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2021.10.07

お洒落な人の超定番、リーバイス505がめちゃ進化しているの、知ってました?

デニム人気が、また沸々と盛り上がり始めています。そんななか、誰もが知っているストレートの名モデル、リーバイス505の再評価がファッショニスタを中心に高まっているのだとか……。その魅力を歴史とともに振り返りながら、最新モデルをピックアップしてみました。

CREDIT :

写真/鈴木泰之(Studio Log) スタイリング/稲田一生 文/川瀬拓郎

お洒落デニムの代名詞が、再燃の予感です

▲ 左から LEVI’S ® 505™ MADE IN THE USA 505™ REGULAR TRUEST BLUE SELVEDGE 1万9800円、LEVI’S ® VINTAGE CLOTHING 505™ 2万7500円/ともにリーバイス(リーバイ・ストラウス ジャパン)
すっかりイージーパンツやショーツに頼り切りの夏でしたが、秋の到来とともにそろそろボトムス選びにデニムを加えてみてはいかがでしょう?

今季は老舗メゾンや新興ブランドもユニークなモデルを続々リリースしていますから、デニムの注目度が上がっています。

希少性の高いヴィンテージやデザインデニムも魅力的ですが、大人はやはりデニム本来のオーセンティックな雰囲気が楽しめる、ベーシックなストレートをスマートにこなしたいものです。

実は、そんな定番ストレートの名モデル、リーバイスの505人気が再燃していることをご存知でしょうか?

デニムの原点であるリーバイス501がワークウエア由来の無骨なゆったりめストレートであるのに対して、505はすっきりとしたストレート。

少し歴史を紐解くと、発売は1967年。洗練された都会の着こなしに合わせやすいことから、全米で爆発的なヒットを記録しました。

ちなみに、505が当時話題になったポイントは、大きく2つあります。

まずはプリシュランクという防縮加工を施したデニムであったこと。それから、それまではボタンフライであった前合わせにジッパーが採用されたことでした。

それらの革新的なポイントが組み合わさって、東海岸のアイビーたちにも受け入れられ、ファッションアイテムとしての地位を築き上げたのです。

その後、1971年に発表された、かのローリング・ストーンズのアルバム『スッティキー・フィンガーズ』のアートワークに、ジッパーフロントをクローズアップした505が登場したことや、70年代後期のパンクスがこぞって505を愛用したことで、ミュージシャン(特にロッカー)たちの定番としても君臨していくことになります。
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パンクロックに決定的な影響を与えたNY出身のバンド、ラモーンズのデビュー作『ラモーンズの激情』では、メンバー全員がリーバイス505を着用。かなりスリムなので、長い間リーバイス606だと紹介されてきましたが、実は505をリメイクして細身にしたものであったことが近年になって判明しました。革ジャンと505などのデニムスタイルは、ユースカルチャーの象徴でした。
さて、日本において505が注目されるようになったのは、90年代のいわゆる裏原ムーブメントにおいてでした。

ここで重要なのは欧米におけるロックなデニムという文脈よりも、お洒落な人のデニム=リーバイス505という図式で捉えられたことで、中でも藤原ヒロシ氏が愛用していたことが決定打となりました。

そして時を経て、いま505がまた注目されつつあります。腰から腿周りにかけて少しゆとりを持たせ、綺麗にストンと落ちる都会派ストレートは、若い世代にも大人世代にも改めて新鮮に受け入れられているのです。

ここに最新の505と、復刻した話題の派生モデル551Zをピックアップしてみました。久々に懐かしくも新しい定番デニムを格好よくはいてみませんか?
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◆ LEVI’S ® 505™ MADE IN THE USA 505™ REGULAR TRUEST BLUE SELVEDGE

微ストレッチだから快適なレギュラーモデル

▲ 1万9800円/リーバイス(リーバイ・ストラウス ジャパン)
どんなスタイルにも合わせやすいストレートフィットをより気楽に楽しむのなら、ストレッチデニムを使用したレギュラーモデルがおすすめ。501よりも少し大きいヒップポケットやビッグEのレッドタブはそのままに、こちらはレザーパッチを採用。ウエストとヒップは下の復刻モデルよりもわずかにコンパクトな設定です。

◆ LEVI’S ® VINTAGE CLOTHING 505™ 

アメリカ国内で生産された渾身の復刻版

▲ 2万7500円/リーバイス(リーバイ・ストラウス ジャパン)
こちらは、LEVI’S® VINTAGE CLOTHINGから登場した1967年 505™の復刻モデル。オリジナルのジップフライとシルエットはもちろん、紙パッチ、ビッグEのレッドタブまで、発売当時の姿を忠実に再現しています。通常位置のウエストとスリムフィットのストレートレッグは、大人もはきやすいかと。
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復刻版にはTALON社製ジッパーを採用。古き良き時代を想起させるディテールは、ヴィンテージを通過してきた大人世代にとっては懐かしくもうれしいポイントです。
諸説ありますが、ビッグEとスモールeが切り替わるのが1971年とされているので、1967年生まれの505は前者。復刻版とレギュラー品ともに、現在のタブはすべてビッグEを採用しています。
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復刻版は、14オンスのセルヴィッジデニムを採用。ロールアップした時にちらりと見える赤耳は、デニムにこだわる大人にとっては外せないポイントだけでなく、足元の粋なアクセントとなります。

◆ LEVIS 551Z

505の元ネタもアップデイトされたので、要チェックです

▲ 1万3200円/リーバイス(リーバイ・ストラウス ジャパン)
505以前に、世界初となる防縮加工のプリシュランク、ジッパーフロントを備えたモデルが、1961年に発売された551Z XXでした。実は今年、発売から60周年を迎え、そのオリジナルモデルを忠実に再現した551Zが発売となりました。腰回りにゆとりを持たせ、膝から裾にかけてテーパードがかかったシルエットは、“一味違う505”としてデニム好きを唸らせております。しかもリラックスした穿き心地が大人に好評ですから、こちらもぜひともお見知り置きを。ちなみに、ヘンプを混紡したデニム生地を使い、環境へ配慮した地球に優しい仕様となっております。
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※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501

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