2021.06.23

オンとオフの新たな切り替え方法は“建築めぐり”!

なかなか行けない海外旅行の代わりに新たな楽しみとしているのが、国内の“建築めぐり”。過去に行ったことのあるお気に入りのスポットや、これから訪れたい場所も含めてご紹介いたします!

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文/吉川彩夏(LEON.JP)

こんにちは、LEON.JPの吉川です。
いきなりですが、みなさんオンオフの切り替えはどうしていますか? 私は海外旅行でエネルギーを得ては、仕事の活力にしていたため自粛が求められるいま、どうしても気持ちが内に入りがちだなあと感じていました。

そこで最近、自身の新たなリセット方法となっているのが、国内の“建築めぐり”。ココに、お気に入りをピックアップしてみたのでご覧ください。
建築といっても幅が広いのですが、特に好きなのはコンクリートとガラスの組み合わせで造られた建造物です。シンプルな中に潜む美しさがストレートに伝わってくる点がなぜだか惹きつけられてしまうのです。また、大きな窓ガラスから入り込む光は、時間によって変化をもたらすのでどんどんと表情が変わっていく姿も魅力のひとつだと思っています。

日本を代表する建築家・安藤忠雄さんの建造物はその手法を得意としていて、実際に体験してみると想像力や好奇心を掻き立てられるものばかり。
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●Spot 01

宿泊がアート体験

一つ目は、以前のブログでも紹介したのですが松山市にある「瀬戸内リトリート 青凪」。もとは、企業のゲストハウス兼美術館として1998年に竣工したエリエール美術館。その後、オールスイート全7室のミニマルラグジュアリーホテルとして、安藤さんの手によりリノベーションされ、宿泊業の領域だけにとらわれない、アートや文化の発信もしているんです。

一度泊まったことはあるものの、瀬戸内をショーケースに閉じ込めたような眺めや、宿泊がまるでアート体験かのような感覚、なにより心地よく過ごせる空間は“もう一度泊まりたい”、そう思うホテルです。
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●Spot 02

丘のてっぺんに、大仏の頭!?

二つ目は、札幌市の真駒内滝野霊園にある「頭大仏」。ドーム状の屋根の真ん中に空いた穴から頭だけつき出して見えることから、そう呼ばれています。大仏殿の完成は2016年。高さ13.5メートルの大仏はもともと屋外にあったのですが、開園30周年記念に大仏殿の設計を安藤氏に依頼し、このユニークな姿に。
いざスロープへと歩みを進めていくと、大仏の顔がずっと見えないままなのです。真っ白なアプローチ、結界のような水庭、薄暗いトンネル。そのトンネルを抜けるか抜けないか、という頃になってようやくお顔を拝することができます。

「顔が見えない」ということは、こんなにも想像と期待をかきたてるものなのかと感じました。

面積180万平方メートルの広大な敷地の、宗派を問わない公園霊園。コロナ前は多くの外国人観光客も訪れていたそうです。水庭のほとりには、軽食やお茶で一服できる「ロタンダカフェ&ストア」も設けられています。
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●Spot 03

迷路に迷い込んだかと錯覚するようなつくり

三つ目は、石川県かほく市にある日本で唯一の哲学の博物館「西田幾多郎記念哲学館」です。哲学という学問にとってもっとも大切なことは「考えること」とされています。まさにその「考える」を体現できるのがこちらの建築なんです。

中の構造は、複雑でまるで迷路のよう。建物を歩きながら、迷いながら「考えながら」次に進む道を選び出せるよう、そのような設計になっているんです。
写真のような鉢上に吹き抜けが広がり、天窓からは陽の光が射し込むこの美しい空間で思索にふけることもできます。自分と向き合いたい、少し一人になって考えたいと思う時にピッタリの場所です。

以上、「建築」というものを体験して五感で感じることができる建造物たちです。

最後は、ついに開館となった安藤忠雄さんが改修設計をしたフランス・パリにある美術館「Bourse de Commerce」。こちらも中に入ると巨大な吹き抜けに美しい自然光が差し込むつくりになっています。いまは、いつかここに行けることを楽しみに過ごしています!

■ お問い合わせ

瀬戸内リトリート 青凪
HP/www.setouchi-aonagi.com

真駒内滝野霊園
HP/www.takinoreien.com

西田幾多郎記念哲学館
HP/www.nishidatetsugakukan.org

Bourse de Commerce
HP/www.pinaultcollection.com

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