女子が思わず身を寄せたくなる、イケおじ春のデートコーデ５選

あなたの周りの女性たちを眺めてみてください。どんな色の洋服を着ていますか？ 白、黒、ネイビー、グレイ、ベージュ……基本、ニュートラルなトーンの装いですよね。次に、「どんな色が好き？」と聞いてみましょう。「やっぱり黒かな」「私はネイビー」……都会派の女性であるほど、シックな色がお好みなんですよね。ではさらに質問。「こどもの頃、どんな色が好きだった？」 これには90％の割合で「私はピンクが好きだった！」と返ってきます。

そう、女子は実はみ～んなピンクが好き（だった）。なぜか？ その理由には、狩猟採集をしていた時代に赤い果実が成熟を表しているから、とか、ピンクが生物学的に赤ちゃんを意味する色で、女性の母性本能を刺激するからだ、など諸説あるようです。理由はともあれ、女子が実はピンク好きなら、オヤジだってピンクを着るべし！ 誰だってかわいく見えちゃう、ニクイ色なんだから♡。

起毛感のある素材でパウダーピンクとは心ニクイ。ヒゲの生えたオヤジさんにこそ、こんなスタイルを積極的に取り入れていただきたいものね。色リンクさせたスニーカーも、大人スニーカーの定番ニューバランスで、なんだか人を安心させるコーデだわ。隣の女子の春色コーデも甘すぎずナイス。

パンチングスエードのジップアップJKはともすればやさぐれオヤジになりがちなアイテムなのだけど、この方はスマートにキマッってる。その秘密はこのスモーキーピンクのパンツと白スニーカーで、ほどよい品と色気を加えていること。このバランス、実にイタリア的よね。

白いトップスが“レフ板効果”なら、ピンクのトップスは“チーク効果”。顔色を血色よく、若返らせる魔法のカラーであるピンク。白アイテムとなら、よりその効果は高まります。ホラ、ホッペだけじゃなく、頭まで桃色に輝いているみたいに見えるでしょ？

上下ともにピンクで、イタリア版ペーさんといったところかしら（笑）。ディオールのカーゴショーツに肩掛けしたニットを、共色でセットアップ。シャツと足元を白で統一することで、あくまでさわやかに着こなしている点がお見事ね！

ベーシックなTシャツ合わせのジャケパンスタイルだけど、ピンクのジャケットとグレーの組み合わせのおかげでとっても品良く、おしゃれに。この時、パウダーピンクならライトグレー、濃いピンクならチャコールグレーと、互いのトーンをそろえるのがコツ。この場合は、やわらかなベージュピンクが、渋顔なオヤジを優しく見せてくれているわ。