履くだけで大人な印象になる、注目のスニーカー６選

残暑が続く毎日ですから、足元は涼しげに。サンダルを上品に履くのもいいですが、機動力を重視するならやはりスニーカーが鉄板です。

暑苦しさを払拭するオールホワイトやネイビーなどのモデルを軽快に履けば、適度に脱力したスタイルを爽やかに彩ります。

とはいえ今年は、春先からアースカラーが注目されたこともあってか、夏でも足元に茶系を取り入れる洒落者が目立ちます。ちょっと暑苦しい、などと思うことなかれ。

実は茶系のスニーカーは、夏に欠かせないリネンのセットアップやオフホワイトのイージーパンツ、真っ白なデニムなどと好相性なのです。いわゆるミルクティーコーデを体現します。

しかもスエードやヌバックなどのレザー系アッパーを選べば、貫禄が宿りますから、程よくドレスアップした際にも馴染んでくれます。

品格を保ちつつ、スニーカーならではの軽快感が加われば、こなれて見えるのもポイントかと。

狙い目は、汎用性の高いローテクタイプ。ドレスアップ時とスポーティな装いを考慮して、即戦力となるモデルをピックアップしてみました。

2019年に登場した名作、“ファウンドリー”をアップデイトさせた“ファウンドリーII”。　

柔らかで繊細なカーフスエードが最大の持ち味ですが、取り外し可能なフットベッドも内蔵し、クッション性にも優れています。

クラシックなランニングシューズを想起させるアッパーは、無駄な装飾のないシンプル顔。ラストもほっそりしているため、膝下がテーパードしたスラックスにもハマります。

ステッチやシューレースは茶系で統一しており、スポーティなルックにも適度なドレス感をもたらします。

ヒールにお馴染みのペブルの装飾を配したスニーカーの新作は、アッパーに重厚なヌバックを採用したシンプルモデル。

ラグジュアリーな存在感も十分で、脱力した夏スタイルに合わせても貫禄を損ないません。暖色アッパーをチョイスすれば、なおさらです。

ラバーのアウトソールにはラバーペブルのエンボスを施し、グリップ力も良好ですから、リゾート地で長時間歩く場合も心強いかと。

かつてのアーカイブからインスピレーションを得て、満を持して復刻した“1938 テニス”。

キャンバスアッパーをしなやかなスエードにアップデイトした上品な表情は、スポーティでいてドレッシーな装いにも馴染みます。

エラスティックシューレースも付属するため、着脱がしやすいのも嬉しいポイントかと。コルクインソールなど、メゾンらしいディテールや快適な履き味もお見事です。

老若男女に愛され続ける名作“CM996”。オールピッグスエードのブラウンモデルは、ファッショニスタの注目株です。

グレーやホワイトアッパーが定番人気ですが、オフホワイトのリネンパンツやアースカラーのカジュアルセットアップを上品に着こなすなら、ブラウンモデルこそが本命でしょう。

二層構造のミッドソールがもたらすクッション性と安定感は健在ですから、デイリーに履きたくなりますよ。

サッカーのインドアトレーニングシューズであり、60年代らしいレトロなデザインが持ち味の“サンバ 62”。

シャープなアッパーフォルムと、ウェッジソールが特徴的で、イマドキの裾幅がゆったりとしたイージーパンツにもバランスよくマッチします。

特に茶系スエードモデルなら、子供っぽく見えないという効能もあり、着こなしの幅がぐっと広がりますよ。

F1の耐火レーシングシューズをモチーフにした“スピードキャットOG”。

レトロなルックスと、ボリュームのないソールは新鮮で、近年、愛用するセレブやインフルエンサーがその魅力を発信したことでも話題にもなりました。

ありきたりなスポーツ系スニーカーとは一線を画したモデルをお探しなら、迷わずこちらを。茶系スエードなら、落ち着きと渋味も増して、よりスタイリッシュに楽しめますよ。

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