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2020.07.26

今ドローンを買うなら? 「Mavic Air 2」が超“お得”な4つの理由

DJIのドローンの中でも「本格撮影ができる軽量モデル」という位置付けの「Mavic Air」。そのセカンドモデルを調べてみると、かなりの衝撃スペックでした。ここではそんな「Mavic Air 2」が超“お得”な理由を4つ挙げていきます!

CREDIT :

文/平井敦貴 

いよいよ発売されたハイアマチュア機種

▲DJI「Mavic Air 2」10万5600円(税込) https://www.dji.com/jp/mavic-air-2
本格的な空撮を可能にしながらも、抜群の携帯性でドローン界に革命を起こした「Mavic Air」。その後継機となる「Mavic Air 2」がいよいよ発売となりました! これによりDJIの一般向けドローンのラインナップは以下の3機種に集約。より選びやすくなっています。

●Mavic 2:プロ仕様。カメラが異なる「Pro」と「Zoom」の2モデルを展開。
Mavic Mini:199gの重さにより、日本の航空法の適用外となるエントリーモデル。
●Mavic Air 2:上位機種を凌ぐほどのスペックを持つ軽量モデル。

ということで、ここではまずMavicシリーズ3機種の違いを見ていきましょう。
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●映像の仕事でも使われる「Mavic 2」

▲DJI「Mavic 2 Pro」19万7560円、「Mavic 2 Zoom」16万5000円
一般向けとしては最上位機種となる「Mavic 2」は、プロも使用する本格モデル。1インチの大型カメラセンサーを搭載し、ハッセルブラッド製のレンズによって画質を高めた「Mavic 2 Pro」と、1/2.3インチのセンサーでズーム機能を持つ「Mavic 2 Zoom」の2タイプが展開されています。Mavicシリーズの中では唯一「側方」と「上方」にも障害物センサーを備えるため、映像関係の仕事でも使用される、まさにプロユースのドローンです。
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●パーソナルドローンに最適な「Mavic Mini」

▲DJI「Mavic Mini」4万6200円
続いては最も小型軽量な「Mavic Mini」。こちらは200gをギリギリ切る重さにより、法律に縛られることなく、幅広い場所で飛行させることが可能となりました(詳しくはこちらの記事をどうぞ)。本機はエントリークラスのドローンではあるものの、その実力は折り紙つき。1/2.3インチのCMOSセンサーを搭載し、2.7K・30fpsの動画撮影まで対応。最大伝送距離も2kmを達成しています。旅行やイベント、あるいは室内でのパーティーなどでも使用できる、まさにパーソナルドローンに最適な一台となっています。
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●プロ機を凌ぐアマチュア機「Mavic Air 2」

▲「Mavic Air 2」10万5600円
そして今年ついに発売となったのがこちらの「Mavic Air 2」。初代からは見た目が大きく変化しました。そのデザインは「Mavic 2」や「Mavic Mini」のイメージが踏襲され、プロペラの形状やアームの折り畳み方なども同様のシステムになっています。実際に初代モデルや「Mavic Mini」と並べてみるとその違いは明白です。
▲左から「Mavic Air 2」、「Mavic Air(初代)」、「Mavic Mini」
初代モデル(写真中)と比べると、「Mavic Air 2」(写真左)のデザインが一新されているのがわかります。さらに「Mavic Mini」(写真右)と比べてみると、まるで親子のようなサイズ違いに。
▲左から「Mavic Mini」、「Mavic Air 2」
このように、「Mavic Mini」をそのまま大きくしたような「Mavic Air 2」ですが、その特筆すべきポイントはどこにあるのでしょうか? ここでは4点に絞ってご紹介していきます。
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【Mavic Air 2のポイント(1)】

