2019.06.27
大人が恥ずかしくない小銭入れの選び方
電子マネーによる少額決済が浸透する中、まだまだ完全不要には至りませんが、財布から小銭が減りつつあります。そんな中、小銭の持ち方への意識も変わりつつあるようです。
- CREDIT :
写真/蜂谷哲実(hachiya studio) スタイリング/稲田一生 文/安岡将文
必要な時に取り出す、これが本当のスマート決済
とはいえ、小規模な店舗などではまだ必要な場合が多いのも現実。そこで最近増えているのが、札&カード入れと小銭入れの別持ちです。カード払いが多いビジネスでは薄い長財布と小銭入れの別持ちは定番でしたが、そろそろカジュアルな装いのときにも必要かと。
札やカードを入れた薄い財布はポケットにしまいつつ、頻度が少なくなった小銭入れはカバンに。これが、キャッシュレス過渡期における財布の活用術なのです。
◆ アニアリ
質感、使い勝手、エイジングの3拍子揃い

ジップを開けると、中仕切り兼ポケットがお目見え。細かな仕分け収納に便利です。外観はシンプルですが、ライニングにはここおなじみのカモフラ柄を配し、さりげない遊び心も。
◆ クライス
質実剛健にして、艶という美的ポイントもあり

スナップボタンによって開閉するタイプで、ポケットはひとつと、作りもシンプル。使い込むほどに増すコードヴァンならではの艶感は、まさに一生モノです。

◆ フェリージ
コンパクトでもきちんと仕分けが可能です

使い込むとしっとりと馴染み、美しい艶顔に育ちます。深みのあるネイビーに、ゴールドカラーのジップが高級感を演出。ジップのプルタブのコバまで丁寧に磨かれた点も、それを後押しします。

◆ ラルコ バレーノ
小さくても存在感ある大胆な差し色使い

ボタンもくるみボタン。革にはフランスの高級老舗タンナーである、アルラン社製ゴートレザーを採用。繊維が細かいので手馴染みがよく、また軽さと耐久性を両立しているところもポイントです。

◆ メゾンタクヤ
作りは極単純、でも実はよく考えられてます

スナップボタンも同革でカバーされています。ライトベージュの品良さの中にも、エキゾチックレザーならではの色気をにじませます。

■ お問い合わせ
エンメ 03-6427-2261
ファーレ 03-5464-6993
フィーゴ 03-5772-8348
プルーム 03-5793-3224
ラコタ 03-3545-3322