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2022.12.27

この冬、モテるアウターは【ダブルのチェスター】9選

この冬必須のモテるアウターはチェスターコート、しかもよりクラシックなダブルのロング丈です。で、それをただ真っ当に着るのではなく、ひらりとやんちゃに着流しましょう。そうすることで、あえての隙から男の色気が滲み出すのです。

CREDIT :

写真/人物・前田 晃(maettico)、静物・蜂谷哲実(Hachiya Studio) スタイリング/男性・四方章敬、女性・金野春奈 ヘアメイク/古川 純  文/竹内虎之介(シティライツ) 編集/井原宏太、赤松いづみ(ともにLEON)

【1】 ソブリン

大人カジュアル前提のダブルの黒チェスター

コート22万円/ソブリン(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)
▲ 男性●コート22万円/ソブリン(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)、デニムジャケット5万6100円/RHC(RHC ロンハーマン)、Tシャツ7700円/デウス エクス マキナ(デウス エクス マキナ浅草)、パンツ4万9500円/イガラシ トラウザーズ(ビームス 六本木ヒルズ)、サングラス4万4000円/アイヴァン 7285(アイヴァン 7285 トウキョウ)、時計60万5000円/ベル&ロス(ベル&ロス 銀座ブティック)、チェーンブレスレット15万7300円、バングル7万3700円、リング2万8600円/すべてガルニ(ガルニ東京) 女性●コート13万2000円/タンデム(ストックマン)、パンツ3万3000円/テラ(ティースクエア プレスルーム)、そのほかはスタイリスト私物
腰周りに絞りを入れず、ストンと落ちるシルエットに仕立てられた黒のダブルブレスト。素材は上質ウールを採用。デニムやイージパンツに合わせてこなす、上品な大人のカジュアルスタイルをイメージした一着です。

懐の深いチェスターゆえ、ひらりな着流しも余裕

ダブルでロング丈のチェスターといえば、数あるクラシックアウターのなかでも正統中の正統。ひと昔前ならビシッと着こなす一着でした。もちろん、それはそれで健在ですし、オヤジたるものできなきゃいけない着こなしです。が、そういうものをあえて着崩せるのもオヤジの力量。加えて、クラシックアイテムの懐の深さでもあります。

なので、この冬はフロントボタン全開で、なんなら襟も無造作に立てて、ひらりと着流してしまいましょう。すると、まるで女性のドレスのスリットから覗くなまめかしい脚のごとく男の色気が滲むのです。こういうのって簡単そうに感じますが、着慣れていないとなかなかサマになりません。だからこそ、オヤジにオススメなのですよ。

【2】 サンローラン

極上のエレガンス宿るノッチドダブル

コート51万7000円/サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ(サンローラン クライアントサービス)
▲ コート51万7000円、ブルゾン33万円、Tシャツ4万6200円、パンツ15万9500円、サングラス4万9500円、スニーカー8万5250円/すべてサンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ(サンローラン クライアントサービス)

「ダブルのチェスター」の基本の選びとこなし

【Point1】 ちょいユル〜いダブルのロング丈
【Point2】 前ボタンは留めずにひらりと着流す
ミックス感あるウール混素材を用いたノッチドラペルのダブルブレストコート。ウエストに施されたタックとそこに沿うように配されたウエルトポケットが印象的な表情を生むエレガントな一着。

最上級のエレガンスが漂うダブルでロング丈のチェスターコートを、ボタンを留めず着流すのがこなしの基本。インナーもテーラードジャケットではなくカジュアル合わせでやんちゃに攻める、が正解です。
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男らしい胸元でさらにやんちゃな感じに

ダブルのチェスターを着流すというのは、言わばハズしの装い。で、ご承知のとおりハズしは塩梅が肝要です。チェスターの場合、その圧倒的な正統感ゆえ、軽いハズしではなかなかハズしに見えません。

ので、思いっきり遊ぶのが正解。具体的にはスタジャン、ライダーズ、ジージャンという3種の男気アウターをまさかのインナーとして使ってしまう。このギャップが色っぽいのですよ!

【3】 セリーヌ

黒スタジャンでアイコニックな遊び添え

コート47万8500円(予価)/セリーヌ オム バイ エディ・スリマン(セリーヌ ジャパン)
▲ コート47万8500円(予価)、ニット11万5500円(予価)、デニム12万1000円(予価)、靴12万6500円(予価)/すべてセリーヌ オム バイ エディ・スリマン(セリーヌ ジャパン)
シックな黒のチェスターコートにちょいハードな色落ちデニム。と、ここまではある種ドレスハズしの定石ですが、インナーがいつもの黒のジャケットではなく、モダンななかにもちょいアメリカンな風味漂うまさかの黒のスタジャン。これ、とってもお洒落でアイコニックにキマりますよ。さらには襟立て、前開きでラフにこなすことで男の色気が解放されるのです。足元はドレス靴で。

【4】 イーヴォ

ベージュのライダーズでエレガントに不良(ワル)さ添え

コート10万7800円/イーヴォ(トヨダトレーディング プレスルーム)
▲ コート10万7800円/イーヴォ(トヨダトレーディング プレスルーム)、ニット4万9500円/クルチアーニ(ストラスブルゴ カスタマーセンター)、パンツ3万8500円/ジェルマーノ(ビームス 六本木ヒルズ)、マフラー2万900円/ベグ アンド コー(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター)、サングラス10万7250円/マツダ(オブジェ・イースト)、リング48万4000円、バングル110万円/ともにシンパシー・オブ・ソウル(S.O.S fp 恵比寿本店)、時計236万5000円/ゼニス、靴7万9200円/パラブーツ(パラブーツ青山店)
ライダーズは、シングル型の上質素材を選ぶべし。
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【5】 ピーティートリノ

