2017.08.14
AUDI R8でサーキットを爆走して気づいたこととは?
Audi Sport Driving Experienceに参加して知った、その意義とドライビングの奥深さ。
今回は、食からはなれてクルマのオハナシを。
デイリーにクルマに乗っていると、自分の運転がどうなのかって意外に分からないものですよね。
先日、そんな運転について見直すよい機会を頂きました。
年に数回行われている体験プログラムなのですが、
この中身がスゴイ!
なんと、R8に乗り、実際にサーキットを走れちゃうのです。
ライセンスはもちろん不要。
最初にプロドライバーの横に乗り、走り方のレクチャーを受けます。
ハンドルを切り始めるポイントにはオレンジのパイロン。
クリッピングポイントにはグリーンのパイロンがおいてあるので、
それを目印に走れば、初めてでもそこそこライン取りはわかります。
ところが、一周も回らないうちに、なにがなんだかさっぱり分からなく……
そこそこに起伏がありつつ、ホームストレートでは結構スピードが乗るそう。
主催者からはR8で全開で走ると260kmは出るので早めにブレーキを、とアナウンスがあったのですが、ワタクシは全くスピードが乗らない。最終コーナーが登りのブラインドコーナーのため、
ライン取りがよくわからず、結果ストレートに入ってからしか踏めない、という悪循環。
さらに、一般道では体験することのない道幅一杯を使ったコーナリングは、
アクセルオンとブレーキングをしっかりと行わないと、思ったように走れない。
そんな感じで、コースをなかなかつかめずにいると、数台でまとまって走り始めたのに、先導車がペースを上げたとたん、あっという間に前のクルマは見えなくなり一人旅に。
遅くてイライラされているんじゃないか、と気にすればするほど運転はおかしくなり。
初体験はなんとも微妙な走りに終始。ごめんなさいR8。すみませんAUDIさん。
こちらはコース幅が狭く、コースも短く、少し慣れてきたのもあり、
結構イイペースで走らせることができました。
普段首都高などでコーナーを曲がるときには、ほとんど気にしていなかったブレーキングの重要性。
ですが、この日乗ったR8もTTRSも4WD。サーキットというシチュエーションなので、当然思い切りブレーキングして曲がります。
どちらも懐の深い、余裕のコーナリングで、さすが、Rモデルは違うなぁ〜。
と、勝手に納得していたのですが、その帰り道にちょっと思い出して自分のクルマでもきちんとブレーキングしてみると、あら不思議、すっと曲がるじゃないですか。
そうです、常にアンダーだったのは自分の運転がまずかったんです。
愛車に詫びをいれつつ、基本に気づかせてくれたAudi Sport Driving Experienceに感謝の一礼。
もちろんそれはクルマ好きにとっては常識。ですが、頭で分かっているだけなのと、実際に肌感覚で知っているとのでは大違い、なんですよね。
そんなわけで、体験プログラム初参加の感想。
面白い!ためになる! おかげで、いろいろな気づきもアリ、ますますドライブが楽しくなったのでした。
アウディ乗りのみなさまも、そうじゃないみなさまも、是非こういう体験プログラムに参加してみてはいかがでしょうか?
ではまた!