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2025.09.01

帰ってきた! SNAP LEON 6

【スナップ実例】着流しコーデのインナーがルーズ“じゃなくて”「クルーネックT」【Part1】

2026年春夏の最旬コレクションを展示するピッティ・ウォモが6月に開催されました。LEON編集部員が潜入取材した今回も会場のお洒落オヤジさんたちをキャッチ。ドレス服の着流しは、ユルリなダブルブレストに首の詰まった丸首でメリハリをつけてこそイマドキが薫るのです!

CREDIT :

写真/スナップ・Massi Ninni、Giulio Grisendi 文/小曽根広光 編集/加藤寛太(LEON) 撮影協力/Pitti Immagine Uomo

◆ 着こなしのポイント

① インナーTは上品な丸首
② 主役のジャケットはユルリなダブル
③ 前ボタンを開けてサラリと着流し

【最旬スナップ実例6】着流しコーデのインナーがルーズ“じゃなくて”「クルーネックT」
今年6月に開催されたメンズモードの見本市「ピッティ イマージネ ウオモ」。ファッションの世界的なカジュアル化を受け、近年はピッティ会場を闊歩するイタオヤの姿にも明らかな変化が起こっていました。

LEON取材班がそこで目撃したのは、意外や彼らの出で立ちにはクラシコ回帰の薫りが漂っていたのです。とはいえ、まんまのクラシコではなく絶妙に時代を呼吸しているあたりはさすがイタオヤ。決め手はズバリ“じゃない”ほうにありました!
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Snap 【01】

肩に力を入れないお洒落とはこのこと

【最旬スナップ実例6】着流しコーデのインナーがルーズ“じゃなくて”「クルーネックT」【Part1】
軽やかに風を纏いつつあくまでエレガントに 着流しオヤジたちに圧倒的な支持を集めていたのがユルリなダブルブレスト。いまどきの主流に則ってシャツのように軽く、フィット感もゆったりとしています。だからこそ、インナーは首の詰まった丸首でキチンと。メリハリをしっかりつけてこそ、着流しの粋が薫るのです。
ドレス服の着流し術といえばかっちりとした正統派スーツやジャケットをVネックやUネックなどちょいルーズなインナーでカジュアルダウンするのが常識でした。

が、いまやそのセオリーが逆転。主役のスーツ&ジャケットはペラリな仕立て&ユルリなシルエットでリラックス感を楽しみつつ、首元が詰まったクルーネックTをインして品を担保するというヤリクチが主流なのです。
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いまどきの着流しは力の抜きドコロが違う! というわけですね。

Snap 【02】

王道の色合わせもこなれ感が漂う

【最旬スナップ実例6】着流しコーデのインナーがルーズ“じゃなくて”「クルーネックT」
青白合わせもシックにキマる さわやかさが身上の青白合わせに首元きっちりなインナーでシックさをプラス。よく見ると首のリブが高めになっているのも品格アップに寄与しています。トップスをブルー、パンツと靴をホワイトと上下で明確に分けたツートーンも新鮮さのキモに。
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Snap 【03】

黒シャツでは出せない嫌みのない艶感

【最旬スナップ実例6】着流しコーデのインナーがルーズ“じゃなくて”「クルーネックT」【Part1】
黒Tを差せば渋さが倍加 コットンと思しきブラウンのダブルジャケットにちょいワイドなグレスラを丈短めでスタイリング。ユルさのなかに渋さも薫る絶妙な合わせをさらに引き立てているのが黒のTシャツです。首周りに端正さが加わり、モダンな精悍さを演出。
2025年9月号より

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