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2025.07.12

Web LEON Recommends

大人にこそ薦めたい! リーバイスの究極ヴィンテージ「大戦モデル」復刻がヤバイ!!

Web LEON編集部が東奔西走し、集めまくった注目のモノ・コトから選りすぐった最高にオススメの逸品のみをご紹介する連載「コレモテ!」。今回は副編集長の高橋大が、ヴィンテージ市場では数百万の値がつく、リーバイス® のあの名作「大戦モデル」の復刻をリコメンドいたします!

CREDIT :

撮影/人物・トヨダリョウ、静物・丸益功紀 スタイリング/髙塩崇宏 ヘアメイク/服部さおり 文・編集/高橋 大(Web LEON)

◆ リーバイス® デニムジャケット&パンツ大戦モデル復刻

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▲ Gジャン5万2800円、デニムパンツ3万8500円/リーバイス®️ ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン)、ニットT3万8500円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)、スカーフ1万9800円/ヴィンセンツォ ミオッツァ(真下商事)、ベルト3万800円/アルベルト ルティ(アマン)、サンダル13万9700円/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店)、サングラス6万9300円/アイヴァン7285(アイヴァン7285 トウキョウ)、ブレスレット6万4500円、リング4万7600円/トムウッド(トムウッド 青山店)
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【推薦者】 Web LEON副編長 高橋 大

大戦モデルの上下揃いだからこそ、叶うあれやこれがあるんです

リーバイス® の通称「大戦モデル」。第二次世界大戦中、物資統制の要請を受けて生まれた特別な逸品ですが、その響きに憧れたご同輩も多いことでしょう。90年代のヴィンテージブームを通ってきた世代には黄門様の印籠のごとき存在であり、デイリーに着られるヴィンテージアイテムとしては最高峰と言っても過言ではない。かくいう私も当時、羨望の眼で眺めておりました……。そして時は流れ2025年、本家リーバイス® より大戦モデルのトラッカーが久しぶりに復刻されたのであります。

え? 大戦モデルの復刻って別に珍しくないじゃない? とツッコんだあなた。その通り、大戦モデル自体の復刻は定期的にされているゆえ、一品ずつであればこれまでも手に入ったんです(と言っても争奪戦は激しかったのですが)。では、今回あえてみなさまにリコメンドするのはなぜかと言いますと、トラッカーがパンツ発売中に登場したから。お気づきの方はさすが。そう、この上下同じ生地のものが手に入るというのがキモ。

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▲ このセットアップに憧れた方も多いはず。ミニマムな大戦モデルゆえに、大人な着こなしが可能になるんです。
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ヴィンテージに詳しい方ならこの価値が分かっていただけると思いますが、古着で上下の色落ちが同じ状態のものを見つけることは至難の業。たとえデッドストックで探したとしても同年代で揃えることなどもはや雲を掴むようなもの。ましてや大戦モデルといえば、1940〜1945年というごく限られた時代にのみ作られたモデル。それが上下同じ状態で手に入ることなど不可能と言っても良い話なのであります。そんなわけで今回の復刻は一見地味に感じるかもしれないですが、非常に非常に価値が高いものなんです。

ちとヴィンテージ好き目線でばかり語ってしまいましたが、同じ生地感で手に入ることのメリットはレア度の点だけでなくともあります。まず、着こなしが綺麗にまとめやすい。リジッドの状態でしたら上掲の写真のように大人な着こなしがさらりと決まります。その後色落ちしていっても同じ生地ゆえ、上下が激しく違う状態になることは考えづらく、いつまでもその恩恵に授かれる。デニムセットアップの着こなしを難しくさせる原因のひとつが、上下の色落ちが違うことでワイルドに見えすぎること。なので、色が揃えば着こなしがイージーというわけです。
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▲ 大戦モデルの象徴とも言うべき、ペイントのアーキュエイトステッチ。物資統制のためそれまでのステッチからペイントに変更されたのは有名な話。ペイントのためヴィンテージでこれが残っているものは皆無。そこも復刻ならではのお楽しみポイント。タブは片面のみのBIG Eタブだが、いわゆるBIG EとはVの形状が違う。
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もうひとつ言うと、大戦モデルは先述の通り物資統制のため生まれたので、それまでのモデルに比べてディテールの簡素化が図られていて、パンツはバックシンチ、コインポケットのリベットの廃止、トラッカーはボタンが4つになるなど、ややミニマルな見た目なのが特徴。つまり、大人が上品に着こなしやすいってことなんです。

大人にとってデニムセットアップの着こなしがなかなか難しいということは割と周知の事実ゆえ、それがスマートに決まるこの大戦モデルでなら「え、この人お洒落」の噂も囁かれるかと。あと、ここ数年のヴィンテージブームを牽引しているのは女性ということも書き添えておきます。そんなわけで、大戦モデルの上下揃い、と〜ってもコレモテなんですよ♡
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▲ こちらも大戦モデルを象徴するドーナツボタン。通常のロゴ入りボタンから汎用品のボタンに替えらたもので、写真のような月桂樹の入ったものに加えて無地のものなどもある。
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どんなアイテム?

第二次大戦の中、政府からの物資削減の要請を受けて生まれた「大戦モデル」の最新復刻版。アーキュエイトステッチをペイントにするなど、ディテール各所の簡略化が行われた結果、長いリーバイス® の歴史の中でも特異さが目立つモデルで、ヴィンテージ市場では数百万円で取引される。その人気モデルを完全復刻したリーバイス® ビンテージ クロージングのトラッカーとパンツです。
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推薦者が語る「ココがすごい!」

あらためて魅力に気付かされた完璧な復刻モデル

本文で語り尽くしてしまいましたが、とにかく細部までのこだわりが素晴らしいのひと言。生地のオンスももちろん、本物ではばらつきのあるディテールの拾い方もさすが。なんと言ってもオヤジな自分がいまこれは着たい! と大戦モデルの魅力をあらためて教えてくれた復刻タイミングの素晴らしさに感謝です!

高橋 大(Web LEON副編集長)

酒とタバコと音楽を愛するWeb LEONの現場監督。服も持ち物も黒ばかりの黒好き。

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私もイチオシです!

髙塩崇宏(スタイリスト)
「上下でサイズが選べるのもポイント」

展示会で初めて見た時の興奮は言わずもがな。手に取って見れば見るほど物欲スイッチが…。せっかくの機会なので、セットアップで購入してニットTやバンドカラーシャツなどで、上品シンプルな大人の着こなしをしたいと思います。上下でサイズが選べて買えるのも本当嬉しいポイントです。

「リーバイス® 」ってどんなブランド!?

1853年リーヴァイ・ストラウス(Levi Strauss)氏がサンフランシスコに設立した雑貨店・生地商「リーバイ・ストラウス社」に起源をもち、ジーンズを世に送り出したブランド。時はゴールドラッシュ、金の採掘が盛んだった当時、金鉱で働くワーカーたちの意見に耳を傾け、テントや船の帆に使用するキャンバス生地を用いたワークパンツを商品化したのがリーバイスであり、それがジーンズの起源でもある。以降、そのジーンズはロックなどのカルチャーと結びつき、世界的なファッションアイコンとなる。90年代には日本を震源地にヴィンテージブームが勃興し、古いデニムがヴィンテージデニムとして高値で取引されるまでになった。カジュアルの新しい扉を開けたと言っても過言ではない、重要ブランドである。
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※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501
アイヴァン7285 トウキョウ 03-3409-7285
アマン 03-6805-0527
ジェイエムウエストン 青山店 03-6805-1691
トムウッド 青山店 03-6447-5528
真下商事 03-6412-7081
リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238

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