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2018.10.15

【解説】どこでも好感をもたれる、スーツスタイルの作り方

スーツには“グローバルスタンダード”といわれるスタイルがあります。誰にでも似合って、ビジネスから冠婚葬祭、ドレスアップしたパーティまで、どんなシーンでも着られて、しかも好印象を与えられる、おすすめのスーツスタイルなのです。

CREDIT :

写真/蜂谷哲実(hachiya studio) スタイリング/稲田一生 テキスト/池田保行(04)

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誰にでも似合うスーツスタイルがあるのをご存知でしょうか? 王道にして最強のスタイルがあるんです。大人のクロゼットに常備しておくべき、マストアイテムともいえるスーツとシャツ&タイなどご紹介しましょう。

スーツはあえて遊ばない。それが、どんなかたも洒落て見える法則

ビジネスはもとより「スーツを着る」シーンとは、ドレスアップするというよりも、正装することで周りに不快感を与えないことが大切です。そのためのスーツは、洋の東西、年令問わず、これまでもこれからも、永遠不変のスタイルでなくてはなりません。  

つまり、余計な遊び心は不要。清潔感があり上品であることが大切で、かつ着る人に似合っていれば、それが好印象へと繋がります。もっともシンプルで簡単に着こなせて、どなたにも好印象をアピールするスーツスタイルに必要なアイテムはたったの5点で叶います。
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好感度なスタイルの基本はコレ!

スーツは無地。そこに白黒を利かせるだけで貫禄あり

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スーツ43万5000円〜(オーダー価格)/ダンヒル、シャツ3万3000円/ルイジ ボレッリ(バインド ピーアール)、タイ2万9000円/キートン、チーフ3000円/ムンガイ(ともにストラスブルゴ)、ベルト1万6000円/アンダーソンズ(エスディーアイ)、23万円/ジョンロブ(ジョン ロブ ジャパン)
スーツはネイビーというのが、男のもっとも基本的なスタイルです。周りに不快感を与えることなく、ビジネスはもちろん冠婚葬祭などあらゆるシーンで着用できてオールマイティのため。 

ストライプやチェックなどの柄は不要、まずは無地を選びましょう。素材は上質なウールを基本に、濃いめのネイビーを選べば誰でも似合います。合わせるアイテムは白シャツ、紺のタイ、黒の革靴&ベルト、そして白いポケットチーフ。  

ダークなネイビースーツは、適度に白を配してバランスを整えれば、さりげなく清潔感がアピールできるうえに洒落て見えるのです。こちらも柄などは不要ですが、上質な素材を選ぶべきことはスーツと同様です。

● おすすめのスーツ 「ダンヒル」 

紳士の国、英国ならではのシャープな紺無地

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スーツ43万5000円〜(オーダー価格)/ダンヒル
こちらは毎年ダンヒルが手がけている、サッカー日本代表のオフィシャルスーツ。今年のロシアW杯で着用したモデルは、スリーピースでパターンオーダーが可能です。モヘアを混紡した上品な艶のあるドレッシーな素材使いのネイビー無地は存在感があります。またチェンジポケットを配した英国調のデザイン、ほどよい着丈と細すぎないパンツのシルエットも、流行に左右されない余裕ある大人の風格です。
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● おすすめのシャツ 「ルイジ・ボレッリ」 

何枚あっても困らないシャツは、セミワイドカラーの白

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シャツ3万3000円/ルイジ ボレッリ(バインド ピーアール)
ナポリシャツは台襟が高めでモダンな印象に着こなせるのが特徴です。なかでもルイジ・ボレッリはナポリシャツのトップブランド。ほどよく高い台襟と美しく弧を描く襟羽根とのバランスはタイドアップしたときはもちろん、ノータイでも色気があるのが特徴。襟型は開き過ぎず狭すぎないセミワイドなら、どんなスーツのVゾーンにも対応可能。

● おすすめのタイ 「キートン

サテン地の光沢が美しいネイビー無地タイ

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タイ2万9000円/キートン(ストラスブルゴ)
ネイビータイはスーツとトーンを合わせて選べばシックな見映えに。素材によって艶感があったり、織り目がアクセントになるなどさまざまですが、表面が滑らかで上品な光沢があるのはサテン地のもの。ナポリの名門スーツで知られるキートンは、生地商という出自だけに素材選びは万全。きっとお望み通りのネイビー無地タイが見つけられるはずです。
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● おすすめのチーフ 「ムンガイ」 

アイリッシュリネンを使用した最高級の白チーフ

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チーフ3000円/ムンガイ(ストラスブルゴ)
日本では普段使いのポケットチーフを気恥ずかしく思う方もいますが、欧米の紳士はタイをしなくてもポケットチーフを挿すのが一般的です。それでも恥ずかしいというかたには、アイリッシュリネンの白チーフをおすすめ。ビジネスからフォーマルまで使える最高級チーフはきちんとアイロンをかけてシワひとつない状態で、常に用意しておきたいもの。挿し方はスクエアなTVフォールドなら、どんなシーンにもOKです。

● おすすめのシューズ 「ジョンロブ フィリップⅡ」 

さりげない穴飾りで洒落るパンチドキャップトゥ

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シューズ23万円/ジョンロブ(ジョン ロブ ジャパン)
フォーマルなスーツスタイルにはストレートチップが基本ですが、ビジネスなどでほんの少し洒落てみせるなら、切替部分に穴ざかりをほどこしたパンチドキャップトゥもいいでしょう。ジョンロブの名作7000番ラストの「フィリップ2」は、ストレートチップのシティ2と同じ木型のパンチドキャップ。高めのヒールと、優雅にカーブするソールの形状はときにシティ2よりエレガントともいわれ、美しい足元を演出してくれます。まさに一生靴に値する一足です。

■ お問い合わせ

ダンヒル 03-4335-1755 
バインド ピーアール 03-6416-0441  
ストラスブルゴ 0120-383-563  
エスディーアイ 03-6721-1070 
ジョン ロブ ジャパン 03-6267-6010

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