ジージャン合わせで男の色っぽさ添え

コート14万3000円/ピーティー トリノ(PT JAPAN)
▲ コート14万3000円/ピーティー トリノ(PT JAPAN)、Tシャツ7700円/デウス エクス マキナ(デウス エクス マキナ浅草)、パンツ7万8100円/ロンハーマン、ブレスレット13万7500円、プレートブレスレット11万円/ともにバニー(スープリームス インコーポレーテッド)、スニーカー3万5200円/ペリーコ サニー(アマンオンラインストア)
デニシャツ合わせをコートスタイルにも持ち込もうというのがこちらの合わせ。その際インナーはダブルのチェスターがもつ重厚感に合わせ、こなれたジージャンにする。と、絶妙なバランス感で男らしくキマります。

ちなみに、イタリアオヤジもやんちゃな感じ

この冬のイタリアオヤジのコート姿を見てみると……やっぱり皆さんやんちゃな感じ。ダブルのチェスターをひらりと着流し、インナーには男らしいカジュアルアウター。まるでスプリングコートを羽織るように軽やか〜にこなしていらっしゃいます。(c)Massi Ninni

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冬のエレガンスを倍速させるメゾンの一芸チェスター

ダブルのチェスターをやんちゃに着流す。という時点で十分タダモノでない感じが漂いますが、さらに素材やディテールに一芸を秘めたメゾンの一着を選べば、そのオーラは覇王級。必ずや若者からの「参りました」を引き出せますよ。

【6】 ブリオーニ

その毛並みに別格のラグジュアリーが漂う逸品

コート83万6000円/ブリオーニ(ブリオーニ クライアントサービス)
▲ コート83万6000円/ブリオーニ(ブリオーニ クライアントサービス)
毛足の長いラグジュアリーな手触りと抜群の柔らかさを備えたウール×アルパカの混紡素材によるダークグレーのダブルスプリッタブルオーバーコート。ふたつの別々の生地の表面を目に見えないよう丹念に縫い合わせることで一枚布のような美しさとドレープ感を表現。ブリオーニ伝統のサルトリア技術が凝縮された大人のためのダブルの一枚なのです。

【7】 エトロ

脱いでもエレガント!な裏地自慢の一着

コート35万2000円/エトロ(エトロ ジャパン)
▲ コート35万2000円/エトロ(エトロ ジャパン)
ふんわりと膨らみ感のあるウール×カシミア素材で仕立てられたベージュのダブルブレストチェスターコート。両袖のシームに沿って配された、幾何学調デザインのパイピングディテールにエトロらしい色柄へのこだわりが滲む一着です。さらに内側にはブランドのアイコンたるペイズリー柄が全面にあしらわれた大胆な裏地を装着。脱いだ際にも圧巻のエレガンスを発揮します。
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【8】 フェンディ

まったく別の顔に変身できる両A面コート

コート59万4000円/フェンディ(フェンディ ジャパン)
▲ コート59万4000円/フェンディ(フェンディ ジャパン)
深みのある黒の色出しやボディと共地のくるみボタンにフォーマルなムードが漂うウール×シルクのダブルブレストコート。しかもこの素材、裏側全面にブラックとホワイトによる「FF」ロゴモチーフをあしらったダブルクロスで、裏返しても着用できるリバーシブル仕様。ブラック面と同様のエレガントなスタイルをまったく別の表情で装うことができるのです。

【9】 ディオール

伝説の「バー」ジャケットをメンズコートで再解釈

コート75万円/ディオール(クリスチャン ディオール)
▲ コート75万円/ディオール(クリスチャン ディオール)
1947年の「ニュールック」で知られる「バー」ジャケットをメンズウエアとして再解釈したシリーズからのダブルブレストコート。印象的な絞られたウエストとヒップにかけて広がる構築的な曲線を再現するだけでなく、ステッチを外側に出すことによって荒削りでマニッシュなムードを表現。素材はプリンスオブウエールズチェックをあしらった茶のウールツイル。
2023年1月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

アイヴァン 7285 トウキョウ 03-3409-7285
アマンオンラインストア 03-6418-6056
RHC ロンハーマン 0120-008-752
S.O.S fp 恵比寿本店 03-3461-4875
エトロ ジャパン 03-3406-2655
オブジェ・イースト 03-3538-3456
ガルニ東京 03-3770-4554
クリスチャン ディオール 0120-02-1947
サンローラン クライアントサービス 0120-95-2746
ストックマン 03-3796-6851
ストラスブルゴ カスタマーセンター 0120-383-563
スープリームス インコーポレーテッド 03-3583-3151
ゼニス 03-3575-5861
セリーヌ ジャパン 03-5414-1401
ティースクエア プレスルーム 03-5770-7068
デウス エクス マキナ浅草 03-6284-1749
トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567
バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター 0120-137-007
パラブーツ青山店 03-5766-6688
PT JAPAN 03-5485-0058
ビームス 六本木ヒルズ(カジュアルフロア) 03-5775-1620
フェンディ ジャパン 03-3514-6187
ブリオーニ クライアントサービス 0120-200-185
ベル&ロス 銀座ブティック 03-6264-3989
ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 03-5772-5501
ロンハーマン 0120-008-752

コートが気になるならコチラも

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