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2023.08.19

ソニーの最高峰ノイキャンイヤホン! 「WF-1000XM5」を先行レビュー【9月1日発売】

ソニーの完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」をフォトグラファー&ガジェット系YouTuber・中西 学が実機先行レビュー! 大人気の先代から、デザイン、音質、ノイキャン機能がさらにアップデイトした、その真価に迫ります。

CREDIT :

企画・写真/中西 学 文/TOMOKO 編集/平井敦貴(LEON.JP) 商品貸出:ソニーマーケティング株式会社

9月1日の発売に先駆け実機レビュー!

「WF-1000XM5」4万1800円(ソニーストア価格、編集部調べ)/ソニー
芸術の秋。ガジェットも最新アイテムに衣替えしたくなりますよね。そんなオヤジたちに、またまたソニーからすごいイヤホンが発売されるのでご紹介! 最新技術によって欲しい機能が全部詰め込まれ、ノイキャンでは“世界最高レベル”を謳う「WF-1000XM5」。その実機を、フォトグラファー兼ガジェット系YouTuber・中西 学が9月1日の発売に先立ってレビュー致します!
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大ヒットの先代からさらにアップデイト!

私は2021年に発売された「WF-1000XM4」からの愛用者ですが、まず手に取ってみてそのサイズダウンに驚きました。先代モデルからケースは体積比で15%、重さは5g減となり、ついには40g以下を実現。かなり軽量でスマートとなりました。厚みのあるイヤホンケースは服のポケットに入れると膨らんだり重さでヨレたりして見た目が悪くなりますが、この薄型のサイズ・形状なら胸ポケでもパンツのポケットに入れてもOK。持ち運びがしやすくなっています。
「WF-1000XM5」4万1800円(ソニーストア価格、編集部調べ)/ソニー
▲ 片耳5.9gの小型設計。
またイヤホン本体は薄型の新ドライバーユニットとメイン基板のSiP化(チップ類をまとめて1つのパッケージに詰め込むこと)により前モデルより1.4g軽量小型化され、片耳わずか“5.9g”に。長時間装着することを考えるとこの1.4gの軽量化はかなりありがたく、耳を疲れにくくしてくれます。
「WF-1000XM5」4万1800円(ソニーストア価格、編集部調べ)/ソニー
イヤホンの素材感とデザインも一新されています。その設計には世界各国の多様なユーザーの耳の形状を基に、多くの人が快適に使用できるよう研究されたのだとか。デザインは光沢感のある素材とマット素材がシームレスに組み合わされており、角度によって表情が変わり、見た目はかなりクールです。また耳の内側にフィットする曲線形状と設置面の縮小化により、耳への圧迫感が抑えられ、前作はパーツも大きく、耳から飛び出る部分が多い印象でしたが、それが改善されて高い装着感と安定性を感じさせます。イヤーピースもデザインの改善が行われ、本モデルからSSサイズも追加。耳の小さい方でもフィットする形状となりました。
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世界最高レベルを謳うノイキャン性能!

「WF-1000XM5」4万1800円(ソニーストア価格、編集部調べ)/ソニー
前作でも業界トップクラスのノイキャン機能を搭載していましたが、本モデルではさらに20%のノイズ低減を実現。その理由は「統合プロセッサーV2」と「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2e」によるデュアルプロセッサー設計で、パフォーマンス力が向上したことにあります。

「統合プロセッサーV2」ではリアルタイムにノイズ処理を行い、環境に合わせて常にノイキャン性能が最適化。「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN2e」ではノイキャンマイク数が6つに増えたことで低域のノイズを低減します。またドライバーユニットも口径サイズが8.4mmへとアップしたことも低音ノイキャン性能の向上に貢献しています。

私は新幹線による出張が多く、常に重低音のノイズが気になっていたのですが、「WF-1000XM5」は他のノイキャン機能にありがちな“圧迫感”を感じることなく、走行音から周囲の乗客の環境音、車内販売などなど、不要なノイズをしっかりカットしているのを実感しました。これなら車内での仕事効率が一気に上がりそうです。

