2021.02.11
やっぱり日本人の私にとって、この靴しか勝たん!
とにかく楽ちんが当たり前の昨今、足元はもっぱらスニーカーばかり。う〜ん、ちょっと飽きてきたかなぁと思っていた、そんな時……。日本発の高級紳士靴ブランド「三陽山長」の展示会で、気になる靴を見つけちゃいました!
- CREDIT :
文/大崎文菊(LEON.JP)
そんなことを思っていた矢先、三陽山長の展示会で「プレステージライン」なるものを発見。感想を単刀直入に言うと、これかなりイイです!

作りとしては、まず目についたのがシームレスヒール。紳士靴好きなら、その継ぎ目のない美尻にもはやエロティシズムを感じるかと(笑)。縫製のピッチも実に繊細。さらに、コバの矢筈仕上げに、まさしく日本の靴職人の意気込みを感じます。
革は、フランスの老舗タンナー「HAAS」。家族経営の小規模タンナーで、大量生産を行わない頑固一徹系。新規もなかなか取らないことで有名ですが、それをかなり粘り強く口説いて最高のボックスカーフを手に入れることができたのだとか。
で、今回展開するのは3モデル。通常モデルのダブルモンク「源四郎」を愛用する私ですが、う〜ん……プレステージラインのダブルモンク「謹製 源四郎」が欲しい! どうしようと悩んでいると、プレス担当者から「3足まとめて購入される方が、結構いますよ」と悪魔の囁きが……。まあ、このこだわりで13万円なら確かにお買い得感あるかもなぁ。
謹製 源四郎

▲ プレステージライン専用のデザインとなる、インソールの刻印。日本謹製 特別誂靴と記されています。
▲ コバを三角形に削り出した矢筈仕上げ。文字通り矢の尾部分を模した仕上げで、日本独自のスタイルと言われています。
▲ 繋ぎ目のないシームレスヒール。1枚仕立てである贅沢さとともに、高度な吊り込み技術であることを誇示します。
▲ 通常ラインでもその緻密さに定評のある縫製。プレステージラインでは、さらなる精密さを披露しています。
▲ プレステージライン専用のデザインとなる、インソールの刻印。日本謹製 特別誂靴と記されています。
▲ コバを三角形に削り出した矢筈仕上げ。文字通り矢の尾部分を模した仕上げで、日本独自のスタイルと言われています。
▲ 繋ぎ目のないシームレスヒール。1枚仕立てである贅沢さとともに、高度な吊り込み技術であることを誇示します。
▲ 通常ラインでもその緻密さに定評のある縫製。プレステージラインでは、さらなる精密さを披露しています。
謹製 友二郎

謹製 勇一郎

以上、これら3足のプレステージラインは三陽山長 日本橋髙島屋S.C.店、及び、三陽山長公式オンラインストア(SANYO iStore)で、2021年2月17日(水)〜2月28日(日)の期間限定で先行受注会を開催予定。通常販売は3月中旬頃を予定しております。
■ お問い合わせ
三陽山長 日本橋髙島屋S.C.店 03-6281-9857
SANYO iStore https://sanyo-i.jp/s/b/sanyoyamacho