ダウンだけじゃない！ モンクレールの最新ナイロンアウター３選

1952年に設立されたモンクレール。登山家や冒険家から愛用されるほどの、本格ダウンブランドとしての技術力を誇る同ブランドですが、同時にファッションアイテムとしての、いわゆるプレミアムダウンを先駆けて提案したブランドでもあります。その先進性は、8組の世界的クリエイターを迎え発表したプロジェクト「モンクレール ジーニアス」や、ダウンをドレスに登用するなど、現在も進化中。いまや、トータルブランドとしての地位を確立しています。

となると、2019年の春コレクションで、どんなアイテムが揃うのか気になるところ。シーズンごとにテーマ立てを行わないモンクレールですが、今回はナイロンアウターをピックしてみました。

春コレクションといっても、薄手のダウンベストなどとレイヤードすれば、冬でも着られます。レイヤリングに対応できるラインナップをしっかり揃えるところは、モンクレールの基本があくまでエクスペディションで経験を培ってきたブランドであるという自負を感じます。

モッズコートタイプのローランドは、ミリタリーなカーキグリーンを採用し、オーバーサイズのシルエットが実に都会的。ナイロンとポリエステルをブレンドした生地は、独自の仕上げ加工により、ガーメントダイのような独特の風合いを楽しませてくれます。

外側と同デザインのロングコートをレイヤードした、ユニークなインナー。リップストップ生地を採用し、フロントのみをレイヤードしたデザインになっています。背中にはブランドネームのプリントが。

こちらも、コートと同様にフロントのみレイヤードデザインになった、モデル「マイエンヌ」。ポリエステル製のジャケットは実に軽く、トリコロールをさりげなく配色したスタンドカラーのインナーを装着したままなら、スポーティな雰囲気を楽しめます。

フロントのみとなるジップアップインナーは、ジップにより着脱が可能に。ジャケット本体はノッチドカラーのベーシックなデザインなので、ビジカジや休日のジャケパンスタイルに重宝します。

80sが注目される中、トリコロール×スターのポップなデザインが気分なモデル「カム」。まるでフラッグのようにカーブさせたトリコロールラインのヒネリ感は、まさしくここらしさ。ポリエステルの軽快な生地感やフードのスポーティな雰囲気とともに、いまの季節、レイヤードコーデで活躍必至です。