2018.02.16

いきなりですが、これ何だかわかりますか?

箱に詰まった粉の山、何だと思います? どこかの砂浜の砂? いえ、実はこれ黒胡麻なんですよ。和菓子好きならご存知の方もいると思いますが、渋谷区幡ヶ谷に本店を構える「ふるや古賀音庵」の胡麻団子なんです、はい。

CREDIT :

文/大崎文菊(LEON.JP)

ふるや古賀音庵「胡麻団子」
ごきげんよう、LEON.JPの大崎です。
今回ぜひ皆さまにご笑味いただきたいのが、「ふるや古賀音庵」の胡麻団子でございます。“笑味”なんて、ふるやさんにちと失礼ですが、食べれば必ず笑顔になりますからお許しをば。

さて、この胡麻の山、どこから手をつけていいのやら。団子どころか串の一本も見当たらねえ、てやんでえ。と、鼻をすすりながらいつの間にか江戸っ子を気取ってしまうことでしょう。そこは紳士だろうが淑女だろうが、ガバッと指を突っ込んでくださいまし、指は後で舐めればいいのですから。ほらね、胡麻の山から団子が出てきましたでしょ?
ふるや古賀音庵「胡麻団子」
さてさて、前置きが長くなりましたが、やっと団子のお目見えですね。一串3つの団子が5本。早速お口に突っ込んでくださいまし。黒胡麻の芳醇な香りと和三盆の優しい甘みがたまりませんから。ひとりやふたりで5本はちょっと多いと思いますよね。いやいやとんでもない! 食えちゃいます。ワタクシも毎回ひとりで平らげちゃいそうでして、危ねえ危ねえ、が口癖に。
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ふるや古賀音庵「胡麻団子」
平らげちゃうもう一つの理由が、消費期限が買ったその日なんですよ。保存料を一切使用しておらず日持ちは当日中、販売も店舗のみ。創業以来、素材本来の味を大切にするお店のこだわりだそうで。昭和11年の創業から続いているっていうから凄いですよね。

あ、そうそう、食べ終わると誰もが気になるのが、大量に残る黒胡麻ね。こんなに山盛りにするから余るんだよ!とツッコミたくなりますがご安心を。この残った黒胡麻、料理に使うとこれまた美味い! ワタクシのお薦めはほうれん草の胡麻和え。茹でたほうれん草と和えるだけなので誰でも出来ちゃう、ぜひお試しを。
ふるや古賀音庵「塩豆大福」「きんちゃく最中」
「ふるや古賀音庵」のお薦めは胡麻団子だけじゃありませんよ。えんどう豆の程よい固さともっちもちの餅生地のハーモニーが絶妙な「塩豆大福」や、懐かしい味が癖になる「きんちゃく最中」も絶品です。

◆ ふるや古賀音庵 【渋谷・幡ヶ谷本店】

住所/東京都渋谷区幡ヶ谷3-2-4
営業時間/9:00~18:00 ※1月1日以外無休
お問い合わせ/03-3378-30030120-008-360
URL/https://www.koganean.co.jp/furuyakoganean

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