2020.03.13
vol.127 「Matsushima(マツシマ)」
【感動必至】 この未知なる中国料理はデートの大きな武器になります!
我々が日々、慣れ親しんでいる中国料理。でも実は、まだ日本には浸透していない中華があったのです。それは、辺境の地方や少数民族の料理をアレンジした先鋭的な中国料理。「Matsushima(マツシマ)」のソレは初めての味ながら、クセになりそうな美味しさに満ちていて、彼女と一緒に感動を分かち合えること必至!
- CREDIT :
写真/牧田健太郎
シェフ自ら中国・西南地方の料理を
現地で研究しアレンジ
そしてペアリングはワインではなく、紹興酒なの。私たちが食べたことがないメニューがほとんどとはいえ、実はとても食べやすいのが特徴です。初めてだったら、こちらの代表的な料理を少量ずつ食べられるコースもおすすめ。そのなかから、いくつかご紹介しましょう。
いちばん左の沈缸酒(ガンガンハオ)は、紅麹と漢方を合わせた独特のお酒。中央の即墨老酒(ジーモーラオショウ)は、歴史のある醸造法で作られたお酒で、新陳代謝の促進にも良いと言われているのだそう。右側の黒谷有機千紅(ヘイグー)はブドウ未使用の黒米ワイン。飲んだことのない銘柄だらけです!
年に何回も現地へ足を運んでいる松島シェフいわく、「西南地方の料理は奥深くて、行くたびに未知の食材や香辛料に巡り合う」のだそう。進化が止まらない松島シェフに、今後も期待!
■ Matsushima(マツシマ)
住所/東京都渋谷区上原 1-35-6 第16菊地ビル B1
営業時間/18:00〜22:30(L.O.)
定休/水曜(不定休)
予約・お問い合わせ/ ☎︎ 03-6416-8059
● 渡辺ゆり子
食、シャンパーニュ、花、インテリアと多岐のジャンルが活動のフィールド。2003年、国際アートフラワーコンクール優勝。2010年、シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。本誌LEONの「オヤジのトキメキダイニング」でも長期連載中。2019年7月7日に、自身のバー「Champagne Bar LILI-LA-YULI」が12周年を迎えた。