/吉澤健太

「男子厨房に入らず」と言われたのも今は昔。いまは「弁当男子」も、週末ともなれば腕を奮ってホムパやキャンプ……という料理上手な男性もたくさんいます。でもその一方で、まだ「インスタントラーメンしか作れない」という方もある一定数いるのも真実。

そこで本連載では“週末鮨屋”として注目されている料理研究家、野本やすゆきさんに、初心者でも作れ、自分で食べておいしいのはもちろん、一緒に食卓を囲むお連れさまにも「すごい!」と言ってもらえるレシピをご指南いただきます。料理はいまどき男子必携のモテツールであるものの、万遍なく何でも作れる必要はありません。数品のキラー料理を作れるよう、腕を磨いておきましょう。
焼き鮭に玉子焼き……好みのおかずで自分だけの「のり弁」をクリエイトしてみては。
第15回は「のり弁」。
おうち時間が増えているいま、お弁当作りで気分転換はいかがでしょう?
なかでも「のり弁」はごはんに海苔を乗せるだけ、とシンプルですが、中におかかをいれたり、2段重ねにするなど、それぞれのこだわりや工夫が楽しめるお弁当。
今回のおかずはベーシックな内容にしてみましたが、お好みのおかずを各自探して、自分史上最高の「のり弁」を作ってみてください。
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「のり弁」を作ってみよう!

【材料】  2人分

ごはん         適量
海苔            適量
しょうゆ          適量
塩鮭の切り身      2切れ
 
[ちくわ天]
ちくわ         1本
Aてんぷら粉       50g
A水          75ml
A青のり        小さじ1
揚げ油          適量

[玉子焼き](作りやすい分量)
玉子焼き→太巻きのレシピ参照

[ほうれん草のナムル](作りやすい分量)
ほうれん草                    3株
塩                      小さじ1/6
ごま油                            小さじ1/4
白すりごま                   小さじ1/2


[しらたき明太子和え](作りやすい分量)
しらたき              100g(あくぬき済の物)
明太子             1/2はら
しょうゆ        少々

のり弁の材料といえば、つまりごはんと海苔、しょうゆだけ。あとはどんなおかずを入れたいか、によって異なります。今回のおかずはのり弁の王道ともいえる焼き鮭、玉子焼き、ちくわの磯部揚げ、そしてほうれん草のナムルとしらたきの明太子和えというラインナップ。
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【作り方】

もっとも手がかかるちくわの磯部揚げから作ってみましょう。
ちくわは縦に半分に切り、青のりを混ぜた天ぷら粉に絡め、中温(180度)で揚げます。
表面がからりと揚がればできあがり。
次にしらたきの明太子和えを。これまた簡単で、しらたきをほぐした明太子と和え、しょうゆで味を調えるだけ。しらたきがあくぬきされていないタイプの場合は一度下茹でして使ってください。また、フライパンがテフロン加工されていない場合にはサラダ油かゴマ油をひきましょう。
鮭は魚焼きグリルで焼きました。
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玉子焼きの作り方は以前ご紹介した「太巻き」のレシピを参照いただくとして、
ポン!ときれいな玉子焼きが焼けるとうれしい!
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おかずがすべて出来上がったら、さあ、いよいよ「のり弁」の本領であるごはんにとりかかります。
よくのり弁を食べるとき、ごはんをひと口分取ろうとして、のりがずるずるとくっついてきてしまうことがあります。のりとごはんがしっかり定着できていないから起きる現象ですが、野本さんのおすすめは、敷いたのりの上からしょうゆを適量塗る方法。
ごはんを敷き詰め、のりを乗せたら、上からしょうゆをタラり。
このときは二段にしたので、さらに上からごはんを乗せ、海苔を敷き、さらにしょうゆをタラリ。
おかずをすべてのり弁の上に乗せたら、自分史上最高の「のり弁」の出来上がり。ちくわの長さがお弁当箱のサイズにぴったりはまると盛り付けもキマリやすいようです。
残念ながらこの春はこのお弁当を持って出かけるところもなかなか見つかりそうにありません。時にはおうちの中で食べるお弁当も気分が変わっていいものですよ。

Stay and Safe at Home!

● 野本やすゆき (料理研究家)

東京・谷中で昭和初期から続く老舗寿司店「谷中 松寿司」に生まれ、現在、金・土・日曜のみ3代目として店を継承。“週末鮨屋”としても活動しつつ、わかりやすいレシピがTV、雑誌で人気の、いま注目の料理研究家のひとり。プロレス好き。

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