2026.01.30
森崎ウィンが着る、“属さない”オトコのスタイル PART 1
時代のエッジを凝縮させたモードスタイルには、大人の色気とエレガンスがつまっています。そんなモードのポテンシャルを、著名人が華麗に披露するこの連載。第13回目のゲストは、俳優、ミュージシャン、そして時に映画監督としてマルチに活躍する森崎ウィンさんです。
- CREDIT :
主演/森崎ウィン 写真/平郡政宏 スタイリング/久保コウヘイ ヘアメイク/宇田川恵司 文/安岡将文 編集/高橋 大(Web LEON)

時代をリードし続けるメゾンブランドの極上ウエアを大人がどう纏い、どう楽しむべきかをレクチャーする連載、名付けて「大人なモードの遊び方」。毎回お迎えする豪華ゲストの着こなし&インタビューを濃厚にお届けします!
大人なモードの遊び方
第13回 主演 : 森崎ウィン(俳優・アーティスト)
“属さない”オトコ PART1
肩書はなんですか? それを聞くと無意識に人は人をカテゴライズしてしまうもの。ですが今、いつの間にかそびえ立っていたカテゴライズの壁を越え、枠にとらわれず様々な場でマルチに活躍する人が増えつつあります。今回ご登場いただく森崎ウィンさんもまさしくそのひとり。
俳優であり、ミュージシャンであり、時に映画監督でもある森崎さん。曰く、自分は「属さないオトコ」。職種だけでなく、日本、ハリウッド、ミャンマーと国境さえも超えて活躍するその姿は、この時代を象徴する存在と言えます。
彼の原動力となっているものはなんなのか。何を欲し、どこへ向かっているのか。そんな問いさえももはやカテゴライズ思考なのかも知れませんが、今刻々と変わりつつある新たな時代を想像する時、彼の歩みには、なにかしらのヒントがあるはず。
今回の「大人なモードの遊び方」では、そんな「属さないオトコ」がテーマ。ワークやミリタリー、ドレスといったメンズの基本スタイルを軸にしつつも、決して形にとらわれず、パーソナルなフィルターを通した新時代のオトコの着こなしを主演森崎ウィンでお届けします!
◾️ FENDI(フェンディ)
決まりきった形を崩した先にある新たな出会い



いくつもの照明を浴びる華やかな舞台の裏側で、鏡に映る自分と静かに向き合う。俳優として新たな役を演じるごとに、新しい自分との出会いが待っています。しかし、これまでのキャリアにとらわれず新たな自分を引き出す作業は、時に孤独でもあるのです。

▲ ジャケット47万3000円、シャツ24万6400円、パンツ14万9600円、靴21万7800円、ベルト7万8100円、タイ3万8500円、ネックレス、ブレスレット、リングは参考商品/すべてフェンディ(フェンディ ジャパン)
ベルベットに拝絹というタキシードにおけるプロトコルに沿いながら、シルクの輝きはラペルに留まらず裾へと続くジャケット。形にとらわれることをむしろ美学とするフォーマルだからこそ、そんな違いがより際立ちます。
シャツはドット柄のシルクを。そしてネクタイの上からネックレスを光らせ、足元にはブーツを。そんな個性的に着こなしたフォーマルスタイルが、新しい役との出会いに戸惑う自分の背中を押してくれるのかも知れません。



◾️ DSQUARED2(ディースクエアード)
変化を恐れず積極的に纏うことで広がる幅


時にワイルドに、時にスタイリッシュに。変化に富んだ毎日を、装いでも楽しんでみたい。
演じることが多い役のイメージに、いつの間にかとらわれてしまうことがある。だからこそ、日常では変化を求め、これまで経験したことのないコトやモノへと興味を移してゆく。

▲ コート32万100円、デニムジャケット15万9500円、デニムパンツ11万1100円、Tシャツ4万7300円、靴18万3700円、ベルト10万1200円/すべてディースクエアード(スタッフ インターナショナル ジャパン クライアントサービス)
何度も袖を通してきたスーツはお手のもの。ロンドンスーツと銘打たれた一着は、正統なブリティッシュの空気を感じさせながらも、ストレッチウールの快適な着心地。そこに森崎さんは、元々のフィールドのダンスヴォーカルの血沸き起こさせられたよう。一方、色落ちしたデニムのセットアップにスエードのエンジニアブーツという90年代アメカジは新鮮だったと言います。現代的に再構築されたアメカジが実にお似合いです。

そんな両極のスタイルをリバーシブルによって受け入れるナイロンコートは、カジュアルなベージュサイド、ミニマルなブラックサイドと、一着でスタイルの壁を越えます。


▲ コート32万100円、スーツ36万6300円、シャツ7万5900円、タイ4万5100円、靴は参考商品/すべてディースクエアード(スタッフ インターナショナル ジャパン クライアントサービス)

● 森崎ウィン(モリサキ ウィン)
1990年8月20日ミャンマー生まれ。2000年に両親と共に来日。2004年にスカウトされ、2007年よりキャリアをスタートする。雑誌・広告モデルとして活動しながら、翌年には連続ドラマに初レギュラー出演、ダンスヴォーカルのメンバーとして活動後、解散を経てソロCDデビューを果たす。2014年には映画「シェリー」で初主演。2018年にはスティーブン・スピルバーグ監督の映画「レディ・プレイヤー1」で主要キャストを演じ、世界的な話題を集める。母国であるミャンマーでの活動も話題に。平原綾香とのデュエット曲「MOSHIMO」がミャンマーの配信チャート1位に。その後も2023年大河ドラマ「どうする家康」や同年テレビドラマ「パリピ孔明」など出演作が続く中、2024年にはミュージカル短編映画「せん(SEN)」がショートショートフィルムフェスティバル&アジア2024にてジョージ・ルーカス アワードを受賞。
2026年は楽曲「Back to Back」が2026年1月放送開始のテレビアニメ「異世界の沙汰は社畜次第」のエンディングテーマに。
※掲載商品はすべて税込み価格です














