2019.07.28
とろっとろ煮卵、カリッカリあじフライ、さっぱりカルパッチョの簡単3分レシピ
“週末鮨屋”の料理研究家として知られる野本やすゆきさんが、料理初心者の男性向けに「モテる」「デキる」レシピをご指南!
- CREDIT :
写真/吉澤健太 レシピ&調理/野本やすゆき 文/秋山 都
そこで本連載では“週末鮨屋”として注目されている料理研究家、野本やすゆきさんに、初心者でも作れ、自分で食べておいしいのはもちろん、一緒に食卓を囲むお連れさまにも「すごい!」と言ってもらえるレシピをご指南いただきます。料理はいまどき男子必携のモテツールであるものの、万遍なく何でも作れる必要はありません。数品のキラー料理を作れるよう、腕を磨いておきましょう。
多くのケースにおいて、まずは自宅に招くのがひとつの障壁となります。だって、女性としてみれば、いったん敷居をまたいだら最後、「あんなこと」や「こんなこと」もあるのかな?と不安になるわけで。そこで、いかに軽い気持ちで来てもらうか、が重要となるわけですが、そんなときに使いたいフレーズが下記です。
「ちょっとウチで軽く飲まない?」
「二軒目、ボクンチでどう?」
「美味いワイン(日本酒・シングルモルトなど)があるんだけど、もう一杯だけどう?」
首尾よくお相手が自宅へ来てくれたらしめたもの。そこでオオカミに豹変……ではなく、グラスに飲み物を注いでサーブしたら、余裕のある様子でキッチンに立ちましょう。グラス片手に手際よくツマミを出せたら、お相手も「あ、本当に飲むだけなのかな?」と心のハードルを下げてくれるはず。この、期待と不安をいい意味で裏切り続けるのが、「モテる」「デキる」へと続く定石ですからね。
日本酒にあう!煮たまご
【材料】 作りやすい量
たまご 4~6個
Aだし 100ml
Aしょうゆ 50ml
Aみりん 50ml
A八角 (あれば)適量
※Aはだし2、醤油1、みりん1の割合となるように合わせます。
(1) たまごは常温に戻し、沸騰した湯に入れて5~6分茹で、冷水にとる。
(2) 鍋にAを入れてひと煮立ちさせ、冷ます。
(3) たまごの殻をむき、保存袋にいれAで1晩以上漬ける。
ワインにあう! 旬の白身魚のカルパッチョ
このときはサク(切り身)の白身魚を使用しました。魚を切り分ける自信のない方はスーパーで刺身用パックを購入しましょう。
チャービルなどのハーブをみじん切りに。ハーブは色合いを鮮やかにしれくれるのと、そのフレッシュな香りで魚の生臭さを緩和させる効果があります。
ミニトマトは半分に切って塩をふり、なじませます。トマトから水分が出て、魚と味がなじみやすくなります。
あとはまぜるだけ。
オリーブオイルは大さじ1としていますが、目分量でもOK。一般に「大さじ1」の量はボトルを傾けて1.5秒くらいの呼吸です。
このときはサク(切り身)の白身魚を使用しました。魚を切り分ける自信のない方はスーパーで刺身用パックを購入しましょう。
チャービルなどのハーブをみじん切りに。ハーブは色合いを鮮やかにしれくれるのと、そのフレッシュな香りで魚の生臭さを緩和させる効果があります。
ミニトマトは半分に切って塩をふり、なじませます。トマトから水分が出て、魚と味がなじみやすくなります。
あとはまぜるだけ。
オリーブオイルは大さじ1としていますが、目分量でもOK。一般に「大さじ1」の量はボトルを傾けて1.5秒くらいの呼吸です。
【材料】
タイやスズキなど白身魚(刺身用) 100g
ミニトマト 4~5個
塩・こしょう 適量
オリーブオイル 大さじ1
チャービル(もしくはバジルやディル) 適量
白身魚はそぎ切りする。ミニトマトは半分に切る。チャービルは刻む(スーパーや鮮魚店で刺身パックを購入してもOK)。
(2) ボウルにトマトをいれ塩をふり、混ぜる。白身魚、チャービル、オリーブオイルを加えて和え、塩コショウで味を調える。
ウィスキーにあう! アジフライ
【材料】
アジ(三枚におろし、腹骨をとったもの) 2尾分
塩・こしょう 適量
小麦粉 適量
たまご 1個
パン粉 適量
揚げ油 適量
Aからし 小さじ1/2
Aマヨネーズ 大さじ3
アジに塩、こしょうで下味をつける。卵は溶き卵にする。Aを混ぜ合わせておく。
小麦粉、たまご、パン粉の順に衣をつける。
180℃の油できつね色になるまで揚げる。皿に盛りAを上からまわしかける。
● 野本やすゆき(料理研究家)
東京・谷中で昭和初期から続く老舗寿司店「谷中 松寿司」に生まれ、現在、金・土・日曜のみ3代目として店を継承。“週末鮨屋”としても活動しつつ、わかりやすいレシピがTV、雑誌で人気の、いま注目の料理研究家のひとり。プロレス好き。