2020.01.26
初ドローン買うならどっち? 199gの「Mavic Mini」と4K撮影の「Mavic Air」
先日発表されたDJIの小型ドローン「Mavic Mini」。その特徴はズバリ機体の重さを199gまで絞った点。これにより航空法の規制を受けることなく、多くの場所での飛行が可能となりました。ここでは上位機種の「Mavic Air」と比較し、どちらを買うべきか、そしてどちらがモテるかを考察します!
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文/平井敦貴
199gは航空法の適用外!

ここでは、そんな「Mavic Mini」と、その上位機種である「Mavic Air」を比較し、初ドローンで買うならどちらがオススメかを考えていきます。
約230gの差は大きい? 小さい?

ちなみに大きさのイメージでいうと「Mavic Air」(430g)はだいたいペットボトル1本くらいで、「Mavic Mini」(199g)は缶コーヒー1本ほどのサイズ感。いずれも小型軽量ですが、その差は体感できるレベルです。
比較的大きい「Mavic Air」は安定性に優れ、より遠くまで飛ばすことができます。反対に「Mavic Mini」は小型なぶん飛行距離が短いものの、ある程度の広さがあれば屋内の飛行にも対応します。
それぞれの特徴をまとめると以下のようになります。
【1】 DJI「Mavic Air」

●4K動画など本格的なドローン撮影が可能
●片手で掴めるほどコンパクト
●長距離飛行が可能(最大飛行距離:無風時で10km)
●障害物を感知してストップするセンサー付き
【短所】
●航空法により、場所によっては飛行不可
●サイズがあり、室内飛行には向いていない
【2】 DJI「Mavic Mini」

●航空法の制限なしで飛行可能
●首からぶら下げられるほどコンパクト
●室内でも飛行できるサイズ感
●クラス最高峰の2.7K動画撮影
【短所】
●前後のセンサーがなく、障害物に注意が必要
●上位機種に比べ、飛行距離や撮影モード数が少ない
4Kでの本格撮影かセルフィーか

反対に、ちょっとしたイベントや旅行先で使うなら「Mavic Mini」が向いています。コンパクトなサイズを生かし、彼女とのセルフィーなども簡単に撮ることができます。また、撮った写真や動画はアプリ経由ですぐに共有できるのでSNS好きな女性からも喜ばれるでしょう。
結論、モテるのはどっち?

機体価格に約2倍の差があるので、初ドローンの場合、まずは「Mavic Mini」で試し、操作に慣れてきたらより遠くに飛ばせる「Mavic Air」に移行するのもアリでしょう。
いずれも買って後悔なしの機種ですので、ぜひ用途に合わせて検討するのをオススメします!
DJI
「Mavic Mini」
「Mavic Air」