2023.10.30

LEON編集メンバーのただいま偏愛中【6】

デートで勝てる!【キメ服】6人6通り

皆さまも、デートの「キメ服」をお持ちのことと思います。恋の勝負をキメるかもしれないそれを、編集メンバーに聞いてみたところ、6人6通りの結果となりました。さぁ、貴兄の「キメ」と重なるモノ、ありました?

CREDIT :

写真/木村 慎(Heritier) スタイリング/四方章敬 文/竹内虎之介(シティライツ) 編集/堀川正毅、渡辺 豪、加藤寛太(すべてLEON) イラスト/ミツミマリ

モテるために欲しいモノといえば、コレを忘れるわけにはいきません。そう、恋の勝負のハイライトたる、ここぞ!のデートを彩るキメ服です。ところが面白いもので、キメのとらえ方は人それぞれで微妙に違う。そのへんの妙味を編集メンバー渾身の「推し」から読み解いてみましょう。

◆ 「ブリオーニ」の『La Donna』白セットアップ/Selector:赤松いづみ

“年下ボーイをイイ男に育てたい”

ジャケット69万3000円、パンツ17万6000円/ともにブリオーニ(ブリオーニ クライアントサービス)
▲ ブリオーニのメンズウエアと同様のエッセンスが流れる、ウィメンズのスモーキングジャケット&パンツ。ジャケット69万3000円、パンツ17万6000円/ともにブリオーニ(ブリオーニ クライアントサービス)
言わせてください、女にもキザになりたい時があるんです。本格的にアラサーになり、一緒に過ごす相手も大人の男性一辺倒ではなく、たまに年下とも絡むようになりました。そんな大人の女性の皮を被りたい時に着たいのが、ブリオーニのウィメンズライン「La Donna」の白セットアップです。

フル白で腹黒さと下心を隠しつつ、見るからに上質な素材と縫製で相手に緊張感も与え、自分自身を奮い立たせて……。年下ボーイをイイ男に育てるためには自分もイイ女にならねば!ですからね。

赤松いづみ(編集部員)

放ってはおけない可愛がられキャラの末娘。LEON在籍も5年を数え、“みんなのアシスタント”から一人前の編集者へと脱皮を図りつつある今日この頃。まだまだ実力十分とはいえないが、持ち前の明るさ、愛されるナイスなキャラクターで部内だけでなく、外部スタッフやクライアントをも巻き込み、日々、成長中!? 金髪のおかっぱという覚えやすいスタイル(金髪1号)も好評。あとは経験を積むだけか。

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◆ 「ジョルジオ アルマーニ」のセットアップ/Selector:堀川正毅

“着られてる感なく王道勝負服を着る”

ジャケット42万9000円、パンツ21万4500円/ともにジョルジオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
▲ アルパカを混紡したブークレ素材のセットアップ。テディベアのような起毛感と軽さが魅力です。ジャケット42万9000円、パンツ21万4500円/ともにジョルジオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン)
アルマーニのセットアップといえば泣く子も黙る王道の勝負服。それだけに、まんまだと「アルマーニに着られちゃってる」男に見えかねないという不安から、ちょいヒネリの利いたモコモコの一着をチョイス。

でも、さすがはアルマーニ。着ると、その絶妙な甘さと上下おソロのスマートさが融合し、なんとも良い表情を見せてくれるんです。防寒性も高く、冬でもインナーはTシャツ一枚でOKそう。そういう意味でも、着膨れ御法度なオヤジにとってコレはモテるキメ服といえましょう。

堀川正毅(編集長代理)

編集長代理として、ザ・中間管理職を担うNo.2。西ドイツ生まれ、フィリピン育ち。新卒でIT企業に入社したものの、LEONが好きすぎてとらばーゆ。LEONではファッションなどを担当するが、食や美容への関心も高く、ほかの編集者のレストラン企画やビューティ特集にも首を突っ込んでいる。酒好きだが弱く、飲み会では中盤頃から端っこでの居眠りがお約束。海外取材は気合いと熱量でどうにか乗り切る46歳。

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◆ 「サンローラン」のレザーブルゾン/Selector:武田一希

“学生時代からの憧れを今年こそ!”

ジャケット67万1000円/サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ(サンローラン クライアントサービス)
▲ サンローランのアイコンたるレザーのモーターサイクルジャケット「L01」。印象的な3つのジップポケットが目印。67万1000円/サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ(サンローラン クライアントサービス)
人生で初めて購入したメゾンのアイテムは、サンローランの黒デニム。名古屋の学生だった頃、バイトで貯めたお金を手に東京の店舗へ赴き購入したのは良い思い出です。その際に試着した名作ライダーズ「L01」はいまもずっと憧れ。

タフでありながら、しなやかかつエレガントで、まさに一生モノの雰囲気。当時からデザイナーは変わり、世界観も変化していますが、本作は変わらず展開されていることからも、メゾンにとってこの一着がいかに重要かがうかがえます。今年こそはぜひ!

