2017.09.19
1着のビジネススーツを週末にも着こなす5つのテク
スーツは着こなし方によってはビジネスの時だけでなく、休日にも着こなすことができます。難しく感じるかもしれませんが、実はそれはコツさえ掴めばとても簡単。ぜひお試しくださいませ。
- CREDIT :
写真/福本 和洋(MAETTICO) スタイリング/四方章敬 ヘアメイク/勝間亮平(masculin) 文/持田慎司
タートルネックで肩肘張らない上品さを
しかもニット本来の寛いだ雰囲気や、ヨーロッパで昔から冬のリゾートで着られているというアイテムが本来備えるエレガントなムードも相まって、リラックスしつつもとても品良く見える、というのもポイント。
というわけで、スーツをいまどきに着こなすテクニックの筆頭として、タートルネックは外せません。
そうそう、足下もビジネス然とした表革の紐靴ではなく、スエード素材のローファーなどリラックス感のあるシューズを合わせるのもポイントゆえ、この点もお忘れなきよう。
王道にして安心感のあるVゾーンを構築できます
クルーネックでスポーティなヌケ感を
で、そんなニットの中でもオススメはと申しますと、モコモコした肉厚のものではなく、薄手のハイゲージと呼ばれる編み目の細かいもの。
厚手のローゲージニットだとどうしてもスーツのエレガントな雰囲気が崩れてしまう上に、美しいフォルムにも影響が出てしまいますので。
この点のみに気をつけていただければ、ハイゲージのクルーネックであればなんでもオッケー。簡単にヌケ感のあるスーツスタイルが手に入ります。
もっともスポーティに着るならこんな一枚を
モックネックでタートルとクルーのいいとこ取りを
で、このなんとも中途半端なネックの高さがどのような効能をスーツスタイルにもたらしてくれるのかと申しますと、まさにタートルネックとクルーネックのいいとこ取りをしたような見え方になるという点です。
首元のスペースがある程度埋まるためタートルネックのように重ね着は一切不要な上に、クルーネックのように程よくスポーティなヌケ感も感じられるのです。
で、しかも旬のアイテムでもあるため、新鮮な印象も与えてくれる。「トレンドに敏感なのね」的雰囲気に着こなしたいのであれば、断然モックネックがオススメなんです。
ほどよいネックの高さが、都会的と評判
カーディガン+カットソーがジレ感覚なVゾーンを作る
で、そんな素材感のブリッジとして活躍してくれる以外にも、カーディガンを合わせる効果効能というのはあるワケで。といいますのも、これを纏うことで、カットソー一枚よりも大人っぽくまとまるんです。これはジャケットから見えるカーディガンが、まるでジレのような見え方をしてくれるから。
ヌケ感もあるのにシックにも見えるという、まさに大人のカジュアルなスーツスタイルに欲しかった絶妙なバランスが手に入るんです。
カットソーを活かしてジレ感覚でシックにまとめる
ニットポロでヌケ感のあるエレガンスを演出
そもそも鹿の子のポロよりエレガントな雰囲気を備えるニットポロは、当然ながらスーツとの相性も抜群。しかも柔らかな襟の印象が、着こなしをソフトな印象にしてくれるというのも嬉しいところ。
ちなみに、この手のニットポロは、襟がとても柔らかい作りになっているので、あえてジャケットの上に襟を出してこなすのも一興。閉めるこなしもあるのでラフな感じがまたリッチなイアリアオトコのような雰囲気を演出してくれるのです。