ミリタリー生まれだからこそエレガントを重視!

セーラー服も海軍が出自となれば、同じく海軍の制服だったPコートも学校指定のコートとして定番というのも納得ですよね。オランダやイギリスの漁師達が着ていた厚手のメルトンウールコートが由来のPコートですが、P(ピー)という名前も、オランダ語で厚手のウール生地を意味する「ピィ」が語源とされています。
そんなPコートですが、誰もが知る大定番ゆえ差別化がしづらい、という難点も。アメカジに着こなしてしまうと、ハマるっちゃハマるんですが普通で終わっちゃうんですよね。そこでポイントとなるのが、垢抜けることです。
ハイゲージのカラーニットや柄スカーフなどで色を差し、パンツはスラックスでドレスアップ。エレガントを意識することで、脱・普通ができるんです。今回はその好例をイタリアでのスナップ写真から発見! これを参考に、正しい大人のPコート使いをマスターしましょう!
◆ お手本にしたい海外のイケオジがこちら!
カジュアルよりもドレスを意識しているのがおわかりかと

Pコートで最もポピュラーなネイビーのミドル丈。スウェットに色落ちデニムだと学生のアメカジになっちゃいますが、こんな風にボルドーのハイゲージニットにグレスラ、そして柄スカーフを合わせればエレガンス漂う大人のPコートスタイルに。
◆ オススメのPコート その1 「スローウエア」
要するに大人の色気と遊びが重要なんです

▲ コート29万9200円/スローウエア モンテドーロ(コロネット)、ニット5万600円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)、パンツ8万8000円/ユーゲン(イデアス)、メガネ4万9500円/モスコット(モスコット アオヤマ)、スカーフ1万9800円/ヴィンセンツォ ミオッツァ(真下商事)、靴15万6200円/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店)
で、スナップの好例を再現したのがこちら。Pコートコートは、ウール混メルトンに加え中綿入りで保温力を高めつつ、ジャケットとコートの中間の着丈、いわゆるジャッコーネとあってそれだけでもスタイリッシュな印象に。そこに、ボルドーのハイゲージニットと千鳥格子柄のスラックスを合わせ、さらに大人に格上げ。足元はスニーカーではなく、ブラックのローファーを選ぶことで、柄スカーフも相まって色気のある印象に。
◆ オススメのPコート その2 「カンプリン」
本場ならではのギミックにも注目です

▲ 13万2000円/カンプリン(カヴァレリア)
かつてイギリス海軍にユニフォームを供給していたと聞けば、Pコートはお手のものとわかるかと。撥水性のあるウール×ナイロンのメルトンは、軽量でソフトな着心地に。それでいて中綿やフリース地のハンドウォーマーポケットなど、高い保温性をしっかりと確保。ホーンボタン採用で上質感も楽しめます。

チンストラップとは違う、不思議な麻ロープ。こちらはインナーに厚手のニットなどを重ね着しフロントの合わせが合わなくなった場合に使用するもので、実際に海軍へ供給していたPコートに付けられていたものなんだとか。
◆ オススメのPコート その3 「フィデリティ × ブルーブルー」
ヴィンテージ好きに刺さる通好みな作り込み

▲ 4万7300円/フィデリティ × ブルーブルー(ハリウッド ランチ マーケット)
イギリス海軍がカンプリンなら、アメリカ海軍はやっぱりフィデリティでしょう。こちらは1941年に創業し、実際にアメリカ海軍へPコートを供給していた同ブランドに、ブルーブルーが別注したもの。イカリを刻印した10ボタンなど伝統的なディテールを採用しつつ、ウールにポリエステルやナイロンをブレンドすることで、軽くて柔らかな着心地に。
■ お問い合わせ
イデアス 03-6869-4279
カヴァレリア 06-6258-7577
コロネット 03-5216-6521
ジェイエムウエストン 青山店 03-5485-0306
ハリウッド ランチ マーケット 03-3463-5668
真下商事 03-6412-7081
モスコット アオヤマ 03-6434-1070
リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238














