2017.09.14
手持ちのタイとシャツでお洒落に見えるVゾーンの作り方
シャツとネクタイがのぞくVゾーンは、いわばスーツスタイルの要。真っ先に相手の目に入り、印象を大きく左右します。だからこそココを抑えればスーツスタイルがビシッと決まります。お洒落に見えるVゾーンの作り方お教えいたします。
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写真/長尾真志 スタイリスト/宮崎 司(CODE) 文/編集部
ここでは、ビジネスマンの身だしなみとして「Vゾーンをキメる」ポイントをいくつか紹介していきます。その人の個性を表すVゾーンのいろはを理解することで、着用シーンに合わせた最適なスーツの着こなしが楽しめます。
Vゾーンを簡単にバランスよく見せる法則
そして、これらをベースにした、Vゾーンの王道パターンとして1:1:1という合わせ方が存在します。
これは、ラペルの幅、シャツ襟の幅、タイの大剣幅を均一に揃えると見栄えが整うという黄金比率なのです。この配分を守れば、シャツ&タイの色柄合わせにそれほど気を遣わないとしても、Vゾーン全体としての印象がちぐはぐになることはありません。
さらに、タイに表情を与えるためには、タイにディンプルを作ることも重要です。ディンプルとは、ネクタイの結び目の下にできるエクボのことで、このエクボを逆三角形に仕上げることで、Vゾーンが立体的になり、表情を凛々しく魅せてくれるのです。
さらには、タイバーなどの小物を取り入れたり、シャツの襟型選びにこだわるなど、ちょっとした工夫で、印象を自在に変化させられるのもVゾーンの面白さです。
Vゾーンをしっかりキメることで身も引き締まり、仕事へ向かう気持もアグレッシブになるというものなのです。