本当にカッコいい男は、高級カシミアを一張羅にしない!?

なにも、希少性が下がったとか、プライスが手頃になったとかって話じゃありません。リラックスやコンフォートといったキーワードが定着した昨今の大人ファッションにおいては、高級素材のカシミアもその流れで楽しむのがイマドキってことです。

エルメネジルド ゼニアが提案するカシミアは、自然に、ともすればラフな雰囲気で楽しむのが本懐。カフェでのまったりしたひと時に、人波を避けて一人お散歩といった休日の気抜け時間が、カシミアと一緒ならより心地良くなります。

とはいえ、その極上に軽く柔らかな風合いは、上質さを隠せません。つまり、一見リラックス顔でも、ちゃんとラグジュアリーってコト。このバランスが、イマドキな大人には必要です。

フラップ付きの大型ポケットを配したオーバーシャツ。ゆとりのあるシルエットにエルボーパッチというワークテイストなデザインを、カシミア100%の生地が上質に。さらに、カシミアならではの軽さは、リラックスした雰囲気も楽しませてくれます。

エルボーパッチや胸ポケットにワークシャツの香りを漂わせながら、カシミアの繊細な起毛感や品良い微光沢が、あくまでラグジュアリーに。それもそのはず、カシミアの中でも特に柔らかなピュアカシミアを採用。その風合いは、一見してラグジュアリーな一着だと誇示します。

今季、上の一着のようなオーバーシャツが充実するエルメネジルド ゼニア。ワークやミリタリーの面影をにじませるトップスに対して、足元はあえて柔和にというのも手。ゼニアのアイコンであるトリプルステッチ スニーカーのこちらは、アッパーに再生ウールを使用。その落ち着いた雰囲気は、カシミアとはそもそも好相性ですけどね。

ミドル丈のスポーティなフード付きブルゾン。とはいえ、カシミア100%ならスポーティな中にも上質感を漂わせられます。カシミアニット、コットン×カシミアのパンツと合わせれば、単に軽快とは一線を画す、真の心地良さを堪能できます。

常に革新的なファブリックを探求し続けてきたエルメネジルド ゼニアの機能性天然素材への意欲。それは、カシミアにおいても同様。フード付きミドルコートには、カシミア100%にして撥水性と耐久性を備えるメンブレンのエレメンツ・ライトが採用されています。

単に軽いのと軽やかなのは違う。エルメネジルド ゼニアは、カシミアだけでなくレザーにおいてもそれを示してくれます。細かく裁断されたナッパレザーを緻密に織り込んだPELLETESSUTAラインで展開するバックパック。スポーティなだけで終われない、大人の休日バッグの理想形です。

カシミアのカウチンニットに、カシミアのクルーネックニット、そしてパンツはカシコ（コットン×カシミア）製コーデュロイ。誰が聞いても極上の心地良さが想像できるこんなカシミア尽くしなら、なにもせずとも至福。巣篭もりだって悪くないと思えますよね。

畔編みしたカウチンニット。一見ベーシックですが、カシミア100%に加えて大きめのボタンの採用など、やはり質の高さが随所に。よく見ると、ショールカラーの上襟とバックヨークはジグザグ編みに。昨今アメカジが再燃していますが、こんなカウチンなら格上げが狙えますよ。

まったり過ごしつつも、ちょっとそこまで。そんなワンマイルシーンにうってつけなバッグがありました。それが、この再生ウールを使用したトートバッグ。気軽に持てるサイズながら、カーフとのコンビ使いが高級感を主張。あたたかみのある質感が、これからの季節にぴったりです。

休日ちょっとしたお買い物へ。そんな時に、さっと羽織ってサマになるジャケットがあると実に便利です。そう、こんなカシミア製のジャケットが。生地感だけでなくボックスシルエットも相まって、着心地はノンストレス。都会的なダークトーンも、優しく見えます。

カシミアを存分に使って肉厚にし、1枚仕立てに。全体的にゆとりのあるシルエットは、休日ジャケットとして最適です。さらに、深みのある色合いにも注目。天然染料を用い、洗浄、仕上げまで自然由来の生産プロセスにこだわった、オアジ カシミアを使用しています。

髪をセットするのが面倒な日には、軽く、優しい肌触りのこんなニットキャップなんていかがでしょう。なんとこちらもピュアカシミア100％で編まれているんです。ブランド名が刻印されたレザータブが、さり気なくも名門の威光を効かせます。

これがコットンオンリーだと、ここまでの品の良さは出せないでしょう。コットンにカシミアを9%ブレンドすることで、素朴さとラグジュアリー感を両立させるカシコシリーズのセットアップ。こんなクリーンなオフホワイトでなら、彼女とのディナードレスコードもクリアかと。

太畝と細畝を交互に織り合わせた、コットン×カシミア製コーデュロイ。ジャケットはカバーオール、パンツはミリタリーテイストのパンツという、本来なら無骨さがウリの要素を取り入れつつ、カシミアの軽やかさとクリーンな色使いで、大人の上質セットアップに仕上げています。

こちらも、バックパックと同じPELLETESSUTAライン。アイテム名としてはジップポーチですが、いわゆるクラッチバッグです。織り込みレザーとスムースレザー、そしてビキューナブラウンとブラックというバイカラーデザインは、カジュアル感とクラス感をともに持ち合わせます。