
日本酒を作ったのは、同じく三重県伊賀市にある「太田酒造」。こちらも創業は1892年と130年近い歴史を誇る老舗。地元の忍者、服部半蔵にちなんだ「半蔵」という日本酒を製造していて、2016年に行われた伊勢志摩サミットでは、各国首脳の乾杯酒としても使われ高評を得た銘品なのです。
両者を別々に温めてから、だし4:酒1の割合で合わせて飲んでみると……ナンですか、これ⁉ かつおだしの香りとコクを存分に感じながらも、まろやかで風味豊かな日本酒の味わいもしっかり感じられて、まさに両者を良いとこ取りした至極のマリアージュとなっているじゃありませんか。まさに“新発見”と言った感じです。
そして、これだけで飲んでも十分美味しいのですが、元々日本酒と鰹節ですから食事と合わせても決して邪魔しないところもポイントです。
ちなみにこの「だし割かん」、どんな料理に合わせると良いか、日本酒ディレクター田中さんに聞いたところ、「和食全般、何でも合うと思いますが、個人的にはチーズと合わせるのがオススメです」とのこと。

だし割かん
「天ぱく 御食誂え(出汁)」、「半蔵 神酒誂え(特別純米酒 神の穂)」各720ml 1本の2本セットで4000円(税抜き)。10月1日より髙島屋御歳暮ギフトにて先行販売。また、かつおの天ぱく、大田酒造のHPでも販売。
● まるてん有限会社 かつおの天ぱく
URL/http://www.katuobushi.com
● 株式会社 大田酒造
URL/http://www.hanzo-sake.com