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2021.04.04

■ DJI FPV

FPVドローン体験レポ! 誰でも“空中ドライブ”を楽しめる!?

先月発売となった「DJI FPV」。最高速度140kmのドローンはどんな人にオススメなのか。ここでは、体験会を通して分かったことをお伝えします!

CREDIT :

文/平井敦貴 

ドローンでよく聞く「FPV」って何の略?

▲ 「DJI FPVコンボ」15万4000円/DJI
DJIが満を持して投入したFPVドローン、その名も「DJI FPV」。ドローンユーザーならずとも気になっている方は多いのではないでしょうか?

ちなみに「FPV」とは「First Person View(一人称視点)」の略。専用ゴーグルを装着し、ドローンのカメラ映像を直接見ながら操縦することで、まさに一人称視点での飛行が楽しめるんですね。
▲ FPVなら空を飛ぶような目線で飛行が可能。
FPVは主にレース用ドローンで使用され、「DJI FPV」もそのスピードや操作性などはレース用ドローンに“近い”仕上がり。“近い”というのは、「DJI FPV」は厳密に言うとレース用ドローンではないため。クルマで例えるなら、レーシングカーではなく市販のスポーツカーといった立ち位置で、それゆえ、プロレーサーだけでなく幅広いユーザーが楽しめる機体となっています。
▲ 専用ゴーグルと「DJI FPV」本体。
ということで、今回はそんな「DJI FPV」の販売を行うセキドさんの体験イベントに参加しましたので、そのレポートをお届けいたします!
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レース用ドローンとの違いはココ!

▲ ドローンレーサーのえりんぬさん。
イベントではドローンレーサーのえりんぬさんを講師に招いて行われました。ちなみにえりんぬさんには以前、LEON.JPのこちらの動画で撮影をしていただいたご縁があります。
サーキットを疾走するMINIをドローンで追従! レース用ドローンでは、こんな迫力ある映像を撮ることができるんです。(2:53〜、7:50〜のシーンに注目!)
▲ レース用ドローンと「DJI FPV」の違い。
イベントではまず「DJI FPV」の特徴をポイント解説いただきました。レース用ドローンと比較すると以下の5つの特徴があります。

●飛行時間が長い(約20分。レース用ドローンは約3〜4分)
●簡単操縦
●組み立て済み
●一部パーツは簡単に交換可能、Care Refreshサービスもあり
●信号がロストした場合、RTH(自動帰還モード)が発動


つまり、組み立て済みで簡単に操縦ができ、ロングフライトと安全飛行が可能な高速ドローンということになります。ちなみに、最高速度は140km/h! 驚異的な速さです。

また、本格的なレース用ドローンの操縦には「アマチュア無線技士」などの資格が必要ですが、「DJI FPV」ではそれらの資格が不要というのもポイント。FPV初級者でもとっつきやすい仕様です。(※)
※FPV飛行に関しては法律や規制があります。こちらの条件をクリアしておく必要がありますので、飛行前には必ずチェックをしておきましょう。
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狭いところもお構いなし! ギュンギュン飛びます

▲ ゴーグルを装着し、スマートフォンとプロポ(コントローラー)に接続したら準備OKです。
今回の体験会では、操縦はえりんぬさんが行い、参加者はゴーグルを着用しての擬似的な飛行体験となりました。まずはその映像をご覧ください。
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▲ うまく再生できない場合はこちらより。
鳥のような俊敏な動きで空中を周遊。一般的なドローンではこんなに滑らかな動きはできません。
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▲ うまく再生できない場合はこちらより。
えりんぬさん、その可愛らしい見た目とは裏腹にギュンギュン攻めます(笑)。狭いスペースにも切り込んでいくので爽快感がたまりません!
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▲ うまく再生できない場合はこちらより。
さらには機体をくるりと一回転! 縦横無尽に機体が旋回するので慣れていないと目が回ります。ただ、スピードに関しては思ったよりも慣れそうな感じです。おそらくクルマの運転が好きな方ならFPVの操縦もスムーズにできるのかもしれません。
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「DJI FPV」はどんな人にオススメか?

今回は操縦ではなくゴーグル越しでの擬似体験でしたが、その急加速やクイックな動きは一般的なドローンとは比較にならないレベルだということを実感。それでいて一式が15万円ちょっとで買えるのですから、本格的な趣味にするにはもってこいと言えます。個人的にも欲しいです(笑)。

では実際にどんな人にオススメかと言うと、

●ドローンやラジコンの操縦に既に慣れている方
●クルマの運転が好きな方やスピードに慣れている方
●飛行可能な練習場所が近くにある方
●これから本気の趣味として打ち込みたい方
●安全飛行を徹底できる方

これらを満たしている方は特に向いていると言えるでしょう。

反対に「初ドローン」の方や「練習場所が確保できない」方にはあまりオススメができません。馬力のあるスポーツカーと一緒で、ある程度の運転技術を磨いてからでないと事故のリスクが高くなります。安全飛行の徹底をお忘れなく!

そして、これから技術を磨きたいという方はセキドさんでも講習会を行っているのでチェックしてみるのもオススメです。

最後に公式のPVを共有いたしますので、こんな夢の“空飛ぶドライブ”を体験してみたい方はぜひ検討を。

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