武田一希(編集部員)

キャリア7年目を迎える期待の次期エース。大学時代にLEON編集部に連絡をしてきて、「バイトでも何でもいいからLEONに入れてほしい」と懇願してきたほどのLEONラバー。その持ち前のアグレッシブさで、いまやファッションやジュエリーなどの企画を積極的に担当する欠かせないメンバーに。最近では現代アートの作品を購入したり、盆栽アートの入手を検討したりと、興味のアンテナは高く鋭い。

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◆ 「ブルネロ クチネリ」のスーツ/Selector:四方章敬

“黒を着ても優しげな自分を妄想して”

スーツ91万1900円/ブルネロ クチネリ(ブルネロ クチネリ ジャパン)
▲ 独特のワン アンド ハーフブレストのジャケットと、テーパードパンツによる黒のピンストライプスーツ。シルエットがすでにアイコニック。91万1900円/ブルネロ クチネリ(ブルネロ クチネリ ジャパン)
個人的にキメ服といえば、やっぱりスーツ。でも、タイドアップでかっちり着るというよりは少しヌケ感を漂わせながら着こなしたい。そんな時に出合ったのがこの一着です。

ブルネロ クチネリ得意のワン アンド ハーフブレストでボタンの間隔が狭いので、着流しコーデに間違いなくハマる。しかも、ブラックストライプというところが珍しくていいなと。これにベージュとかオフホワイトのニットを合わせ、黒スーツだけど優しげな自分を表現したらモテるかも……と妄想しています。

四方章敬(スタイリスト)

ここ数年、もっとも多く深くLEONのファッションに携わり、編集者の妄想を高いレベルで具現化してきたスーパースタイリスト。モノへの造詣が深く、40代ながらクラシック(ドレス)の世界に軸足を置いているため、ポップで遊びの効いたカジュアルなスタイルも、どこか品のある大人の装いに昇華させることができる凄腕。LEON以外にもメンズ誌やブランドのディレクションを担うなど、多方面で活躍中。

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◆ 「ルイ・ヴィトン」のモコモコダウン/Selector:近藤高史

“リッチで可愛げは無敵ですから”

ダウンブルゾン161万7000円/ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトンクライアントサービス)
▲ ルイ・ヴィトンのトランクの内装から着想を得たレザーストラップ&クロージャーが目を引く、シアリングダウンブルゾン。161万7000円/ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトンクライアントサービス)
LEON本誌でも再三再四取り上げてきたフワモコ。その見た目や素材感だけでも十分モテると思うのですが、それがルイ・ヴィトンって……! 誰もが知っているブランドの誰もが振り向くフワモコは、非の打ちドコロがないモテアイテムかと。

コレをデートに着ていけば「触らせて♡」のひと言は確実。でもその前に、まずはクルマの後席に立てて、なんならシートベルトもしちゃいます。で、お迎え時に彼女のひと笑いをいただいちゃえば、ドライブ先でのスリスリもスムーズにいくって計算です。

近藤高史(副編集長)

軽〜いノリとちょい不良(ワル)を真摯に貫くLEONの風紀委員長。意外!?や99%が外様なメンバーのなかで、数少ないプロパー(新卒から主婦と生活社)エディター。10年前に運良く(悪く?)LEON編集部に配属、クルマ、ゴルフ、ホテル担当として誰よりも“LEONっぽい”行動や趣向でチームを盛り上げている、頼れる副編集長。最近、真っ赤なポルシェ911を購入し、LEONっぽさに磨きがかかっている。

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◆ 「キリュウキリュウ」の別注コート/Selector:渡辺 豪

“迫力と存在感が凄まじい”

コート8万5800円/キリュウキリュウ(買えるLEON)
▲ 薄く軽く光沢のあるトロピカル生地によるドレープコート。その名のとおりドレープ分量の多い生地使いが特徴。ベルトでウエストを絞り分量のメリハリをつけても◎。8万5800円/キリュウキリュウ(買えるLEON
このコート、トレンチをベースに凄い分量の生地を使って作ってもらいました。「モダンで艶っぽく、存在感のあるコートを」と、ざっくりしたオーダーで去年別注したんですが、完成度の高さにひと目惚れ。

その後、サンプルを着て某メゾンのパーティーに行った際、ディレクターから「とっても素敵なコート!」と出会い頭に褒められた一着であり、街中でも凄まじい存在感で視線を集めています。なので、この秋の再販時(去年は即完売)には自分サイズを買おうとたくらんでいます。

渡辺 豪(編集部員)

LEONの暴れん坊。LEON前は海外の紛争地帯で治安維持活動に従事していた経験もある、生粋のソルジャーエディター。LEONに入って漏らしたひと言「ここは戦場よりもエグい」は名言。塊肉をひとりで1kgくらいならペロリと平らげてしまうが、最近はさすがにセーブしている様子。LEONのECサイト「買えるLEON」のディレクター兼バイヤーで、日々ユーザーの“欲しい!”を叶えている。

2023年11月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

買えるLEON kaeruleon.jp
サンローラン クライアントサービス 0120-95-2746
ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070
ブリオーニ クライアントサービス 0120-200-185
ブルネロ クチネリ ジャパン 03-5276-8300
ルイ・ヴィトンクライアントサービス 0120-00-1854

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