いま、イケてる大人のオシャレに欠かせないアレとは？

再生素材、CO2排出削減、オーガニックとアプローチはさまざまですが、いわゆるサステナブルな取り組みは、昨今のファッションでは欠かせないもの。地球環境を壊してまでお洒落に熱心なのは、当然いただけませんからね。でも、お洒落であることはとても大切。気に入ったものを長く着続けることも、サステナブルですから。

で、今回はラグジュアリーブランドからリリースされたサステナブルなアイテムを集めてみたんですが、例えばディオールならトレンドを問わないシンプルなデザイン、ジミー チュウなら再生素材にしてさらに長く使えるタフな生地、サルヴァトーレ フェラガモならデイリーにヘビロテできるアップサイクルアイテムなど、どれもリアルに使い続けられるスペックになっています。

で、さらに見どころは、いかにもサステナブルじゃないってこと。サステナブルと聞くと、シックで地味な印象がありますが、ちょっとカラフルなものでお洒落を楽しむってのもオツですよ。サステナブルをひけらかすのではなく、どんな時でも“これ見よがしじゃない”ってのが、本当にカッコいい大人ですからね。

スニーカーブランドやアーティストなど、多彩なコラボコレクションを発表してきたディオール。今回タッグを組んだのは、環境保護団体として海洋環境問題に取り組む「パーレイ フォー ジ オーシャンズ」です。

上のアノラックとショーツに使われているのは、海や離島で回収されたプラスチックや釣り具などをアップサイクルしたもの。デザインは極々シンプルで、スポーツやアウトドア、ストリートといったイマドキなトレンドとなじみつつも、トレンド問わず着続けられます。

アノラックはポケッタブル仕様で、収納するとサドル型のポーチに。日常使いはもちろん、トラベルウエアとしても幅広く活躍してくれますよ。

日本発藍染めブランドのブアイソウとコラボした日本限定コレクション。伝統的な藍染めならではの表情豊かな奥行きある藍色に染まるのは、コットン製のリサクルキャンバスになっています。耐久性が高く、長く使い続けられるのがキャンバスの魅力。しかも藍染めなら経年変化も楽しめるので、お洒落も満喫できますね。

「サスティナブル シンキング」と題し、さまざまな取り組みを行う同ブランド。こちらのトートバッグでは、海洋廃棄物を再利用したECONYL®（エコニール）や、リサイクルポリエステル製のジッパーテープなどを活用。ガンチーニをアクセントに効かせたミュールでは、環境に配慮したPVCやリサイクルポリエステル製ステッチが採用されています。