2020.08.03

永久定番、リーバイス®501®が実は!?

やはり、大人の着こなしは定番に勝るものなし。そして定番の王様は、リーバイス®501®ではないでしょうか。そんな501®は時代に合わせてアップデートされているって知っていましたか? 今回は最新版を含む3タイプをご紹介します!

CREDIT :

写真/鈴木泰之(Studio log)  スタイリング/小野塚雅之 文/T.Kawata

不朽の名作の進化版は今の気分にマッチします

一過性の流行りものはすぐに魅力が色褪せるもの。とどのつまり、男のワードローブは定番に勝るものなし、なのです。そんな定番のなかでも横綱といえばデニムパンツのオリジンである、リーバイス®501®でしょうね。

1890年に誕生したこの名品は、時代ごとに細部をアップデートしてきました。そんなわけですから、現状の最新のシルエットは、言わずもがないまの気分にもピッタリとマッチいたします。特に大人には打ってつけですから、お見知り置きを。

昨今、やや太めのパンツがトレンドの一つですよね。リーバイス®501®もそんなシルエットを十二分に楽しめる、絶妙な塩梅に生まれ変わっているんです。簡単に言えば、大人が穿きやすくてサマになる、ちょいゆったりめのストレート。それでいて、ビンテージ好きも納得のディテールも硬軟織り交ぜて満載しています。

今回は、501®の中でも気になる3型をピックアップしてご紹介。デニム探しで迷うなら、イマドキ感もしっかり演出できる定番中の定番、501®に再注目してみてください。灯台下暗しですよ。
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◆ その1 リーバイス® ビンテージ クロージング1984 501®

’84年モデルを忠実に再現・復刻しました

▲ 2万8000円/リーバイス® ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン)
過去の名品のフィットから生地、ディテールまで丁寧に復刻しているのが「リーバイス® ビンテージ クロージング」です。こちらは1984年のモデルを再現したもので、ゆったりとした腰回りや深い股上、ゆるくテーパードした細めのストレートシルエットが特徴。しかも501®ならではのシュリンク トゥ フィット(縮んで体になじむ)のデニム生地を使用しているんです。写真のリジッドでは15オンスのヘビーなデニムを採用しています。
タグを見ますと、赤い枠の右脇に切り取り線がついていて、ちょっと右にはみ出しているのがお分かりいただけるかと。これは「ディアオフツーホースタグ」といって、1980年代以降の特徴なのであります。また、501®の文字の上にもご注目。「CARE INSTRUCTIONS INSIDE GARMENT(内側に取り扱い説明あり)」の表示の再現にも抜かりはありません。
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右のヒップには、おなじみのレッドタブを発見。ブランド名の“e”の文字は、小文字となっております。こちらの表記も年代によって違いがあるってのは、アメカジ経験者ならご存じですよね?
裾をペロリと折り返してみますと、ちゃんとセルビッジ仕様になっておりました。これは生地の端の部分をそのまま生かして使用していた時代の名残。ビンテージデニム好きなら、押さえておきたいポイントですよね。
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◆ その2 リーバイス® 501® '93

最近、硬いデニムがツラい……という方は注目!

▲ 1万2000円/リーバイス®(リーバイ・ストラウス ジャパン)
こちらは1993年モデルの復刻品です。現代の501®に比べ、腰回りや腿回りにゆとりを持たせた設計と、テーパードのないストレートフィットといったディテールが特徴です。かつて、アメリカとヨーロッパでは仕様の異なる501®が販売されておりました。それが1993年に世界共通のモデルに一本化された経緯がありまして。つまり、’93年モデルは歴史的なモデルで、その後、全世界で約10年間販売されるほどの人気ぶりだったとか。
1993年モデルでは、ビンテージ加工をはじめ、4タイプを展開。タグに目をやると’93と書かれているほか、レッドタブのブランド名の“E”はファンから「ビッグE」と呼ばれる大文字です。そして、ほかよりもヒップポケットが大きい点も特徴といえましょう。
素材はコットン99%、エラスタン1%で、軽いストレッチ性を確保! 昨今の軟弱なデニムに慣れてしまった大人の皆さまも、これなら、昔と変わらぬ魅力を満喫しつつ、疲れなくて済みますよ。
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◆ その3 リーバイス® 501®

今っぽさを最優先したい方は、こちらをどうぞ

▲ 1万2000円/リーバイス®(リーバイ・ストラウス ジャパン)
お待たせしました、最後に現代の501®のご紹介です。こちらはストレートをベースにしつつ、細身のシルエットに仕立ててあるんです。これなら昨今のトレンドがうまく着こなしに取り入れられますよね。股上はほどよく深めで、大人にも穿きやすいのがうれしい限り。501®の象徴的なディテールである、ボタンフロントは、もちろん現代にも健在です。
右ヒップポケットに付くレッドタブは、®のみのシンプルな表示になっています。これは全体の10%程度しかないディテールとのこと。こんな違いを気にするようになれば、アナタも立派なデニム愛好家ですよ。
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リーバイス®は環境保護の視点から、革新的な技術により、デニムのフィニッシングに使用される水の量を、なんと96%も削減しちゃいました! そんなウォーターレス加工を用いているのに、クオリティはそのままというから驚きますね。柔らかで穿きやすく、しかもサステナビリティな素材も現代ならではです。
※掲載商品はすべて税抜き価格です

■ お問い合わせ

リーバイ・ストラウス ジャパン   0120-099-501

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