センサーが大型化し、動画と静止画の性能もアップ

「Mavic Air 2」のセンサーサイズは1/2インチと、初代モデルや「Mavic Mini」の1/2.3インチから大型化が図られました。また、最大撮影解像度は動画4K・60fps/写真48メガピクセルとなり、上位機種「Mavi 2」の4K・30fps/12メガピクセルを大きく凌ぐスペックに! それでいて価格は大幅に下というわけですから、いかに「Mavic Air 2」 が“お得”かがわかります。

【Mavic Air 2のポイント(2)】

34分の最大飛行時間はシリーズ最長

ドローン撮影では、その最大飛行時間は重要な要素。この時間が短いと何度もバッテリー交換をすることになり、せっかくの撮影チャンスを逃してしまうことにもなってしまいます。その点、「Mavic Air 2」は3500mAhの大容量バッテリーを搭載することで、シリーズ最長の34分の連続飛行が可能に。初代「Mavic Air」の最大21分と比べて、なんと約13分も長く飛ばせるようになりました。バッテリー切れによる中断が少なくなるので、撮影のテンションが維持できるのもうれしいポイントです。
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【Mavic Air 2のポイント(3)】

新設計の使いやすい送信機

送信機のデザインが変更されたのも注目点です。これまでのMavicシリーズでは携帯性が重視され、折り畳み式のアームによってスマートフォンを挟み込む形が採用されてきました。しかしこの「Mavic Air 2」ではそのデザインを一新。新設計のクランプにより、スマートフォンの取り付けが簡単かつ安定性が高まる形に変わっています。
▲左から「Mavic Air 2」、「Mavic Mini」、「Mavic Air(初代)」の送信機
「Mavic Air 2」の送信機はサイズ感こそ増したものの、グリップがしやすく操作性も向上。実際に手にしてみると質感や強度が高くなった印象も受けます。「Air」シリーズが「軽量・携帯性」に加え「操作性の向上」へと大きく舵を切ったのが伺えます。
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【Mavic Air 2のポイント(4)】

実際に撮ってみるとその画質の差が鮮明に

何よりも高画質化がこの「Mavic Air 2」最大の進化。こちらのプロモーションビデオではその美しい映像が余すことなく収められています。

ここでは、実際に初代「Mavic Air」、「Mavic Mini」と同じロケーションから静止画を撮り比べてみました。
左から「Mavic Mini」「Mavic Air」「Mavic Air 2」となります。いずれもJPGで撮影した画像をWEB用にリサイズのみ行っています。
▲「Mavic Mini」にて撮影。
▲「Mavic Air」にて撮影。
▲「Mavic Air 2」にて撮影。
このように3機種を見比べると「Mavic Air 2」の画像が最もクリアでシャープな印象です。特に雲のディテールや空のグラデーション、遠くのビルの鮮明さに至るまで、全体にわたって奥行きのある描写となっているのがわかります。一眼レフカメラに近い絵作りで、ヌケ感がありキレの良さも両立。10万円ちょっとのドローンでここまで撮影できるというのはただただ驚くばかり。センサーサイズの大きさこそプロ御用達の「Mavic 2 Pro」に劣りますが、絵作りに関しては同等レベルのクオリティと言えるのかもしれません。
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結論、モノにこだわる方はこれを買えば後悔なし

こうして見てくると、「Mavic Air 2」はプロの使用も想定した機体であることがわかってきます。初代の「Mavic Air」がターゲットとしていたライト層は「Mavic Mini」がカバーし、本機はハイアマチュアやセミプロのドローンフォトグラファー、コンテンツクリエーターが主なターゲットとなってくるのかもしれません。

しかしながら、ドローン未経験者でもアウトドアやカメラが趣味の方、モノにこだわる方であれば、この機種を強くオススメします。テクノロジーの分野では、初めから良いモノを使った方が結局は無駄が少ない場合が多々あるからです。この「Mavic Air 2」であれば、あらゆるシーンでベストショットが撮影できること間違いなし!

これからの夏のシーズン、海や山といった自然を撮りにドローンを初めてみてはいかがでしょうか?

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