また、前作「WF-1000XM4」や「LinkBuds」にも搭載されている「アダプティブサウンドコントロール」が引き続き使用できるのも私的には高ポイント。これは一度設定をしておくとシーンや使用者の行動に合わせてノイキャンと外音取り込みを自動で切り替えてくれる機能で、外で歩いている時などには自動的に外音取込みを行ったり、電車の中に移動するとノイキャンを自動でONにしてくれたりと、新しい機能ではないものの、そのきめ細やかさは非常に完成度の高い、洗練されたイヤホンだなと思わせてくれます。
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秀逸なベース音と自分好みのイコライジング

「WF-1000XM5」4万1800円(ソニーストア価格、編集部調べ)/ソニー
気になる音質を見ていきましょう。前述した小型の新ドライバーユニット「ダイナミックドライバーX」のおかげで音質はさらに向上しています。

私は普段から90年代の海外HIP HOPやR&Bなどベース音の効いた音楽を好んで聴いていますが、重要な低音が緩く、イコライザーでベースを上げるとボーカル音が消えてしまうイヤホンが多いなと感じていました。ですが、この新ドライバーユニットのお陰なのか、ベースが非常にパワフルで心地よく、高音域の伸びや中高域の明快さも含め、音楽全体の解像度が一気にアップした印象を受けました。全体的なバランスが向上したので、これならほかのジャンルの音楽でも楽しめそうです。
また専用アプリ「Headphones Connect」では「ファインド・ユア・イコライザー」が新たに追加され、アプリ内で再生される音楽を聴きながら好みの音質を3段階に選択していくことで、事細かくイコライザー調整をしたかのような、自分にピッタリの音質設定が可能となりました。こちらも実際に使ってみると自分好みの設定が行え、とても新鮮な機能です。
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小型化を感じさせない高い通話品質

「WF-1000XM5」4万1800円(ソニーストア価格、編集部調べ)/ソニー
通話品質の向上も見逃せません。普段は外出先で通話をすることが多い私にとって、通話中の環境音や風切り音のカットは最大のテーマ。「WF-1000XM5」は、5億サンプルを超えるAIの機械学習によって装着者の声と環境ノイズを分離してくれる「高精度ボイスアップテクノロジー」を採用し、周囲のノイズを抑えて自分の声だけをクリアに届けてくれます。さらに骨伝導センサーにより、どんな騒音の下でも相手の声を正確でクリアに伝えてくれるので、コミュニケーションがよりストレスフリーで、お互いの声のキャチアップをしっかりと行なってくれます。

イヤホン本体のデザインもあえて凹凸を少なくすることで風切り音を最小限に抑えることに成功したといいます。実際に屋外での通話を試してみましたが、こちらの風切り音が相手に聞こえることはありませんでした。こういったきめ細やかなアップデイトでソニーの完全ワイヤレスイヤホン史上最高の通話品質を実現しているんですね。

また、高いバッテリー性能も魅力のひとつ。たった3分の充電で1時間再生可能な急速充電にも対応し、Xperiaユーザーならスマホからの「おすそわけ充電」も可能に。ほかにもマルチポイント接続や動画視聴やゲームを低遅延で楽しめる「LE Audio」にも対応。IPX4相当の防滴なのでスポーツシーンでも活用できそうです。

そんなソニーが誇るハイスペックイヤホンの価格は4万1800円(ソニーストア価格、編集部調べ)。サイズはどんどん小型化されていくのに欲しい機能はたっぷりと詰め込まれたこの新型イヤホン。デキる男のガジェットは常に最新であるべき! というわけで、9月1日の発売に合わせて、この秋はぜひ「WF-1000XM5」に衣替えをしてみては?
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

中西 学(なかにし まなぶ)

中西 学(なかにし まなぶ)

写真家。日本の美を世界に発信したいと思い写真を始める、風景や人々の営みを写真や動画を通じて海外にSNSを通じて発信することを志している。ドローンやVRなど最新機材を使いこなし動画クリエーターとしても 活動し60秒以内で作りあげるショートムービーなど数多く手掛ける。
http://www.ukphoto.co/
https://www.youtube.com/user/glicosmile
・公益社団法人 日本写真家協会 正会員
・一般社団法人 日本UAS産業支援振興協議会 会員(JUIDA)
・Microsoft CERTIFIED Trainer
・dji CAMP Specialist

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