じゃ、それをカジュアルに当てはめると何になるかというと、軽やかな仕立てのショートブルゾン、なかでもスエード素材の一着が最右翼かと。コレ、元来スポーティなスタイルゆえに着るだけで若々しさが漂いますし、スエード素材なればこそ、オヤジの渋みにもすこぶる相性がいいのです。
でもって選びに関しては、とろけるような薄手のスエードであることが大前提ですが、それよりも肝要なのが襟元のデザイン。具体的にはリブ襟やスタンドカラーを備えた、いわゆるスイングトップスタイルが気分です。だってスイングトップって、そのトラッドな風味ゆえ問答無用にクラス感が漂うじゃないですか。
ま、オヤジさんにとってはちょっと「おかえり」な感もあるアイテムですが、だからこそ、今ちゃんと新調することが大切なのです。そうすることでむしろ、定番アイテムの装いにとって重要なアップデイト感をも正しく体現できるというもの。なので「もう持ってるよ」とは言わないでくださいね。
上品にしてアイコニックなツートーンスエードブルゾン
軽やかなショートブルゾンをサラリと羽織ると「今年も春が来たな〜」と実感できます。さらにそれが、手触りもトロリとした上質スエード素材の一着なら、エレガントさもひとしお。まさに大人の春を体現できる、またとないアイテムなのです。
スエードブルゾンの選び方
襟元はリブやスタンドカラーといった襟なしスタイルを。スポーティな仕様ゆえ、軽快で若々しく見えるうえ、どこかトラッドなクラス感が漂います。
選びの条件【2】とろけるスエード
素材は薄手で、とろけるように柔らか〜な上質スエードを。見た目も手触りもすこぶるリッチでありながら、オヤジの渋さも演出できる素材です。
選びの条件【3】ちょいユル
サイズ感は、身幅にほどよいゆとりをもたせた、ちょいユルがベスト。そこから生まれるしなやかなドレープに
リラックスした色気が滲みます。
基本のこなし方
とにかくベースはシャツ&スラックスです
だから、こなしはシャツ&スラックスが基本となります。ここに大人と子供のカジュアルの違いが出るのですよ。
例えば、クラシックな意匠を備えたベージュのスエードブルゾンにドレスな白シャツとベージュのスラックスを合わせ、全身ラテ色コーデで装う。すると、リラックス感がありながらも圧倒的にエレガントで上品な大人の休日スタイルとなるのです。
※掲載商品はすべて税込み価格です
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