スニーカー通勤に使える定番の一足は？

こんにちは、LEON.JPの平井です。
暑かったり涼しかったり、毎日着ていく服に悩む時季ですね。

平日はスーツだから悩まない？

いやいやそんな方でも、今年からスポーツ庁が推進している「スニーカー通勤」のムーブメントで靴選びに熟慮しているのではないでしょうか。

ということで今回は、そんなスニーカー通勤にも使える一足。そしてこのたび私も新しく買い換えた、ナイキの定番スニーカー「コルテッツ」をご紹介します。

定番スニーカーと言えば、コンバース「オールスター」やアディダス「スタンスミス」を挙げる方も多いでしょう。こちらの記事でも「定番白スニ」としてそれぞれ紹介されていますね。しかし、私にとって外せない定番スニーカーと言えば、やはりこのナイキ「コルテッツ」が一番！ でもって「スニーカー通勤」にも使うとなれば、黒レザーのタイプ一択となります。今回買い足したのもそんなレザータイプの一足です。

さて、もはや説明不要かもしれませんが、このナイキ「コルテッツ」が陸上用のシューズとして登場したのは1972年のこと。発売当時はオニツカタイガー（現・アシックス）の人気モデル「オニツカタイガー コルテッツ」にナイキのトレードマークであるスウッシュをつけた〝だけ〟のモデルでした。

というのも、遡ること1960年代。オニツカタイガーの米国代理店を担っていたのが創業間もないナイキであり、この「コルテッツ」の基となるデザインを提案したのも、その当時のナイキだったと言われています。その後、オニツカタイガーとの契約解消をもって、ナイキは自社商品として「コルテッツ」を発売。権利関係が未整理だったことから一時は良好だったオニツカタイガーとの訴訟沙汰にもなった一足なんですね。（ちなみに裁判はナイキ側が勝利し、オニツカタイガーは「コルテッツ」というモデル名の使用がその後禁止となりました）

そして、そんなナイキの「コルテッツ」はそのアイコニックなデザインから瞬く間にファッションシーンを席巻。若干のデザイン変更を繰り返しながら現在に至っています。（ウンチクですが、初代「コルテッツ」のデザインはアシックスからも「オニツカタイガー コルセア」というブランドで現在、復刻販売されています。「コルセア」も定番としてぜひ持っておきたい一足なので、機会があれば改めて紹介したいと思います）

さて、話を戻しましてナイキの「コルテッツ」ですが、まずはその特徴を見ていきましょう。ちなみに、上の写真の左が履き古したスエード素材のモデルで、右が今回買い足したレザータイプ。ガシガシ履くと1〜2年で寿命となるのがスニーカーのさだめとはいえ、比べてみるとやはり左はもうクタクタですね。

まずはそのシルエット。つま先から甲にかけての丸みを帯びた流線美が最大の特徴ですね。また、そのシンプルなデザインに大きく配されたスウッシュは、足元のアイコニックなポイントとして機能します。「コルテッツ」には限定色を含め、このスウッシュとアッパーの組み合わせが様々ありますが、通勤スタイルや大人の休日スタイルに合わせるのであれば同系色を選んだ方がコーディネートしやすくオススメです。

シュータンにはナイキのロゴタグが縫い付けられており、本モデルでは茶目っ気のある薄いピンクに（レディースモデル限定色）。

ちなみに今回購入したのはレディースモデルの29cmで、普段よりも1cmほどサイズアップしています。メンズモデルと違ってシェイプが細いので、スーツやスラックスにも合わせやすいのがレディースモデルの良いところ！ なお、コルテッツはサイズがキツめに作られているため、通常より1〜1.5cm上のサイズを選ぶのが基本となっています。購入の際には実際に試着してサイズを確かめた方が良いでしょう。

シンプルなデザインながらもサイドのスウッシュがポイントとして機能する「コルテッツ」。さらに後ろから見るとヒール部分にも「NIKE」の文字が。シュータンと同じく薄ピンクなのでさりげないワンポイントとして機能します。このあたりは好みが別れるところなので、さまざまなカラーバリエーションから自身にあったものを選ぶのが良いでしょう。

ちなみに私が初めて「コルテッツ」を購入したのは中学生の時。当時は学生服にあわせて履いていましたが、デニムにもスラックスにも合わせられるので、それ以降20年以上の付き合いとなりました。年齢によって服装が変化していくのは自然な流れですが、この「コルテッツ」は下駄箱に常にある一足。あるだけで安心感が違いますので、皆さんにもオススメする次第なんですね。

今年から本格的に推奨される「スニーカー通勤」。その最初の一足として、購入リストに追加してみてはいかがでしょうか？

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